ブロッコリーの茎について
ブロッコリーはビタミンC、ビタミンE、カロテン、鉄など、多くのビタミンやミネラルを含んでいます。その栄養素は蕾の部分だけでなく、茎や葉の部分にもしっかり入っています。
基本的に野菜は、食べられない部分はないと言われています。食べるか食べないのかは自分が決めることであって、食べにくいから切り捨てているということです。つまり食べやすく美味しく調理ができれば解決するはず!
そう考えると、ブロッコリーの蕾の部分を調理する時に切り捨てている、栄養がたっぷり詰まった茎の部分って、すごくもったいないと思いませんか。ぜひこれからは捨てずに美味しく食べるようにしてください。
調理の仕方
まずは茎の部分を食べやすくするために、茎の周りの硬い部分を切り落としていきましょう。そして中の柔らかい部分を使っていきます。
硬い部分ももちろん食べることができますが、細かく刻んだり茹でたりして柔らかくしてから食べましょう。
スープにする
一番簡単で食べやすいのが、スープに入れることです。薄くスライスしたものを味噌汁やスープ、カレーやシチューに入れてもいいですね。
ブレンダーやミキサーをお持ちでしたら、蕾の部分と合わせてブロッコリーを丸々一個刻んでミキサーなどにかけてポタージュにしても美味しいです。
炒め物や漬物に
いつも切り捨てていた茎の部分に対して「苦みやエグみがあるのでは?」というイメージを持っている方もいるかと思いますが、硬い皮の部分を剥けばブロッコリーの茎はクセもなく食べやすいです。
スライスしてきんぴらにしたり、ベーコンと炒めても相性が良く美味しいです。そして食感がいいのでぬか漬けや、浅漬けにするのもオススメです。
いかがでしたか。いつもブロッコリーを調理する時に切り捨てる部分が多くて、もったいないなぁ。と思っていたので色々試してみましたが、なんで今まで捨ててしまっていたのだろう!と思うくらい使いやすく、食べやすかったです。
今が旬のブロッコリーをこれからは丸々一個、美味しく頂いちゃいましょう!
2017/2/20 WooRis掲載
執筆/やまさきけいこ