欠けた器に差す光 <正位置 ペンタクルの5>
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4月生まれさん、こんにちは。
9月を含むこの秋は、心の欠乏感との葛藤があるかもしれません。足りないものばかりに目を奪われ、立ち塞がったような気持ちになってはいませんか。
このカードは「欠乏」の象徴ですが、同時に「隠された救い」も示します。
欠けた場所にこそハマるものあり。時に孤独や不安に覆われる場面があっても、それがあなたの心を豊かに耕し、誰かと心を分かち合うための架け橋となるでしょう。
弱みを見せるのは恥じゃない
誰かに頼ることや弱さを見せることは恥ではなく、真の強さといえるもの。むしろ「助けて」と救いを求める一言を伝えるとき、本当の信頼を得ることができるのです。
物質的な不足は一時的でも、真の心の交流から得る信頼関係は長く残ります。その時ようやく、目に見える豊かさよりも、見えない共感や思いやりの価値を知ることができるともいえます。そこでの時間はつめたい夜にともる小さな灯りのようにあなたを温めてくれるでしょう。
【開運の鍵】
何かを捨てれば、何かが舞い込む。
イラスト/ナガタニサキ

淡の間
(あわいのま)1991年生まれ。西洋占星術やヨーロッパ発祥の自然療法などを用いてオリジナルのカウンセリングを行なう。毎年大好評のオリジナルダイアリーが今年も発売! 詳しくは公式インスタグラムをチェック。
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