◎材料(2人分)
キャベツ | 1/4個 |
塩 | 小さじ1/3 |
ごま油 | 小さじ2 |
塩昆布 | ひとつまみ |
おろしにんにく | 少量 |
粗びきこしょう、炒りごま | 各適量 |
【作り方】
(1)キャベツはざく切りにしてボウルに入れ、塩をふってもみ、水気を絞る。
(2)(1)にごま油、塩昆布、おろしにんにくを加えて混ぜ、なじんだら器に盛り、こしょうと炒りごまをふってできあがり。
[キャベツはこんなにエライ]
キャベツには、βカロテン、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンU、ビタミンK、食物繊維など、栄養がぎっしり。老化防止や、がんなどさまざまな病気を防ぐ抗酸化作用は、野菜の中でもトップクラスです。
キャベツに代表されるアブラナ科の野菜に含まれる酵素・イソチオシアネートは、特に抗酸化力が高く、がんをはじめ、心臓病などを予防する働きが高いと認められています。
また、キャベツに豊富なビタミンUの別名はキャベジン。おなじみの胃薬の名前は、ビタミンUに由来しています。胃粘膜を修復・保護する働きがあり、胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍に効くだけでなく、二日酔いを予防します。
ビタミンKは、骨にカルシウムが沈着するのを助けるので、カルシウムと一緒に取ることで骨粗鬆症の予防にも効果が。
イソチオシアネート、ビタミンC、ビタミンUは熱に弱いので、生でよくかんで食べることが大切ですが、加熱してもそのほかの栄養がたっぷりとれるので、さまざまな調理法でバランスよく取り入れましょう。
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取材・文/沖田恵美 調理・写真/まなナビ編集室
(初出 まななび 2017/06/16)