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雪が降ると「犬は喜んで庭をかけまわる」って本当?心温まる冬の愛犬エピソード

寒い冬は犬をもふもふして暖をとっている方も多いことでしょう。「犬は喜び庭かけまわる」と童謡でも歌われているように、寒さには強いイメージがありますよね。はたしてそのイメージは本当かどうか……?

『kufura』では現在犬を飼っている、あるいはかつて犬を飼ったことがある男女219人に、“愛犬との心温まる冬ならではの思い出”についてアンケートを行いました。読むだけで心も体もポカポカになること間違いなしのエピソードを、愛玩動物飼養管理士(ペットケアアドバイザー)の筆者がご紹介します!

初雪に犬が大喜び!でもはしゃぎすぎて…

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「大雪が降り、ひざまで積もったときに、遊びがてら散歩に行くと、最初は勢いよく前をはねるように進んで行っていたのに、途中から疲れたのか、私が歩いた後をついてい来るようになった。大雪で新雪の中をずっと跳ねて進むのはかなり体力がいることなんだなと思い、笑ってしまった」(37歳/女性/その他) 

「子供と一緒に雪山の滑り台を滑るのが好きで可愛かった」(45歳/女性/学生・フリーター)

新雪に向かってラッセル車のように突撃したものの、途中でバテてしまった犬も……。子犬や若い犬、やんちゃな犬ほど張り切りすぎてしまうのですが、エピソードの犬は途中で気づいたみたいですね!

雪をみてはしゃぐのは子どもも犬も変わらないようです。一緒に滑り台で遊ぶ姿を想像するだけで微笑ましくなりませんか?

「雪の降った日に野良猫と一緒に遊んでいたことがあった」(33歳/女性/学生・フリーター)

猫はこたつで丸くなる!? ならず、犬と一緒にかけまわる元気な猫もいるなんて、ちょっとびっくりです。

「大雪で猛吹雪の朝に、日課の散歩に出たが、視界がほとんどないような悪天候のため、門まで行って小用だけ済ませて家に戻ったところ、散歩が好きな犬には不満だったらしく、雪のために閉まらなかった玄関の隙間から出て行ってしまいました。慌てて追いかけて外に出たのですが、当の犬は、大雪埋まって動けず、泳ぐようにもがいていました」(50歳/男性/公務員)

「初めての雪のとき庭に放したら童謡にあるようにはしゃぎまわっていた。その後も得意そうに庭を闊歩していたが、池に積もった雪に気付かずドボン」(61歳/男性/その他)

雪に埋れてしまったり池に落ちてしまったり……雪のせいで大変な思いをした犬もいました。次の年もめげずにかけまわっていたのかな?

犬もこたつで丸くなる!

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「雪の日に庭駆け回るかと思ったらものすごく嫌がった」(63歳/男性/会社経営・役員)

犬は雪が好きとは限らないと知っていますか? 特に慎重な犬や怖がりの犬は、見慣れた景色が雪景色に変わるので驚いてしまうようです。

「初めて雪の上を歩かせたら冷たがり四足が着けなくてその姿が可愛すぎた」(48歳/女性/その他)

犬の足裏にある肉球は角質層に覆われていて靴底のように丈夫。しかし内側には神経や血管がたくさん通っていて、地面の状態などの情報をキャッチする役割もあります。その大切な肉球のセンサーが寒さでかじかんでしまい、嫌になってしまったのかもしれませんね。

「こたつを出したら、頭だけ突っ込んでしっぽだけ出ていた」(34歳/男性/その他) 

「寒くてソファで丸まってたら入ってきて一緒に丸まって寝た」(20歳/女性/主婦)

猫のみならず、犬だってこたつで丸くなるんです! こたつがなければソファで飼い主にくっついて丸くなるほど寒がりな犬も。ちょっと情けないなぁなんて思いつつ、もふもふすることができてうれしい瞬間ではないでしょうか。

「秋田犬を飼ったことがある。通常は外で飼っていたが冬の寒い日に家の中に入れると気持ちよさそうに寝ていた」(62歳/男性/総務・人事・事務)

東北地方の秋田県原産の秋田犬でさえ、暖かい家の中でぬくぬくしていたいようです……。

冬の行事を犬と一緒に!除夜の鐘も獅子舞のご利益も

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「我が家の犬は除夜の鐘の音に反応して一緒に吠える。そんな姿に家族中が笑顔になる」(60歳/男性/その他)

除夜の鐘に反応して遠吠えする犬は、煩悩を払ってくれているかも? 地域の放送、救急車のサイレンなどに遠吠えする犬もいます。これらの音は犬の遠吠えの周波数に近いことがあり、反応する犬がいます。

 「地元では、お正月に獅子舞がトラックに乗り舞って歩く。住民はお花(お金)や一升瓶を差し出して、お返しに頭をパクパクと獅子頭に噛んで貰います。我が家は初めて飼った子犬の頭をパクパクして貰いました。その時の、えっ?!!!と固まった顔が可愛くて、可哀そうで、可愛くて。でも、おかげ様で16才まで生きてくれました」(59歳/女性/会社経営・役員)

獅子舞は人の頭を噛むことで邪気を食べてくれるといいます。邪気を食べてもらったおかげで16歳まで長生きできた犬もいました。

人と犬の距離が縮まる冬こそ“もふもふ”

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「愛犬の吐く息と、私の吐く息が白いのを見て、二人とも生きているんだなとつくづく感じる」(57歳/男性/医師)

冬の散歩は息が白くなり、並んで歩く影も伸びます。何気ない日常を一緒に歩いてゆく幸せを実感する飼い主もいました。

「抱き合ってると暖かい」(47歳/女性/デザイン関係)

犬を抱きしめて暖をとる方も! “もふもふ”してぬくもりを感じるだけで癒やされると思いませんか? 愛犬と見つめ合ったり触れ合ったりすることで、心に安らぎを得られることが明らかになっています。距離が縮まる冬こそ“もふもふ”のチャンスです!

 

いかがでしたか? 冬ならではの愛犬エピソードが満載でしたね。外は寒くても愛犬のおちゃめな行動に飼い主さんの心はポッカポカです。まだまだ寒さが続くので、愛犬とのかけがえのない冬の思い出が増えていく楽しみがありますね。

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