夏休みを「自宅で過ごす」4割、理由は「どこに行っても混んでいるため」が半数以上
null楽天リサーチが、楽天リサーチに登録しているモニター(約230万人)の中から全国の20代~60代男女1,000人を対象に行った今回の調査。まずは夏季休暇(お盆休みなど)を取得するかを聞いたところ、「はい」と答えた人が57.3%と半数以上を占めました。その他「いいえ」が18.8%、「未定」が19.5%、「その他(別の時期に取得する)」が4.4%となっています。
続けて、夏季休暇を取得する予定の人に「夏季休暇に何をするか」を聞いたところ(複数選択)、「自宅で過ごす」が40.1%で最も高い結果になりました。以下「国内旅行」(36.0%)、「帰省」(31.3%)と続いたものの、多くは自宅で過ごしたいと思っている様子がうかがえます。
夏季休暇を「自宅で過ごす」と回答した人にその理由を聞いたところ、「どこに行っても混んでいるため」と回答した人が56.5%と最も高くなりました。休暇を“休養”と捉え、アクティブに過ごして疲れを溜めてしまうことを避ける傾向にあるようです。
以下「普段忙しいので、自宅でゆっくりしていたい」(42.9%)、「出費を抑えたい」(39.5%)と続き、どちらかといえば消極的な理由から自宅で過ごしたい人が多いようです。一方で「家族団らんの時間を自宅で過ごしたい」というポジティブな回答も28.6%ありました。
子どもの夏休み、主婦にとっては繁忙期!
null夏休み中は普段よりも、家族で過ごす時間が増えますよね。嬉しい反面、主婦にとっては“繁忙期”となる一面も……。
中学生以下の子どもがいる人に、「夏季休暇の間、子どもが家で過ごすことを負担に感じるか」を聞いたところ、「どちらともいえない」が最も多く24.8%、以下「負担に感じない」(23.9%)、「やや負担に感じる」(21.8%)と続きました。
一方、「負担に感じる」「やや負担に感じる」を合計すると32.3%となりました。
その理由は、「昼食の用意が大変」と回答した人が67.5%と最も高く、以下「子どもが家にいる時間が増えて自分の時間が持てない」(62.3%)、「子どもをいろいろなレジャー施設や旅行に連れて行く必要がある」(39.0%)と続いています。
大人も子どもも楽しみな夏休みですが、ラクしてばかりはいられないよう。
ここはひとつ割り切って、いつもよりも家族が濃密な時間を過ごせる期間として、計画を立ててみてはいかがでしょうか。