子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア

夫の外面の良さに「人にいい顔しすぎ」と妻がイラッとしたエピソード…いつもの姿と違う!

ほかの人にいい顔をしたいがために、外面良く振る舞っている夫を見て、「なんだか普段の夫の姿と違いすぎてイライラする」なんてことはありませんか? 人間だれしもほかの人から良く思われたいので、外ではいい顔をすることもありますが、あまりに本来の姿と違いすぎるとイラッとしてしまいますよね。そこで『kufura』では、20〜50代の既婚女性74人にアンケートを行い、「夫の外面の良さにイラッとしたエピソード」を聞いてみました。

人からのお願いごとを軽く引き受けてしまう

null

「夫の仕事はシフト制。休日に家族で出かける約束をしていても、職場の人に“休みを変わってほしい”と言われると、いい顔したいがために、私に相談もなしに交代してしまうのが困ります」(30歳/総務・人事)

「会社やプライベートのお誘いを、全部断らずに受けること。そして家庭がその犠牲になります」(45歳/主婦)

「家では文句を言いながら、友人に何か頼まれると休日も返上で対応しているところ。家の予定もあるのに、外面ばかり良くてイラッとします」(53歳/主婦)

「仕事を頑張るのはいいですが、人の分の仕事までやってストレスをためるのが嫌。家でイライラするなら、人の仕事まで引き受けないでほしいです」(42歳/主婦)

「会社の人から、故障したパソコンを預かってくること。パソコンをなおすのは、実際には夫ではなくいつも私。もちろん謝礼もないのでイラッとします」(47歳/主婦)

いい顔をしたくて、人からのお願いごとを次々に引き受ける夫にイラッとするという声が目立ちました。夫がお願いごとを安易に引き受けるせいで、家族の休日の予定などが狂ってしまうのは困りものですが、これはたぶん「妻ならわかってくれるはず」と夫が甘えている証拠。ただ、あまりにひどい場合は、夫に不満を伝える必要もあるかもしれませんね。

やっていない家事や育児をやっているように話す

null

「外ではいかに自分はいい父親で、家事もしているとアピールをするものの、実際にやっているのはゴミ捨てのみ。家事をやっていると言うなら、もっといろいろやってほしいです」(43歳/その他)

「外では自分はすごく家事をやっているアピールをしますが、実際には何もしていないのでイライラします」(30歳/総務・人事)

「家事も育児もまったくしないのに、会社ではイクメンで家事も積極的にやっていますとアピールしているところ」(41歳/総務・人事)

「夫は料理担当で、それを人に話すとうらやましがられますが、後片付けはすべて私任せなのでイラッとしてしまいます」(51歳/総務・人事)

「人が来たときは丁寧に料理を作るのに、家族に作るときはサラダの水切りすらもいい加減。“旦那さんは料理が上手くていいね”と人に言われても、まったく嬉しくありません」(47歳/その他)

男性が「家事や育児をやっている」とアピールすると、周りから褒められることも多いですよね。妻からすると「そこまでしていないのに」とイラっとしてしまうこともあるようです。

家計を考えず人に対して余計なお金を使いすぎる

null

「職場の後輩やバイトの子にごはんをおごること。面倒見が良いのはいいことだと思いますが、我が家の家計のこともしっかり考えておごってほしいです」(48歳/主婦)

「子どもの友人たちが遊びに来たときに、高いお菓子を出してしまうこと。いつもそうだとお金がかかりすぎるので、もう少し考えてほしいです」(54歳/主婦)

「私にはいつも節約しろと言うのに、友人が入院したときに高額のお見舞いを持っていった夫。人にはいい顔をしたいタイプなんだなとイラッとしました」(50歳/主婦)

「駅などではすぐに募金箱に寄付金を入れるくせに、私に対してはものすごくセコイ夫。なんだかそれがめちゃくちゃムカつきます」(53歳/主婦)

「友人たちと食事をしているときに旅行に出かける話になり、夫が勝手に“旅先から美味しいものを送ってあげる”と約束したこと。送料がかかるし、こちらから言い出した手前変なものも送れないので、お金がかかって大変でした」(50歳/主婦)

家では節約家なのに、外では同僚や後輩におごるなど大判振る舞いする夫も多い様子。これについては、ほかの人にいい顔をするためだけにドンドンお金を使われては、家計にもいろいろ影響が出てしまうので、正直すごく困りますよね。イライラを溜め込んで終わりにするのではなく、一度きちんと夫婦で話し合う必要がありそうです。

家と違って人前だとよくしゃべるなどいい人ぶる

null

「夫は普段は大人しく、家でもあまり会話をしないタイプなのに、私の友人が来ると別人のようにずっとおしゃべりしている姿がイラッとします」(52歳/総務・人事)

「私に対しては、夫は大人しい感じであまり話もしないのに、ちょっと外に出ると人とやたらと話をするところを見ると、外面だけはいいなと思います」(49歳/主婦)

「普段家では全然しゃべらないのに、お客さんが来ると驚くほどよくしゃべる夫。私が今までに聞いたことのないような話まで出てくるので、すごくモヤモヤしてしまいます」(50歳/主婦)

「ほかの人に対しては、夫はとにかくニコニコしていて感じがいいけれど、私と2人になった瞬間から顔も真顔で、鬼のように変わるのがイライラします」(43歳/主婦)

家ではあまり話さないのに、外では人とよく話す。また、家と違って人前ではにこやかに振る舞うなど、家と外では別人のように変わる夫にイライラするという人も。ですが、周りの人に対して無口だったり、不機嫌な対応をされるよりはよいのかもしれません。

自分の親や子どもに対していい人アピールをする

null

「普段は家のことは何もしないのに、自分の親が遊びに来たときだけ洗い物をしたり、子どもの世話をするところがイラッとします」(46歳/主婦)

「家ではまったく家事をしないのに、実家に行ったときだけせっせと家事を手伝うところ」(56歳/主婦)

「普段は子どもの面倒なんて見ないのに、自分の実家に帰ったときだけ張り切って面倒を見て、“いつもやってます”とアピールをするのがイライラします」(27歳/その他)

「親によく子どもの面倒を見ているような話をするなど、1回しかやったことのないことも、さも普段からやっているように話すこと」(39歳/研究・開発・技術者)

「自分から子どもを外食に誘っておいて、支払いは私のクレジットカードというのが許せません。子どもたちにいい顔をしたいだけなんだと思います」(51歳/主婦)

身内である自分の親や子どもに対しても「いいところを見せたい」と、いい人アピールをする夫も多い様子。積極的に家事や子どもの世話をするなど、普段とはまったく違う夫の姿にイライラさせられる妻も多いようですが、自分の親や子に褒めてほしいという気持ちが見え隠れするので、憎めない感じがしてしまいますね。

ほかにはこんなイライラエピソードも!

null

「私に対してはすごく厳しくて、褒めたり、共感することもほとんどないのに、ほかの人のことは褒めちぎる外面の良さが納得いきません」(53歳/主婦)

「行く気もないのに、“キャンプ、いいですね。行きましょう”などと人に話を合わせ、いざ実際に行くことになると、まったく乗り気ではないところ」(42歳/主婦)

「スーパーなどで試食をすると、断ることができずに必ず購入してしまうところがイライラします」(48歳/総務・人事)

「外食したときに、“そこまでしなくてもいいのに”というくらい、すごくきれいにテーブルの上を片付けること。家でもそれくらい片付けてほしいです」(43歳/主婦)

ほかにも、夫の外面が良くてイライラするエピソードがいろいろ集まりました。家にいるときと外面があまりに違う夫を見ているとイライラしてしまう気持ち、分かります。

いかがでしたか? 今回は女性側の意見を聞きましたが、夫側からしたら理由があっての行動かもしれません。あまりにイライラが積み重なるようなら、一度話し合ってみるのもよいのではないでしょうか。

土田奈々子
土田奈々子

フリーライター。2011年よりイギリス在住。渡英前は出版社に勤務し、金融機関向け専門誌やマタニティ&ベビー誌の編集に携わる。現在は、ウェブを中心に女性向けの記事を数多く執筆。得意ジャンルは、妊娠・出産・育児や女性の健康、海外生活事情など。プライベートは、田舎の小さな村で日英バイリンガル育児に奮闘する二児の母。自分自身の働く主婦としての目線、子育て中の母としての目線を大切にしながら記事を書いていきます

pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE
大特集・連載
大特集・連載