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朝のメイク時短のために…!先輩ママが振り返る「育休復帰前」にやっておいてよかったこと【美容・身だしなみ編】

育児休業中の女性の中には、仕事復帰後の生活に不安をおぼえている方が少なくありません。家事に仕事に子どもの保育園生活……。「どうやって時間をやりくりしていくの?」と心配になることがたくさんありますよね。

『kufura』は、3回にわたって育児休業から復帰した経験のあるフルタイムワーカーの女性たちに育休中に「やっておいたよかった」と感じたことを伺っていきます。

2回目は、働く女性の身だしなみ&美容対策についてです。

ママ以外の抱っこでも大丈夫?先輩ママに聞く「育休復帰前」にやっておいてよかったこと【園生活編】

忙しくても清潔感とキレイは維持したい!先輩ママはどうしてた?

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育休から復帰する前には、身だしなみを“仕事モード”に切り替えていく必要があります。産後、エンドレスに続く授乳とおむつ替えのため、汚れても惜しくないラクな服とすっぴん&ひっつめ髪が当たり前……という生活がしばらく続くと思いますが、その状態からの脱却にはかなりのエネルギーを要するものです。

育休復帰を経験した女性は、美容やファッションなど、身だしなみについてどのような準備をしていたのでしょうか。

今の自分に合った「仕事服」「仕事靴」をクローゼットに用意

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まずはファッションから。産後は、体型が変わったり、手入れが面倒、送り迎えで自転車に乗るのに不便……などさまざまな理由で、クローゼットの中の取捨選択を迫られます。

5年前に育休から復帰したAさんは、育休中に思い切って、新しい仕事用の服をまとめて購入したそう。

「産前の服が入らなくなってしまったので、服やフラットシューズを新調しました。とはいえ、ゆっくり買い物はできないから、寝かしつけの後にインターネットでポチポチと買い物かごに入れて。通販だから、ちょこちょこ失敗もあるんですけどね」

他には、身だしなみ対策として「ウエスト部分がゴムになっているボトムスを履くのをやめて、ちょっとタイトな服を着て体に緊張感を持たせる」という声もありました。

ゆったりした服は楽ちんですが、どうしてもカジュアルに見えてしまいがち。トップスかボトムス、どちらかだけでもタイトにすることで、オフィスカジュアルとしてのきちんと感が生まれますよね。

復帰後は週1通いも難しいから…虫歯&歯周病の治療は早めに済ませておく

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歯の健康も、大事な身だしなみのひとつです。

妊娠を機に口内バランスが代わり、虫歯や歯周病ができてしまうという方も少なくありません。放置すれば口臭の原因にもなりますが、子連れで歯医者に通うのはちょっとハードルが高いですよね。しかし、育休が終わると、通うのがさらに難しくなってしまいます。

2児の母であるBさんは、育休中に虫歯ができてしまったという人の1人。実家・義実家ともに離れており、夫は日中仕事のため不在。歯医者に行く間、子どもをみていてくれる人がいませんでした。

「インターネットで検索しまくって、ベビーカーで入ることができる子連れOKの歯医者を探しだしました。育休が始まる前に治療をしておいてよかったと思います」

治療の間、子どもを預けることができない場合は、「(市区町村名) 歯医者 子連れ」といったキーワードで検索すると近くに適した歯医者さんが見つかるかもしれません。

まつげエクステにシミ取り…プロに力を借り、メイク時間を短縮!

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そしてメイク。仕事復帰後は、朝、子どものケアをしながら家事と身支度を同時進行していきます。目の回る忙しさなので、必然的に自分のメイクは削られる可能性大。

「育休後は絶対にメイクの時間が削られると思い、まつげエクステをつけました。“盛る”のが目的ではないので、できるだけ自然な感じでお願いしたら、アイメイクの時間が省けてラクになりました。次はアートメイクでアイブロウをしてみたい!」

と語るのは、保育園児の母であるCさん。朝は、メイクの手順がひとつ減るだけで大違いですよね。

一方、思い切って皮膚科で顔のシミ取りに挑戦したのは、2児の母であるDさん。

「ずっとやりたかった顔のシミ取りにチャレンジしてみました。施術後はしばらくちゃんとメイクができないから、育休中にやってよかったと思います。復帰後は、ベースメイクがちょっとラクになりました」

クマやシミなど、お肌のアラを隠すためベースメイクを入念にしている……という人は、いっそ、そのアラを無くしてしまうというのも良いかもしれません。

他には、「スキンケアの時間がないから、基礎化粧品をちょっとグレードアップする」「子連れでデパートのコスメ売り場のカウンセリングを受けて、メイク情報を仕入れる」という声もありました。

少しのお金と月に一度程度のメンテナンスで、毎日の手間をちょっとずつ減らせるのならば、コストパフォーマンスは上々!?

美容院で「手入れがラクな髪型にしてください」とオーダー

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最後はヘアケアについて。サラっとしたナチュラルブラウンのボブヘアがステキなEさん。ですが、意外にも髪型にこだわりは全く無く、「手がかからないから」「しばらく切らなくても大丈夫だから」という理由で、3カ月に1回美容院に通ってオーダーしているそう。

「ブローに時間がかかるロングヘアや、寝グセができやすいショートカットは、どちらもお手入れが大変! 今はあきらめて、もう少し子どもに手がかからなくなったら楽しみたいです」

とのこと。確かに、朝は「メイクをとるか、ブローをとるか」という究極の選択を迫られることが多々あります。ブローが最小限で済む髪型にしておくとラクになるかもしれませんね。

 

以上、育休復帰の前に「やっておいてよかった身だしなみ対策」をご紹介しました。

子どもの成長とともに、少しずつキレイになっていく女性が多く見受けられます。それは、限られた時間の中でせわしなく自分のケアしているうちに子どもに手がかからなくなり、だんだんと自分にかけられる時間が増えていくからかもしれませんね。

忙しい毎日の中でも、楽しみながら身だしなみを整える方法を編み出していけたらいいですね。

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