子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア

ヤダ不潔!意外と知らない「ヘアブラシを洗う」頻度や正しい洗い方

毎日のヘアケアで皆さんは、ちゃんとヘアブラシを使って髪の毛を整えていますか? ヘアブラシを使ってケアをすることは、髪の毛を綺麗に保つためにはとても大切なことなのですが、この毎日使うヘアブラシ、買ったままノー手入れではせっかく髪を洗っていても、結果不潔になってしまうことも。では、ヘアブラシを清潔に保つにはどうすればよいのでしょうか? 定期的に洗ったほうがよいの? その頻度は? 正しい洗い方は? そこで今回は、元美容師の経験を持つ筆者が、意外と知らない人が多い、ヘアブラシを洗う頻度や正しい洗い方についてご紹介します。髪だけでなく道具のケアもきちんと行いましょう。

ヘアブラシの役割

まず皆さんはどんな時にヘアブラシを使っていますか? シャンプーの前処理に、朝ブローをする時、夜頭皮マッサージ代わりにというように、用途や使う時間帯も様々だと思います。

ヘアブラシの役割は、髪の毛をブラッシングすることで髪についたホコリや抜け毛などを取り除き頭皮や髪を清潔にして、指通りをよくして髪にツヤを与えてくれます。

そうです。ヘアブラシには頭皮や髪の毛についた汚れがびっしり付いているのです。その汚れを洗わずに放っておくと、良かれと思ってしていた髪の毛のケアも逆効果になってしまうのです。

ヘアブラシの洗い方

ヘアブラシにも様々なタイプのものがあり、素材によってお手入れの方法が変わってきます。

(1)ナイロン、プラスチック製

はじめにコームや指で、ヘアブラシに絡みついている抜け毛を取り除きます。その後、洗面器にぬるま湯とシャンプー剤を3プッシュくらい入れて、ブラシをつけ置きします。30分くらいたったらよくすすいで、しっかり乾かします。

乾かす時は根元やクッション部分に水が溜まらないように、ブラシの毛先を下にしてタオルの上に置くようにしましょう。そして汚れがひどい場合は、綿棒や未使用の歯ブラシを使って汚れを取り除きましょう。

(2)木製、動物製

木製や動物製のヘアブラシは、水に濡らすとカビの発生やブラシを傷める原因となってしまうので、綿棒やガーゼを使って汚れを取り除きます。

小さな熊手のような形をしたヘアブラシクリーナーを使うと、簡単に汚れを取り除くことができます。最近は100円ショップなどでも販売されているのでチェックしてみてください。

動物の毛で作られたヘアブラシをお手入れする場合は、毛先を優しく整えるように汚れを落としてください。力を入れてお手入れするとブラシを傷めてしまいます。

ヘアブラシを洗う頻度

ヘアブラシをお手入れする頻度ですが、できれば週に1回は行うようにしましょう。「お手入れが面倒くさい」または、「毎日綺麗なブラシを使いたい!」という場合は、100円ショップで販売されている使い捨てのブラシネットなどを使うのもオススメです。

使い捨てではなくても、ブラシにガーゼをセットして使うこともできます。

 

いかがでしたか。「実は一度もヘアブラシを洗ったことがなかった!」なんて方もいるのではないでしょうか。良質のヘアブラシはお値段も高めで一生モノとして使うアイテムですので、お手入れはきちんと行いたいですよね。

美しい髪を維持するためにも、ぜひこれから毎週末はヘアブラシを洗う日にしてください。

2017/2/18 WooRis掲載

執筆/やまさきけいこ

pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE
大特集・連載
大特集・連載