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体重が若い頃より10kg以上増えた…「運動なんて面倒!」な人が、ついに運動を始められたきっかけは?

ダイエットや健康のためなど、「積極的に運動をしなくては!」と思っていても、運動嫌いな人にとっては何かと面倒で、なかなか始められないことも多いものですよね。実際に始めてはみたものの、三日坊主で終わるなんてこともよくあります。ですが、なんらかのきっかけがあると、意外とスムーズに運動を始めて、そのまま継続していくこともできる様子。そこで『kufura』では、以前は面倒で運動を諦めていたものの、今は継続的に運動をしているという20〜50代の女性に、面倒だった運動が始められた“きっかけ”は何だったのか教えてもらいました。

体重増加でダイエットのために運動をスタート

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「気がついたら太ってしまっていて、これはさすがに運動をして痩せなくてはいけないと思ったのがきっかけです」(42歳/主婦)

「体重が若いころよりも10kg以上増えたため、これはまずいと思って運動を始め、今も継続できています」(40歳/その他)

「今まで似合っていた服が似合わなくなり、体重が地味に増えてきていることに気付いたため、ダイエットのために運動を始めました」(30歳/その他)

「自分で太ったなと感じたことと、年を取ったので筋肉を落とさないようにしたいと思ったことがきっかけです」(54歳/金融関係)

「昔と違って、食べすぎるとすぐに体重が増えるようになったため、体重増加を防ぐためにウオーキングを始めました」(47歳/営業・販売)

いちばん多かったきっかけは、体重増加。太った自分に対して、このままではいけないと思い立ち、運動を始めたという人がたくさんいました。体重増加を防ぐためには、食事制限はもちろんのこと、適度な運動も欠かせません。運動嫌いな人は、急に無理な運動をしても長続きしないので、まずはウオーキングなど手軽なものから始めてみるのがおすすめです。

これじゃまずい!自分の体型の変化がいいきっかけに

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「体にムダなお肉が付いてきて、食事制限だけではその肉が取れなくなってきたことがきっかけです」(43歳/主婦)

「鏡に映った自分の姿にがっかりしたのがきっかけです」(45歳/その他)

「年とともに、だんだんおなかがぽっこりしてきて、このままではやばいと思ったのがきっかけです」(39歳/その他)

「子どもを2人産んで、そのうち出産前の体型に戻れると信じていたのに、全然元に戻れなかったため、慌てて運動を始めるようになりました」(31歳/主婦)

「友人の結婚式に呼ばれて、式までになんとかドレスが似合う体型にしたかったので、筋トレなどの運動を始めました」(30歳/学生・フリーター)

体型の変化に「このままではやばい!」と危機感を抱いたことも、面倒な運動をスタートさせるいいきっかけになったようです。体重にそれほど変化はなくても、年とともに体に余分なお肉が付いたり、おなか周りがたるむなど、気になることもいろいろ出てくるもの。鏡に映った自分の変化は、誰よりも自分が一番分かるはず。たまに鏡で全身をチェックしてみるのもいいかもしれません。

健診で引っかかるなど健康のために始めた人も多数

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「医師から骨粗鬆症だから歩くようにと言われて、ウオーキングを継続的にやるようになりました」(53歳/その他)

「膝を痛めて病院で治療していましたが、膝を長持ちさせるためには筋力を付けなければいけないと医師に言われたため、運動を始めることにしました」(46歳/その他)

「健康診断でいろいろと数値が引っかかってしまい、運動をする必要が出てきたからです」(35歳/総務・人事・事務)

「家族が糖尿病のため、自分も運動などをして糖尿病に気を付けなければと思ったのがきっかけです」(51歳/主婦)

医師から勧められた、健康診断の結果が悪かったなど、健康のために運動を始めた、あるいは運動を始めざるを得なかったという人もいました。これは自分の命にも関わってくることなので、皆さん運動が苦手や嫌いでも、頑張って運動を続けているようです。

家族やペットによる影響も運動継続に効果的

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「夫がジムに入会して、家族も無料で利用できるシステムだったため、私もジムに通うようになりました」(41歳/主婦)

「子どもが足が速くなりたいということで、いっしょに筋トレを始めたのがきっかけです」(44歳/主婦)

「子どもがスポーツを始めたため、その練習の一環としていっしょに運動をするようになりました」(42歳/主婦)

「ワンちゃんを飼ったことで、毎日の散歩が不可欠に。犬の散歩で毎日歩くので、いい運動になっていると思います」(48歳/主婦)

「犬を飼い始めてから、毎日30分散歩に行くのが日課になりました」(49歳/主婦)

自分の意思ではなく、家族の影響だったり、ペットを飼い始めたことで、運動を始めるようになったという人も少なくありませんでした。配偶者や子どもが運動を始めた影響で、自分もいっしょに運動するようになるというのは、1人で運動するよりもサボらなくなるのでいいですよね。また、犬を飼うと毎日の散歩が欠かせないため、一緒に楽しく運動ができるようです。

ほかにはこんなことが運動を始めるきっかけに!

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「K-POPに推しができて、ライブやイベントに行くのに、太ったままでは嫌だなと思って、一念発起して運動を始めました。もうかれこれ7年は続いています」(55歳/主婦)

「歌を歌っているので、体力維持はもちろん、おなかから声を出す必要も。そのためには、やはり運動が欠かせないので、運動をすることにしました」(24歳/学生・フリーター)

「体力がなくて疲れやすくなったし、体調も悪くなりがちで、普段から体を鍛えなくてはいけないと思ったからです」(49歳/総務・人事・事務)

「初めてスポーツクラブに入会したところ、そこでのレッスンが思いのほか楽しくて、運動習慣が付きました」(49歳/総務・人事・事務)

面倒だった運動を始められたきっかけは、ほかにもいろいろありました。自分の趣味のためという人や、運動不足や体力不足を実感したからという人が多数。中には、何気なく始めたスポーツにハマって、運動する習慣が付いたという人も。始めるまでは面倒だなと思っても、いざ始めてみたら楽しくなってハマることもあるので、試しにちょっと興味のあるスポーツに参加してみるのもいいかもしれませんね。

運動が苦手な人や嫌いな人にとって、運動を始めるのはなかなかハードルが高いもの。ですが、運動することによって得られるメリットはいろいろあるので、とにかく始めてみることが大切です。ぜひ皆さんも面倒がらずに、この機会に試しに何か運動を始めてみてはいかがでしょうか。

土田奈々子
土田奈々子

フリーライター。2011年よりイギリス在住。渡英前は出版社に勤務し、金融機関向け専門誌やマタニティ&ベビー誌の編集に携わる。現在は、ウェブを中心に女性向けの記事を数多く執筆。得意ジャンルは、妊娠・出産・育児や女性の健康、海外生活事情など。プライベートは、田舎の小さな村で日英バイリンガル育児に奮闘する二児の母。自分自身の働く主婦としての目線、子育て中の母としての目線を大切にしながら記事を書いていきます

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