あらすじ
null18歳、6570日。
それは、今は母である私が、親元を離れて一人暮らしを始めた年。
親がくれた人生のアイテムを思い出しながら、自分はその時までに娘に何を持たせてあげられるかと考える。子育ての理想と現実の狭間でうまくいかず落ち込む日もたくさんあるけど、全部含めたこの日々をきみに届けられたらいいな……。
子を想う気持ちと、親になりきれない気持ちが日々交差しつづける「今」の小さなエピソードを綴りながら、将来彼女が巣立っていくまでの「心の旅じたく」をする、私の物語。
エピソード1:惜しい子
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