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「30代でやっておけばよかった…」と先輩女性が後悔する5つのこと

女性のライフスタイルがいっきに多様化する30代。家事や育児で忙しく過ごしている女性、趣味や仕事がますます充実してきた女性、親の介護が始まった女性……。

全ての女性はそれぞれに忙しく、日々を振り返ることもなく、めくるめく早さで時は過ぎていきます。

迷いながら必死に30代を過ごし、そしてやってくる“不惑の40代”。後から振り返ってみれば、後悔が残ってしまうこともあるのではないでしょうか。

今回『kufura』では、40代以上の働く既婚女性237人に「30代でやっておけばよかった」と後悔していることについてうかがいました。

40代になると「子育て」に後悔を感じる人が…

40代以上の女性が抱える後悔の中で、よく見られたキーワードが、「子育て」「お金」「美容・健康」「出産」「夫婦関係」の5つ。

40代~50代になると、子どもが成人し、「子育てに区切り」という家庭は少なくありません。30代を振り返って、自分の子育てを後悔している女性が少なくないようです。

「もっと子どもとコミュニケーションしておけばよかった」(52歳 /その他)

「もっとたくさん子育てしておけばよかった」(52歳/ 主婦)

「子どもの教育」(50歳/総務・人事・事務)

「子どもにいろいろなことを体験させ自分から学習するように指導すればよかった」(57歳/その他)

7月~9月で放映され話題となったドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系)で、妻としてカンペキで、人格的にも優れた三田佳子さん演じる“ばあば”が、死に瀕して3人の娘たちに子育ての後悔を語るシーンが印象的でした。

後悔のない子育てなど存在しないのでしょうが、後悔の起点が多く存在するのが、30代なのかもしれません。

教育費高騰や老後不安…お金はいくらあっても困らない!?

老後のアウトラインがボンヤリと見え始める40代。貯蓄をしたくても、子どもの教育費やローンに追われ……という家庭は少なくないのでは? アンケート対象者からは、お金にまつわる後悔も多く聞かれました。

「夫の収入が今ほど落ち込む前に、毎月少しずつでも貯金しておくべきだった」(44歳/その他)

「貯金。働いても出ていった」(40歳/営業販売)

同時に、収入源となる仕事についての後悔もありました。

「手に職をつけておけばよかった」(46歳/総務・人事・事務)

「なんとしても仕事を続けておくべきだった」(58歳/主婦)

将来のお金が不安。でも、条件のよい転職は年齢的にどんどん難しくなる。そんなジレンマが伝わってきます。

健康や美容のケアを怠ってきたことを後悔する声も…

続いて、健康や美容にまつわる後悔の声も多く集まっています。

「しっかり病院に行けばよかった。手術して大変なことになった」(50歳/総務・人事・事務)

「筋力アップと健康診断。最近、手術をしたので、自分の体をみてあげればよかったと思う」(43歳/その他)

「スキンケア。アンチエイジングを早目に」(43歳/その他)

40代を過ぎると、個人の体質や、これまでの生活習慣により、健康格差、美容格差が広がっていきますよね。「30代の頃にもっとケアしておけばよかった」と感じている女性が少なくないようです。

40代を過ぎて「出産を経験していたなら」と思う女性も

続いて、アンケート対象者の中には「出産」と回答した女性も10人いました。

「出産。なんとなく」(50歳/総務・人事・事務)

「出産」(48歳/ 総務・人事・事務)

「妊活」(41歳/その他)

現状で「子どもを持たない」という人生を歩む女性の中にも、“子どもがいたかもしれない生活”に思いをはせる女性も少なくないようです。

離婚を早く決断すればよかった

そして、少数意見ではあるものの、「離婚の決断をもっと早くすればよかった」という回答もありました。

「早くに、離婚すれば良かった」(42歳/その他)

「早く離婚すること」(41歳/フリーター)

「財テク。成功すれば離婚して生活できると思うから」(51歳/ 主婦)

早く別れておけば、人生の軌道修正がもっとスムーズだったかもしれない……という心の声が聞こえてきますね。

 

40代以上の働く既婚女性が「30代でやっておけばよかった」と感じることについてお届けしました。

後悔を受け入れながらも、自分なりに幸せな“今”を楽しめるのが、OVER40代の醍醐味。20代~30代の女性は、先輩女性の声に耳を傾け、今後の人生設計について考えてみてはいかがでしょうか。

 

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