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仕事もプライベートも!ラジオを愛し、ラジオに愛されるADの「ラジオのある暮らし」【KURASEEDSをつくる人たち#9】

4月からスタートした、『kufura』とJ-WAVE(81.3FM)がタッグを組んだラジオプログラム、それが『KURASEEDS(クラシーズ)』。朝の5〜6時という時間帯、早起きをして家事をしたり、自分だけのパーソナルな過ごし方をしたりしている子育て世代にぴったりの情報と素敵な音楽をお届けしています!

チームKURASEEDSの最年少スタッフは、生粋のラジオ好き

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毎週月〜木曜日、朝5時から1時間の生放送『KURASEEDS』。毎日出演しているkufura編集長・サトウのまわりには、番組を支えてくれる、たくさんのスタッフがいます。

このシリーズでは、普段あまり接することのない「ラジオで働く人たち」の素顔に迫りつつ、番組のテーマに沿って、それぞれの「暮らしの中で大切にしてる”暮らしの種”」を聞いていきます。

9回目となる今回は、 アシスタントディレクター(AD)の若松空良(わかまつそら)さんにご登場いただきます。

__KURASEEDSは、年齢もキャリアも異なるスタッフが、月曜日から木曜日をそれぞれ担当して、企画を持ち寄ったり、構成を考えたりしています。だから、とても幅のある番組になっているんです。

今回、登場いただく若松さんは、水曜日の担当。若松さんがラジオのお仕事に就いたきっかけは?

「僕は大阪出身なんですけど、父親がFM802をよく聴いていて、車の中で流れていたんですよ。それで自然とラジオを聴く習慣ができて、高校生になって進路を決めるときに、ラジオの制作の仕事をしてみたいなぁと思って。

あと、高校時代に『ROCK KIDS 802』のヘビーリスナーだったので、作り手のみなさんに、勝手に親近感を感じていて。その影響が強かったと思います」

__確かに、裏方のみなさんの名前を覚えているような番組ってありますよね。

「それで、放送関係の学校に通いながら、在阪ラジオ局でインターンをしていたんです。そのまま向こうで就職したかったんですけど、インターンの仕事に夢中になってしまって、ちゃんと就職できなかったんですよ(笑)。

甲子園球場でアルバイトをしながら、そのままインターンを続けていたんですけど、いつまでもこのままっていうわけにもいかないと思って。

オリンピックもあるし、上京するのもいいかな、くらいの軽い気持ちで東京に出てきました」

__でも大阪だと、J-WAVEは聴いていなかったんじゃないですか?

「『AVALON』とか『THE KINGS PALCE』とか、いくつか聴いていた番組はありましたけど、実際にそこで働くことになるとは、夢にも思いませんでしたね。

そもそも、こっちに友達もひとりもいなかったし、東京にはそれほどの憧れもないし、とにかく何のアテもなくて。それに、大阪でお世話になっている人たちには、“東京のラジオは大変やぞ”っておどかされていました。

それでも、たまたま今の会社に拾ってもらえて、J-WAVEのさまざまな番組に携わらせてもらって、1週間のほとんどをJ-WAVEで過ごすようになって……。数か月間ではありましたが、以前聴いていた『AVALON』にも、スタッフとして関わらせてもらいました」

__ひとりで上京して、いきなりラジオの仕事をバリバリ……というのは大変だったでしょう。

「そうですね。でも、やっぱり大阪でのインターン経験が役立ちました。あと、インターン時代に、とても素敵な先輩方との出会いに恵まれたんです。ラジオDJの下埜正太さんと、プロデューサーの井上隆平さん、このおふたりに、本当に良くしていただいて。

大阪にいた頃は、まだ今みたいな状況じゃなかったので、放送終わりに飲みに連れてっていただいて。そこで好きな音楽の話をしたり、いろいろなことを勉強しました。

井上さんから“このままちゃんとやれば、いいラジオディレクターになれる”というありがたい言葉をかけていただいて。それがなかったら、どこかで挫折していたかもしれないですね」

ラジオ生活に欠かせないお気に入りのスピーカー

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__暮らしの中の「小さな種」を見つけるという、KURASEEDSの番組テーマにちなんで、ご自身にとっての暮らしの種……自分の生活に欠かせないモノを見せていただきます。若松さんにとって、それはどんなものですか。

「暮らしといっても、またラジオの話になるんですけど、毎日使っている、icleverというメーカーの、bluetoothスピーカーを持ってきました。

東京に出てくるときに、母が使っていたものを譲ってもらったんです。家だと、ずっとこれでラジオを聴いていますね」

__プライベートでもラジオが欠かせないんですね。

「そうですね。朝起きてから、夜寝るまで、ほとんどずっとラジオを聴いています。

仕事をしているときは、当然ですけど、ずっとJ-WAVEの放送を聴いているので、プライベートでは、トーク中心の番組を聴いています。それこそ、寝るときもラジオをつけっぱなしにしているくらいです」

__プライベートだと、どんな番組をチェックしていますか?

「本当にたくさんあります。ざっと挙げると、『空気階段の踊り場』と、パンサーの向井慧さんの『#むかいの喋り方』、それから『アルコ&ピース D.C.GARAGE』と、『さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ』、『水曜JUNK 山里亮太の不毛な議論』、それから『オールナイトニッポン』は三四郎さん、オードリーさん、マヂカルラブリーさん、それから佐久間宣行さん。最近はネットラジオも聴いていて、『GERA』っていうアプリで、『ラランドの肥溜めラジオ』とかも、欠かさず聴いていますね」

__ものすごい数ですね。時間が足りなくなりませんか?

「1日に2番組ずつくらい、最低3時間くらいは聴いています。あとは休みの日に、何も用事がなくても、ただラジオを聴くためだけに、渋谷に出かけたりもしますね。

外で聴くラジオは、なんかちょっといいんですよね。街並みとシンクロしている気がして、記憶に残りやすいんですよ」

__KURASEEDSに携わるメンバーの中でも、いちばんのラジオ好きかもしれないですね。メッセージを送ったりもしていますか?

「さすがに今は制作に携わっているので、していません(笑)。でも高校生のときは、よくラジオにメッセージを送っていました。けっこう読んでもらえる機会が多かったんですよ。

昔からそういうことが好きで、小学校のときに選抜で文集に載ったりもしていました。たぶん、体験したことをアウトプットするのが好きなんです。それができるのはラジオ制作の楽しいところなのかなと思います」

いつか、お世話になった大阪のラジオマンたちに恩返しを…

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__そんな、生粋のラジオっ子である若松さん。将来の夢はありますか?

「たった1年間ですけど、やっぱり大阪で本当にお世話になって、自分の人生を決定づけてくれた下野さんと井上さんと、いつかは一緒に仕事をしたいですね。

あとは、このKURASEEDSとはまた違う、お笑いの番組にも携わってみたいです」

__いつかは大阪のラジオ界に凱旋……ということもあるかもしれませんね。

「よく“若松は東京オリンピックを見にきたから、大阪万博のときには地元に帰るんじゃないか”なんてからかわれています。

それは冗談としても、やっぱり自分がディレクターをやる番組を、仕事で運転をしている父に聴かせたいですね。だから、父が仕事をしているうちに、自分が納得できる番組をつくりたい。その目標をもって、いい放送を毎日届けていきたいです」

 

今回登場してくれた若松さんが担当しているラジオ番組、J-WAVE『KURASEEDS』。朝5時からの生放送はもちろん、音声配信サービス「radiko」を使ってパソコンやスマホから、24時間視聴可能です。ぜひ一度、お試しください。


 

【 ラジオ番組 『KURASEEDS』(クラシーズ)

放送局:J-WAVE(81.3FM)

放送日時:月~木曜日  AM5:00~6:00 

「暮らしに役立つ」情報を中心に、一日のスタートをすこやかに、穏やかにリフトアップする番組です。ナビゲーターは、山中タイキさんと『kufura』編集長の佐藤明美。ラジオの生放送の様子は、kufuraのインスタライブで毎日生配信しています。

radikoでは番組終了後から1週間、24時間いつでも無料でお楽しみいただけます!

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