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辻ちゃんも感心!コクヨの新製品は親子の「不安」や「心配」をカバーする、コミュニケーションツール

3月29日に発表されたコクヨの新ブランド「Hello! Family.」。

発表会では、タレントの辻希美さん、教育ジャーナリストの加藤紀子さん、コクヨ「Hello! Family.」プロジェクトリーダーの山本容子さんによるトークセッションがおこなわれました。

現役子育てママでもある3人のリアルな体験から見えてきた、育児のポイントとは? そして、育児の悩みを解決する新ブランド「Hello! Family」ってどんなもの? イラストライターの新里碧がレポートします!

子育てで意識したいポイント3つ

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子育てに正解は無いと言われますが、これでよかったのかな?と悩んでしまう瞬間はあります。先輩ママである辻さん、教育ジャーナリストである加藤さんのお話を伺っていると、子育てには3つのポイントがあるようです。

1:周りと比べない

辻さんが子育てで大事にしていることのひとつが「周りと比べないこと」。

4児の母でもある辻さんですが、「同じ親から生まれて、同じ環境で育ったけれど、性格も食べ物の好みも全然違う」そうで、普段から周りと比べないことを意識して子育てしているとのこと。

また、辻さん自身も、「『こうするべき、こうでなくちゃいけない』という、自分自身をしばりつけるような考え方を取り払うことで、育児がラクになった」そうです。

2:何気ない会話を大事にする

「子どもが4人もいると“聞いて聞いて”が絶えなくて、なかなか聞いてあげられないことも多い」という辻さんですが、加藤さんは「何気ない普段の会話が実はとても大切なんです」と言います。

日々のちょっとした会話の積み重ねによって、子どもの自己肯定感が育まれ、悩みや困ったことがあった時でも、親が「何でも話せる」という心理的に安心感を与える存在になるそうです。

3:リアルタイムで褒める

さらに、大事なのは、子どもが何か出来た時はすぐ褒めること。

結果よりもプロセスを褒めてあげることもポイントだそうです。

「褒められると嬉しいのはみんな同じ。その場で褒めてあげることができなくても、コミュニケーションツールを使って応援できるのはいいことだと思います。大好きな人から認められるというのは、子どもにとってとても幸せなこと。ぜひ、子どもの話を聞いてあげてください」(加藤さん)

忙しい毎日の中でも、ちょっとした意識改革から、積極的に取り入れていきたいですね。

お話を伺っていると、これらの3つのポイントを意識して、とにもかくにもコミュニケーションをしっかりとることが重要だと感じます。

新たなコミュニケーションツール「Hello! Family.」とは?

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「Hello! Family.」シリーズ。

コクヨから登場した新ブランド「Hello! Family.」は、主に年中から小学校低学年のお子さんを持つ共働き世帯へ向けた、「家族が離れていても、お互いの“いま”を共有できるコミュニケーションツール」です。

3児のママであるコクヨの山本容子さんご自身が、仕事と育児の両立をしていく中で感じたリアルな子育ての悩みから生まれた商品で、今回は4種類のアイテムとそれらに繋がるアプリが発表になりました。

「はろここ」

「いまココにいるよ!」を伝えるGPSツール

子どもの居場所や、移動経路がリアルタイムでわかり、登録した場所を出発・到着した時にアプリに知らせる機能も。

「ケースがあるので、そこが憧れになると思います。女の子は着せ替え感覚で使いそう」(辻さん)

本体:6,930円(税込)、別売り専用ソフトケース:各1,980円(税込)※5月末日まで無料キャンペーン中

「はろたぐ」

「はろたぐ」

鍵や傘に付けたい、忘れ物防止タグ。

「はろたぐ」を付けた持ち物を「はろここ」と一緒に持ち歩くことで、忘れ物の場所を教えてくれます。

「私だったら、自転車の鍵につけます! お財布にもいいですね」(辻さん)

価格:3,960円(税込)

「はろもに」

「はろもに」2023年夏発売予定)

お留守番中もコミュニケーションが取れるモニター。

マイクとカメラが付いたモニターで、お留守番中の子どもの声や表情を親に送ることができます。

また、宿題をする時間や習いごとの出発時間を教えてくれる機能も。

「これで子どもから仕事中に“ママがんばってね”なんて送られたら、すごくがんばろうと思っちゃう(笑)。離れていても繋がっているからさびしくないですね。写真が表示されるのもいいと思います」(辻さん)

価格:1万6,280円(税込)

 

「はろぽち」

「はろぽち」2023年夏発売予定)

すぐ褒めてもらえる「できた!」ボタン。

「できた!」の瞬間に押すことで、アプリ内のバッジをゲットしたり、登録した親からの反応も聞くことができるツールです。

子どもは宿題やお手伝いなどができたタイミングで押すのも良し、大人は筋トレなど決めごとを実行したタイミングで押すのも良し。

「押すと音が出るのが楽しい! パパの筋トレ達成時とかに使ってもいいですね」(辻さん)

価格:4,840円(税込)

「ハロファミアプリ」

「ハロファミアプリ」

Hello! Family.」シリーズのツールのハブとなるスマホアプリ。

家族みんなの居場所やメッセージ機能、予定などを一括で管理できます。

ダウンロード無料。一部機能は月額料金制。(※プレミアムプランは5月リリース予定)

「アプリの画面もかわいいです!」(辻さん)

職場、学校、家、習い事……いろんな場所で離れていても、ツールを使って居場所を知らせたり、コミュニケーションがとれます。

「Hello! Family.」で「小1の壁」を超えられる!?

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今や共働き世帯は半数以上、そんな親子にぶち当たる壁として「小1の壁」に注目が集まっています。「小1の壁」……それは、子どもが小学校にあがるタイミングで、仕事と育児の両立が難しくなること。

・保育園に比べて、学校が終わる時間が早く、学童保育も保育園の延長保育ほど長く預かってもらえない。

・夏休みなどの長期休暇がある。

PTAや保護者会など、平日の昼間におこなわれる会合が多い。

・持ち物や宿題など、親のサポートが必要な場面もまだまだ多い。

などなど……。

「Hello! Family.」は主に年中から小学校低学年の子どもを持つ、共働き世帯向けのIoT(モノをインターネットに繋ぐテクノロジーの総称)シリーズ。GPSで親には安心を提供し、モニターやアプリで子どもとのかかわりや成長、自立を促します。「小1の壁」を乗り越える上でも、大いに力になってくれるはず。また、可愛いデザインで子どものモチベーションアップにもつながります。

まさにコミュニケーションによって、子どもの“自己肯定感を上げる”ことができそうですね。

そう遠くない未来、「小1の壁」を乗り越えねば!

筆者の周りの先輩ママたちからも「小1の壁」の苦悩をよく耳にします。

我が家の子どもはまだ4歳ですが、近い将来かならずやってくる「小1の壁」を意識しつつ、「Hello! Family.」シリーズを実際に使ってみたいと思います。

 

【取材協力】
コクヨ

新里 碧
新里 碧
取材漫画家/イラストレーター/アーティスト
芸大を卒業後、広告業界を経て独立。2018年、自身の体験を元に描いた『アプリ婚 お見合いアプリで出会って1年で婚約→結婚しました』(小学館)発売。旅と工作が大好きな新米キャンパーです。
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