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ガツンとにんにくが効いておつまみにも最高!「さつまいものにんにくみそバター炒め」の作り方【森崎繭香の簡単さつまいもレシピ】

芋掘り遠足で子どもたちがたくさん収穫してきたさつまいも。マンネリ化した食べ方に悩むお母さんたちも多いのではないでしょうか。

そこで、お菓子・料理研究家の森崎繭香さんが、家庭で手軽にできるさつまいもレシピを教えてくれました。

今回紹介するのは、にんにくのパンチが効いた「さつまいものにんにくみそバター炒め」。さつまいも料理ですが、ごはんのおともにも、ビールのおつまみにもなる驚きの一品です。子どもや男性も大好きな味なので、晩ごはんのメニューにもなりますよ。

「さつまいものにんにくみそバター炒め」の作り方

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【材料】(2人分)

さつまいも・・・小2本(250g

サラダ油・・・大さじ1

みそ・・・大さじ1

にんにく(すりおろし)・・・小さじ1/2

みりん・・・大さじ1

バター(有塩)・・・10g

 

子どもが収穫してくるさつまいもは、市販のものよりもちょっと不恰好だったり、大きさもいろいろですよね。全部で250gくらいになるように調節して作りましょう。

【作り方】

(1)さつまいもはよく洗ってヘタを切り、長さ5cm、1cm角の棒状に切る。

5cmの長さに切ったさつまいもを、1cm幅に切り、さらに1cm角に切ってスティック状にします。

(2)10分ほど水にさらしてアクを抜く。

水に浸けると、すぐにアクが出てきます。長く水に浸け過ぎると栄養素が流れ出てしまうので、10分を目安に水からあげましょう。

(3)フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、水気を拭いたさつまいもを入れて、よく炒める。

「油が跳ねないように、さつまいもの水気はキッチンペーパーなどでよく拭き取ってからフライパンに入れましょう」(以下「」内、森崎さん)

(4)竹串にさつまいもがスッと通ったら、火を止める。

(5)みそ、にんにく、みりんを加えてよく混ぜる。バターを溶かして絡めたら、できあがり!

焦げつかないよう、調味料は火を止めてから加えていきます。最後に余熱でバターを溶かして、全体に絡めたら完成です。

「さつまいもの代わりに、れんこんやじゃがいもで作ってもおいしいですよ」と、森崎さん。

にんにくとみそバターの食欲をそそる香りが一帯に立ち込め、スタッフ一同、ひと口食べてびっくり! にんにくやみそのガツンとパンチの効いた味に……箸がもう止まりません。外は香ばしく、中はホクホク。この甘じょっぱさはヤミツキ必至です。

男性スタッフも気付けばモリモリと食べており、たちまちみんなでペロリと完食してしまいました。これは、ビールやごはんとも相性抜群なので、甘いものが苦手な男性もきっと気にいるはず。お菓子だけでなく、おかずにもなるなんて新感覚ですね。さつまいも……あなどれません!

甘めのさつまいも料理に飽きてきたら、ぜひ試してみてくださいね。

【取材協力】

森崎繭香・・・お菓子・料理研究家。フードコーディネーター。料理教室講師、パティシエを経て、フレンチ、イタリアンの厨房で経験を積み独立。書籍、雑誌、Webへのレシピ提案、テレビやラジオ出演など、幅広く活動中。身近な材料を使った、家庭でも作りやすいレシピが好評。『米粉で作る うれしい和のおやつ』(立東社)など著書多数。http://mayucafe.com 2018年11月に、人も犬もおいしく食べられる無添加のおやつとごはんのオンラインショップ『one’s daily』をオープン。https://onesdaily.com

 

 

取材・文/岸綾香

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