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マシュマロで作るほろ苦い大人の味。カフェオレアイスクリームの作り方【簡単!もむだけアイスレシピ】

「もんで凍らせるだけ」でとっても簡単にできる自家製アイスクリームの作り方を、お菓子・料理研究家の森崎繭香さんに教えてもらいました。

今回紹介するのは、「カフェオレアイスクリーム」。甘みを加える隠し味は、なんとマシュマロ! コーヒーと絶妙にマッチして、ほろ苦い大人の味わいに仕上がります。

カフェオレアイスクリームの作り方

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【材料】(2人分)

・牛乳・・・200cc

・インスタントコーヒー・・・大さじ1

・マシュマロ・・・50g

※牛乳は低脂肪や成分無調整ではなく、通常のタイプがおすすめ。

※インスタントコーヒーは何でもOK。今回はアイスでも溶ける顆粒タイプを使用しています。

【用意するもの】

ジッパー付き保存袋・・・1枚

※ジッパー付き保存袋は、冷凍保存用のものを使用してください。

【作り方】

(1)耐熱容器に牛乳、インスタントコーヒー、マシュマロを入れ、電子レンジ(600W)で3分加熱する。

耐熱容器に材料をすべて入れ、ふんわりとラップをかけて、電子レンジ(600W)で3分加熱します。加熱するとマシュマロが軟らかく溶けてきます。

(2)取り出して、よく混ぜ合わせる。

電子レンジから取り出したらすぐに、溶けたマシュマロと牛乳をよく混ぜ合わせます。すると、トロリとしたとろみが出てきます。もともとマシュマロの材料は、卵白で作られたメレンゲ。メレンゲを牛乳に混ぜ込むようなイメージだと思ってください。こちらが加わることで、ふわっとクリーミーな口溶けのアイスクリームになりますよ。

また今回、甘味はこのマシュマロの糖分だけ。甘くなり過ぎないので、コーヒーのほろ苦い風味がしっかり引き立ちます。

(3)粗熱が取れたら保存袋に入れて、よくもむ。

今回は生クリームではなく牛乳を使用しているので、生クリームを使う時ほどよくもまなくても大丈夫です。

(4)バットにのせて、冷凍庫で凍らせる。

保存袋の空気を抜いて口を閉じ、平らにしてバットの上に置き、冷凍庫で1時間冷やします。アイスクリームは薄い形状にして、熱伝導のよいステンレスのバットの上などに置いて冷やすと、早く凍らせることができます。

(5)1時間経ったら、よくもむ。

途中で冷凍庫から取り出し、よくもむのがポイント。冷凍庫で冷やしっぱなしにするよりも、少し凍ったところでもう一度よくもんで、袋の中で空気に触れている面を変えてあげると、よりなめらかな口溶けのアイスクリームに仕上がります。

(6)もう一度、冷凍庫で1時間凍らせる。

さらに1時間凍らせたら、最後に再度軽くもみます。アイスクリームディッシャーなどですくって器に盛り付けたら、できあがり!

今回は生クリームではなく、牛乳を使用しているので、他のアイスクリームよりも水分がやや多め。そのため、シャリシャリした軽い食感に仕上がります。

砂糖を使わず、マシュマロの優しい風味が隠し味となって、コーヒーならではのほろ苦さが際立ち、これぞ大人のアイスクリーム! 甘すぎないので、男性にもおすすめできるうえ、ほのかな甘味があるので、子どもも食べられます。ホッと一息つきたい時や、食後のコーヒー代わりに、ぜひ家族みんなで味わってみてはいかがでしょうか?

【取材協力】

森崎繭香・・・お菓子・料理研究家。フードコーディネーター。料理教室講師、パティシエを経て、フレンチ、イタリアンの厨房で経験を積み独立。書籍、雑誌、Webへのレシピ提案、テレビやラジオ出演など、幅広く活動中。身近な材料を使った、家庭でも作りやすいレシピが好評。『米粉で作る うれしい和のおやつ』(立東社)など著書多数。http://mayucafe.com

2018年11月に、人も犬もおいしく食べられる無添加のおやつとごはんのオンラインショップ『one’s daily』をオープン。https://onesdaily.com

取材・文/岸綾香

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