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「ゴーヤー」をみそと砂糖で漬けるだけ!苦味もマイルドな夏の一品に【ちょこっと漬け♯86】

料理研究家の沼津りえさんが、手軽に漬ける「ちょこっと漬け」を、動画で楽しく紹介する連載企画。

今回は、旬の夏野菜「ゴーヤー」をみそと砂糖で漬けてみました。苦味が和らぎ、ゴーヤーが苦手な人でもおいしく食べられますよ!

そのまま炒め物にも使えて便利!麺のトッピングにも◎

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スーパーでも安く出回り始め、買いやすくなってきたゴーヤー。やっぱりゴーヤーを味わうと、夏を感じますよね! そこで、今回はゴーヤーを使った手軽なちょこっと漬けを沼津さんが教えてくれました。

「ゴーヤーは特有の苦味がおいしいですが、苦手な人もいると思うので、みそと砂糖で苦味を和らげてグンと食べやすくしてみました。ゴーヤーの苦味が甘いみそと絶妙にマッチして、ほろ苦くてクセになるおいしさですよ」(以下「」内、沼津さん)。

ちなみに昨年ヒットしたゴーヤーのちょこっと漬けもぜひ!

夏の新発見!「ゴーヤー」をごま油と塩で漬けたら…激ウマだった!【ちょこっと漬け♯42】

夏の新常備菜!梅入り「ゴーヤーの佃煮」はごはんのお供にぴったり【ちょこっと漬け♯43】

【材料】(作りやすい分量)

ゴーヤー・・・1本(約200g)

みそ・・・大さじ1

砂糖・・・大さじ1/2

【作り方】

(1)ゴーヤーを切る

ゴーヤーは両端を切り落とし、半分に切ります。さらに縦半分に切って、スプーンで種とワタを取り除き、7〜8mm幅に切ります。

「私はワタが好きなので、ちょっと多めに残します。ワタが好きな人はキレイに取らずに少し残すとおいしいですよ。厚さによって食感が変わるので、厚切りにしたり、薄切りにしたり、厚さはお好みで変えてくださいね」

(2)調味料を入れて、よくもむ

ポリ袋にゴーヤー、みそ、砂糖を入れ、全体をなじませるようによくもみます。

「みそと砂糖の比率は2:1。みそ漬けはこの比率を覚えてしまえば簡単です。砂糖でゴーヤーの苦味が和らぐので、塩もみせずに手軽に作れるのもうれしいですね」

みそが全体に絡んだら、空気を抜いて、ポリ袋の口を結びましょう。

(3)冷蔵室で漬けたら、できあがり!

冷蔵室で1時間以上置いたら完成です。保存する際は、冷蔵で4〜5日を目安にしてください。漬けるほどしんなりして、苦味が和らいでいきます。

食べてみると、甘いみそでゴーヤーの苦味がマイルドになって、ほろ苦くて食べやすい! 厚切りだけど味がしっかり染みていて、ポリポリと食べ応え満点。これならゴーヤーが苦手な人でもおいしく食べられそう。

「このままゴーヤーチャンプルーにすれば、味付けいらずで簡単ですよ。ほかにも、そうめんや冷麺の具材にしたり、チーズをのせて焼いたりしても最高です」

みそ味なので、ごはんのお供にもぴったり。ゴーヤーが元気な季節にぜひ試してみてくださいね。

次回は、「ピーマン」を使ったちょこっと漬けを紹介します。

 

取材・文/岸綾香

【取材協力】

沼津りえ

料理研究家、管理栄養士、調理師。料理教室『cook会』主宰。バラエティー豊かなレッスン内容が好評で、東京・阿佐ヶ谷を中心に数多くの料理教室を開催。毎年、梅漬けの教室はリピーターが多く大人気に。手軽でシンプルなアイディア溢れるレシピに定評があり、雑誌などのメディアでも活躍。著書に『いろんな味で少しだけつくる ちょこっとだけ漬けもの』(学研プラス刊)、『低糖質だからおいしい!「おやつ&スイーツ」』(K&M企画室)、『野菜丸ごと冷凍レシピ』(主婦の友社)など多数。HPはこちら。Instagram@rienumadu

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