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「鶏むね肉と白菜の中華風炒め」おもてなしにもなる一皿です【松田美智子の白菜丸ごと一週間#4】

冬野菜の代表格、白菜。葉はもちろんのこと、軸もみずみずしくてやわらかく、その淡い甘みは鍋ものはもちろん、生のままサラダで食べてもおいしい!せっかくなら丸ごと1個買って、あれこれと楽しみたいものです。「1個丸ごとなんてとても食べきれない」というかたもご安心を! ペロッと食べ切れる松田美智子さんのおかずをシリーズでご紹介します。傷みにくく手間のない保存法も参考にしてください。

大皿でどうぞ!おしゃれで食べ応え満点の中華おかず

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松田さんのとっておき“白菜食べきりおかず”第4弾は、白菜の軸の部分を使った「白菜と鶏むね肉の中華風炒め」です。コスパ抜群!のひと皿ですが、味はもちろん、赤ピーマンをアクセントに目にも鮮やかなお惣菜で、ホームパーティーにもぴったり。

「鶏むね肉は高たんぱく質&低カロリーでとってもヘルシー。そぎ切りにして紹興酒に漬けることで、パサつきがちな肉がしっとりして風味も上がります。シンプルなお料理ですが、野菜は丁寧に切り揃えてくださいね。仕上がりの美しさ、口当たりが全然違います」(松田さん)

葉もの野菜は手で裂くと、葉がバラバラにならずきれいに分けられる

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白菜の切り分け方&保存法

白菜の芯に包丁で56cmの切り込みを入れて、両手の親指をぐっと切り込みにいれ、そのまま手で裂く。1/4にする場合も同様に。保存は、キッチンペーパーで包み、きっちりラップして冷蔵庫へ。

「白菜と鶏むね肉の中華風炒め」の作り方

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材料(2人分)

白菜の茎部分 45

ねぎ 1/3

干ししいたけ 1

鶏むね肉 1

赤ピーマン 1

 

片栗粉 小さじ1

紹興酒(または日本酒) 大さじ2

しょうが 1

ごま油 大さじ1

塩 少量

こしょう 少量

【調味料】

豆板醤 小さじ1

オイスターソース 大さじ1

しょうゆ 大さじ1

作り方

鶏むね肉は皮と脂を除き、縦に半分に切って筋を取る。ひと口大の削ぎ切りにして塩をふり、片栗粉をまぶす。紹興酒をかけて10分ほどおく。

赤ピーマンは天地を落として縦半分に切る。タネやワタを除いて筋をきれいに包丁で削ぎ取り、斜め薄切りにする。ねぎは芯を除いて斜め薄切りにする。干ししいたけはさっと水に通して10分おき、石突きを除いてそぎ切りにする。白菜の茎部分は5cm長さに切り揃え、1cm幅に切る。

中華鍋を熱し、ごま油と薄切りにしたしょうがを加えて中火で炒める。

香りが立ったら鶏むね肉を加えて両面を焼き、紹興酒(あるいは日本酒)のつけ汁も回しかける。白菜、ねぎ、干ししいたけを加えて炒める。

【調味料】を合わせておく。

全体に火が通ったら赤ピーマンを加え、【調味料】を回し入れる。

手早くさっと炒め、こしょうで味を調えて器に盛る。

動画・撮影/鍋島徳恭

松田美智子(まつだみちこ)

1955年東京生まれ。女子美術大学卒業後、料理研究家のホルトハウス房子さんに師事、各国の家庭料理や日本料理を学ぶ。1993年から「松田美智子料理教室」を主宰。テーブルコーディネーター、女子美術大学講師、日本雑穀協会理事も務める。使いやすさにこだわったオリジナル調理ブランド「松田美智子の自在道具」も好評。http://www.m-cooking.com/

【松田美智子さんのレシピはこちらからも】

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