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たった5分の「朝ヨガ」で、だるい朝でもスッキリ目覚める!【おうちでヨガレッスン#22】

ヨガを中心とした様々なライフスタイル改善プログラムを提案する『Veda Tokyo』とkufuraがコラボして、初心者でも自宅で手軽に行えるヨガレッスンを紹介。

今回は、人気の「朝ヨガ」第3弾! だるくて起きられない朝でもシャキッと気持ちよく目覚めることができるヨガを紹介します。

「朝ヨガ」で1日のウォーミングアップを!

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梅雨どきはジメッと湿気が多く、季節の変わり目ということもあり、だる〜い朝が多いですよね……。そこで、スッキリ目覚めることができる「朝ヨガ」を、ハタヨガ講師の若松由貴子さんが考案してくれました。

「起きるのが辛い日でも、最初は寝たまま始められます。さらに、通常は立って行う“太陽礼拝”を座ったまま行えるようにアレンジしました。いきなりハードなポーズではなく、小さい動きからスタートするので、スッキリ起きられないときにぴったり。5分くらいなので、忙しい朝でも始めやすいですよ!」(以下「」内、若松さん)

気圧の影響もあってか、季節の変わり目は体調を崩しやすい時期ですね。朝ヨガで気持ちよく1日をスタートしましょう!

「朝ヨガ」でスッキリ目覚めよう!

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(1)仰向けで伸びる

仰向けになり、頭の上で指を絡め、手の平を外側に向け、気持ちよく上に伸びをします。その状態で息を深く吸って、口から吐き出します。

「息を大きく吸って、目覚めの準備をします。体を起こすウォーミングアップです」

(2)両膝を倒す

両腕を体の横に置き、両膝を曲げ、足を大きく横に開きます。息を吐きながら膝を右に倒し、吸いながら真ん中に戻します。これを繰り返し、慣れてきたら足と逆側に頭をコロンと倒して、体をねじりましょう。

「股関節周りをふわっとゆるめ、骨盤周りを心地よくほぐしてください」

(3)座位の太陽礼拝

ここからは、座位で行う「太陽礼拝」です。

手でサポートして起き上がり、両足を揃えて座ります。背筋を心地よく伸ばし、胸の前で合掌したら、吸いながら合掌した手を上げましょう。

心地よく胸を開いて目線を上げ、吐きながら横から手を下ろし、お尻の後ろで指を絡めます。吸いながら体の前面をふわっと開いて、目線は斜め上に。吐きながらゆっくり前に倒し、額がマットに付く人は付けて、吸いながら上半身を半分上げ、目線は斜め前に。吐きながらもう一度倒し、吸いながら起きましょう。

これを基本に繰り返し、途中でポーズを少し変え、四つんばいになりお尻を持ち上げるポーズを挟んでいきます。

胸をしっかり開き、呼吸と体を連動させ、心地よい目覚めへと繋げていきます。呼吸といっしょに背骨を動かすことで、神経伝達をスムーズにし、自律神経を整えます。体も心も軽やかになり、朝から体が活動しやすい状態になりますよ

早速、ジメッと暑くて寝苦しかった日の朝に行ってみました。

最初の伸びのポーズから気持ちよく、だるかった体のスイッチが徐々に入っていきます。いきなり起き上がってハードなポーズを行うのではなく、少しずつ体を起こしていく感じが辛い朝にはちょうどいい。

太陽礼拝は合唱して手を上げるだけで、朝の新鮮な空気を深く吸って、神聖な気持ちになるから不思議です。呼吸を感じながら自分の内面と向き合うことで、1日をスタートする心の準備が整いました。

ちょっと今日は起きるのが辛い……そんなときこそ、ぜひ試して欲しい。朝ヨガでスッキリ目覚めて、元気に1日を始めましょう!

取材・文/岸綾香

【取材協力】

若松由貴子

心と身体をバランス良く鍛えることができるオンラインスタジオ『Veda Tokyo』所属。さわやかな笑顔と丁寧で分かりやすいレッスンが人気。アディダスグローバルランニングコミュニティadidas Runners Tokyoのヨガ講師を務める。2015年より毎年インドに渡り、ヨガの学びを深めている。指導歴10年。2人の子どもの母。

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