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9分で体がポカポカ!燃焼系「代謝アップヨガ」で運動不足を解消【おうちでヨガレッスン#21】

ヨガを中心とした様々なライフスタイル改善プログラムを提案する『Veda Tokyo』とkufuraがコラボして、初心者でも自宅で手軽に行えるヨガレッスンを紹介。

今回は、運動不足の人におすすめの「代謝アップヨガ」を紹介します。いつもよりハードなポーズですが、たった9分で体がじわっと温まりますよ。

燃焼系ヨガで血流を促進し、代謝をアップ!

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リモートワークが続き、運動不足は慢性的な悩みになってきたこの頃。みなさん、体を動かしていますか? そろそろ薄着になる季節、ボディーラインが気になる人も多いのではないでしょうか。まさにわたしもどうにかしたい! そこで、今回はちょっとハードな「代謝アップヨガ」を、ハタヨガ講師の若松由貴子さんに教えてもらいました。

「いつもはリラックス系の動きが多いですが、今回は”英雄のポーズ”など、ちょっとピリッとハードなヨガに挑戦。しっかり動いて約9分間でしっかり全身を温めます。

内臓機能を高める動きを多く取り入れているので、血流を促進して代謝がアップ。それに加えて、下半身強化、骨格バランスを整える動きも入れています。初めは無理せず、自分の心地よい範囲で行ってみてください」(以下「」内、若松さん)

「代謝アップヨガ」でポカポカ燃焼!

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(1)英雄のポーズ1

マットの前側に立ち、足を揃えて体の中心を整えます。右足を大きく後ろに引き、爪先はやや外側に向け、両手を腰に当てます。お腹と胸を正面に戻し、吐きながら左膝を曲げて踏み込み、下半身を安定させます。吸いながら両手を前から顔の横に上げ、目線も斜め上に。ここで呼吸を繰り返しましょう。

(2)英雄のポーズ2

吐きながら両手を腰に戻し、吸いながら膝を伸ばし、吐きながら上半身を右側に向けます。吸いながら両手を肩の高さに上げ、吐きながら体を左側に倒します。左手をももかすねに置き、肩の延長線上に右手の指先を伸ばし、ここで呼吸を繰り返します。

「体の前面を広げ、体の側面の伸びもしっかり感じましょう」

(3)頭を下げて血流アップ

吸いながら上体を起こし、吐きながら両手を腰に戻します。上半身を正面に戻したら、右足を1歩前に移動します。吸いながら背を伸ばし、吐きながら体を前に倒します。ここで手の平をももかふくらはぎに置き、余裕がある人は足首の方へ。必要な所まで倒したら、ここで呼吸を繰り返します。

「足の裏にできるだけ均等に体重をのせて、頭の重みを感じてください」

(4)下半身を強化

吸いながら上体を起こし、両手を腰に戻して、吐きながら右足を前に戻します。息を吸いながら背を伸ばし、吐きながら膝を曲げ、お尻を後ろに引きます。吸いながら両手を前から顔の横に上げ、目線は斜め上に。ここで呼吸を繰り返します。

「内ももに何か挟んでいるような意識を持ってしっかり支え、下半身が熱くなる感覚を味わってください。太ももが鍛えられ、下半身強化に繋がります」

(5)1〜4を反対側も繰り返す

吐きながら上半身をゆっくり前に倒し、吸いながらロールアップで起き上がります。1〜4まで同様に反対側も行いましょう。

「全部終わったら目を閉じるか、目を伏せてリラックス。動いた後の体の内側の反応を見守り、自分自身で作った熱を感じてください」

実際に行ってみると、私は特に太ももがキツイ! いかに自分が運動不足かを思い知り、プルプルしながら頑張りました。一定時間、同じポーズをキープしていると、体がじわっと熱くなってきます。特に4番の空気椅子のようなポーズは下半身をしっかり刺激。いつもよりハードな分、終わると心地よい爽快感がありました。

毎日続けたら体のバランスが整い、下半身も強化されそう。運動不足が気になる人は、ぜひ試してみてください!

取材・文/岸綾香

【取材協力】

若松由貴子

心と身体をバランス良く鍛えることができるオンラインスタジオ『Veda Tokyo』所属。さわやかな笑顔と丁寧で分かりやすいレッスンが人気。アディダスグローバルランニングコミュニティadidas Runners Tokyoのヨガ講師を務める。2015年より毎年インドに渡り、ヨガの学びを深めている。指導歴10年。2人の子どもの母。

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