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「春の衣替え」はGWが明けるまでがリミット! 虫食いの被害を抑えるために「しまい洗い」を

ポカポカと温かい日が続き、そろそろ衣替えの季節。冬物をしまうタイミングはいつがいいのか、みなさんご存じですか? 
洗濯のプロ・ライオンのお洗濯マイスターの大貫和泉さんに、「春の衣替え」はいつすべきか、冬物の洗い方について教えてもらいました。

衣類を食べる害虫が卵を産む前に、冬物のしまい洗いを!

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「春の衣替え」は、ズバリ「ゴールデンウィークが明けるまでがリミット」とライオンは提案。

その理由はなんとも衝撃的ですが、なんと衣類を食べる害虫がゴールデンウィーク明けの頃から成虫になり、衣類に卵を産み落とす可能性があるから!

産み落とされた卵が孵化して幼虫になり、衣類を食べてしまう可能性があるそうです。

また、食べこぼしや皮脂汚れをそのままにして、洗濯せずにしまってしまうと、翌シーズンに取り出してみたら虫食いの穴があいていた!なんてことに……。

お気に入りの衣類を守るためにも、しまい洗いのタイミングはとっても重要なんです。

「おうち洗い」でクリーニング代を節約しよう!

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原油価格などの高騰で、クリーニング料金にも値上げの動きが出ているこの頃。毎年クリーニングに出しているダウンジャケットやニットですが、実はおうちで手洗いできるものもたくさんあります。今年はおうち洗いで節約してみませんか?

■ヘビロテした「ダウンジャケット」もふわふわに!

「洗濯おけ」や「手洗い」の記号がついているものは家庭で洗えます。「洗濯機マーク」や「手洗いマーク」もOKです。

冬の定番の「ダウンジャケット」。特に薄手のライトダウンジャケットは手頃な価格で買えるので、クリーニングに数回出したら、もう1枚買える金額に……なんてことも。いまこそおうち洗いをしてクリーニング代を節約したいですね!

家庭で洗えるか洗濯表示をチェックして、30℃以下のぬるま湯におしゃれ着用洗剤を加え、その中でダウンジャケットを押し洗いしたら、きれいな水で2回すすぎ、脱水は洗濯機にお任せ。

写真のように、洗濯槽にダウンジャケットが浸かるくらいの30℃以下の水を張り、おしゃれ着用洗剤を適量入れ、洗濯槽の中で40回ほど押し洗いするのもおすすめ。

すすぎと脱水が終わったら軽く振りさばいて羽毛を整え、陰干しします。表面が乾いてきたら、両手で挟んで軽く叩きながら中の羽毛をほぐすと、羽毛がペタンコにならず、ふわふわに仕上がりますよ!

「ダウンジャケットは乾きにくいので、2〜3日かけてゆっくり乾燥させましょう。羽毛に湿気が残っていると、保管中にイヤなニオイやカビが発生する原因にも。手の平でダウンジャケットをギュッと挟み、水分が手につかなくなるのが目安です。念のためもう1日干すと完全に乾燥できますよ」(以下「」内、大貫さん)。

■大事な「ニット」は洗濯機の「弱水流コース」で洗おう

冬によく着た「ニット」は、わざわざクリーニングに出さなくても、ポイントさえ守れば、家庭でも縮ませたり、傷めたりすることなく、上手に洗濯機で洗うことができます。

虫食いを防ぐためには、しっかり汚れを落とすことがポイントです。洗濯表示をチェックしてから、汚れが気になる部分にはおしゃれ着用洗剤の原液を直接塗って洗いましょう。

ニットを畳んで洗濯ネットに入れ、形崩れを防止する「手洗いコース」「おしゃれ着コース」「ドライコース」など弱水流のコースを選び、おしゃれ着用洗剤を使って洗います。消臭・防臭効果のある柔軟剤を併用すると、さらに消臭・防臭効果が高まります。

「干すときもニットを伸ばさないよう注意を。平干し専用ネットに広げたり、ハンガーに重さを分散して干したりすると、生地が伸びるのを防げます」

■汚れが気になる「手袋やニット帽」などの小物類も洗ってスッキリ

いろいろな物に触れ、付着汚れが気になる「手袋」や、汗や皮脂汚れが気になる「ニット帽」。特に汚れやすいアイテムも家庭で手洗いできます。

洗濯表示をチェックし、目立つ汚れがある場合はおしゃれ着用洗剤を直接塗って前処理をします。30℃くらいのぬるま湯におしゃれ着用洗剤を加え、その中で押し洗いをして、きれいな水で2回すすぎ、しっかりタオルに挟んで脱水をしてから干しましょう。

「平干しネットがなくても、写真のように洗濯ネットの4隅をピンチハンガーで留め、この上にのせて平干しすれば、小物類も生地を伸ばさずに干すことができますよ」

いかがでしたか? ゴールデンウィークをのんびり自宅で過ごす予定の人は、ぜひこの機会に冬に活躍したアイテムの「しまい洗い」をして、初夏に向けてサッパリと衣替えをしてみてください。

取材・文/岸綾香

【取材協力】

大貫和泉

約20年、洗濯用洗剤などの製品開発、調査に携わり、そこで得た豊富な経験や知識を生かし、ライオン株式会社の「お洗濯マイスター」として各メディアなどで活躍。主婦や母親の立場から、女性ならではの目線で日々の洗濯に役立つ情報を伝えている。

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