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狭くても快適空間に!「玄関をスッキリさせる」ためにしていることを女性140人に聞きました

“おうちの顔”といわれる玄関は、その家の第一印象を左右する重要な場所。玄関のせいで来客から「うわっ、だらしないな」とガッカリされないように、いつ誰に見られても恥ずかしくない状態にキープしておきたいものです。とはいえ、実際には難しい……。

そこで、『kufura』では20代~50代の女性140人を対象に“玄関をすっきりさせるためにしていること”をテーマにアンケート調査を実施しました。

なるべく靴を出しっぱなしにしない

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「必要以上に靴を出さない。玄関に靴がたくさんある家って入った瞬間から雑な感じがして嫌なので」(39歳/公務員)

「出しとく靴は各自1足までにしたらスッキリ見えるようになった」(41歳/主婦)

「靴をきれいに並べること。靴がぐちゃぐちゃだととても汚く見えるが、ちょっと揃えて並べるだけで感じが良くなるので」(29歳/その他)

今回のアンケートで圧倒的に多かった意見は、靴を出しっぱなしにしないこと。過去に実施した“よその家庭の玄関で気になったこと”というテーマでのアンケート調査でも、靴があふれている玄関にダメ出しする声が相次ぎました。

理想は全て靴箱などに収納して、玄関の床が完全に見える状態にしておくこと。ただ、通勤・通学で毎日履くものを都度出し入れするのは面倒なので、ひとり一足までは許容ラインといえそうです。また、出している靴はきちんと並べることもお忘れなく!

なるべく物を置かない

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「傘立てを置かない。なにげに邪魔だったから置かなくなったらすっきりした」(41歳/研究・開発)

「マットレスを敷かない」(39歳/その他)

「来客時以外スリッパを片付けています」(38歳/その他)

「置きがちだけど……出来るだけダンボールなど置かないようにしています。玄関入って物が置いてあるとそれだけで雑に見えますよね!」(48歳/主婦)

靴に限らず、玄関に存在するものを減らせば減らすほど、すっきり感は上昇します。ちなみに、過去に実施したアンケート調査によれば、玄関から捨てても困らなかったものランキングのトップ3は、玄関マット、スリッパ、傘立てでした。玄関にあるのが当たり前になっているけれど、実はあまり機能していないものは撤去を検討してみてもよいかもしれません。

また、家の中に入りきらないものを何でも玄関に置きっぱなしにするのはやめましょう。筆者自身、玄関を資源ごみ置き場にしてしまっているので、あまり上から目線なことはいえないのですが……。

物を減らして収納をコンパクトにする

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「傘立てをスリムなものに変え、傘自体も必要最低限の本数しかおかなくなったら見た目もすっきりし、掃除もしやすくなった」(29歳/パート・アルバイト)

「靴の数を減らして、靴箱を小さめにしたらすっきりした」(55歳/主婦)

ミニマリストに倣ってものをどんどん捨てていると、生活に不便が生じてしまうことも……。無理に“ゼロ”を目指すのではなく、傘や靴などアイテム数を減らし、収納器具をコンパクト、スリムなものに変えるだけでもかなりのすっきり感が得られるようです。

「浮かせる収納」をとりいれる

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「傘立てをドアにつけてる」(44歳/その他)

「傘や靴ベラなどを床置きにせずに浮かせて置いて、靴だけを置くようにしている」(41歳/その他)

必要なものをすぐに取り出せて、かつ床をすっきり見せる“浮かせる収納”もおすすめ。100円ショップなどの便利アイテムをうまく活用したいところですね。

その他、こんなアイディアも…

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「鍵入れボックスを置きました。鍵のほかに、ボールペン、キーホルダーなど玄関先で使う小物を一箇所にまとめたので、靴箱の上がすっきりしました」(53歳/主婦)

「床をピカピカにする」(52歳/主婦)

「豪華な玄関マットをやめて、洗えるマットにしたら清潔を保てる」(57歳/主婦)

「色を統一してシンプルにしている」(45歳/主婦)

玄関からものをなるべく排除して、さらに床をピカピカに磨き上げる。ここまでやるのは相当ハードルが高そうですが、実践すれば玄関だけでなく家全体のイメージアップにもつながりそうです。

 

以上、“玄関をすっきりさせるためにしていること”をご紹介しました。玄関が片付いていると来客からよく見られるだけでなく、自分自身もいい気分で外出したり帰宅したりできるのではないでしょうか。玄関をより快適な空間にするべく、みなさんの意見をぜひご参考にしてみてくださいね。

中田綾美
中田綾美

成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。

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