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片付けの第一歩は処分から!「大掃除前に捨ててよかったもの」を221人にリサーチ

年末の大掃除にて、いつも家の中が十分片付かないまま年明けを迎えてしまう……という人は多いのではないでしょうか。大掃除が計画通りに終わらないのは、事前の準備不足が原因かもしれません。何かと慌ただしい年の瀬を迎える前の今のうちから、少しずつプレ掃除を進めていきましょう!

そこで、『kufura』では20代~50代の女性221人を対象に「大掃除前に捨てておいてよかったもの」をテーマにアンケート調査を実施しました。

第7位:寝具・・・5票

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「長年使わなかったお客様用の布団。義母がくれたのですが、使っていなくて邪魔だったので捨ててスッキリしました」(50歳/財務・経理)

「せんべい布団。もういらなくなったときに邪魔になるので車で集積所にもっていった」(41歳/主婦)

大掃除は、家の中にためこんだ不用品を一掃するチャンス。手始めに、押し入れを陣取っている寝具から取りかかってはいかがでしょうか。

特に、客用の寝具はほとんど出番がないという家庭も多いはず。もし、今後必要な機会が訪れれば、そのとき新しいものを用意すればいいと割り切って、埃のかぶった寝具は一旦処分してしまっていいかもしれません。

第6位:子どものおもちゃ等・・・7票

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「子どもの使わなくなったおもちゃです。年齢が大きくなると遊ばなくなっていくおもちゃが大量にあると、今置きたい物が部屋に置けなくなってしまうので」(40歳/その他)

「子どもたちの使わなくなったおもちゃや衣類。捨てるというより、フリマアプリで売ったり、寄付したりしました。大掃除の時には、スッキリとした部屋になっていて、掃除しやすくなりました」(43歳/主婦)

「子どものノートや教科書(もう絶対に使わない教科のもの)、子どもの買っている月刊誌など」(35歳/専門職)

子どもが成長するにしたがってものは増える一方。衣類、おもちゃ、教科書等、思い出も詰まったアイテムではありますが、ずっと保管しておくと部屋がキャパ・オーバーです。

いざ年末を迎えてから「これ捨てていい?」「ヤダ!」なんてやりとりを子どもと延々と繰り返すのは気の遠くなる話。今のうちから子どもと一緒に少しずつ不用品の仕分けを進めてみては?

第5位:家電製品・・・15票

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「使わなくなった大型家電。とっといても意味がなかったので、早めに粗大ごみ収集行き」(50歳/総務・人事・事務)

「壊れた家電等、処理に迷った捨てにくいもの。そのままにしておくと、気分よく年を越せないので、気になったときに出来るだけ放置せず、直ぐに捨てるように心がけています」(46歳/自営業)

自治体のルールにもよりますが、基本的に家電は通常のゴミと違って、捨てるのに一定の手続が必要なため、それが億劫で処分が後回しになりがち。ただコメントにもあるように、気分よく年を越すためには早めの処分が吉です。年末年始は予約が混みあうこともあるので、今すぐ重い腰を上げましょう。

第4位:本、雑誌・・・16票

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「本。中学生からとってあった本や漫画を処分したら棚が軽くなって動かして掃除することができたし、棚のスペースができて便利に使えるようになったりした」(53歳/その他)

「漫画雑誌など。掃除中に見つけると読んでしまって掃除が進まないので」(26歳/その他)

読み返す機会のない本や雑誌を処分してしまえば、収納にかなり余裕ができるのではないでしょうか。年末に向けて積読状態の本を一冊一冊読み進めて、読み終えたものから処分していくのもよいかもしれません。

第3位:大型家具・・・20票

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「ラブソファ。部屋の場所を大きく占有していたので、今年の春に処分しました。広くなり、掃除も楽になりました!」(51歳/その他)

「本棚。ほとんど電子書籍に切り替えているので、自分が本で読みたい本だけを慎重に選ぶようになって物が減ってよかった」(36歳/パート・アルバイト)

家電製品同様、捨てるとなるとそれなりに気合が必要な大型家具。ただ、年末までにちょっと自分を奮い立たせて処分しておけば掃除しやすくなり、その家具の周辺にたまる埃を気にする必要もなくなるなどいいことづくめです。

第2位:段ボール、瓶等のリサイクルごみ・・・23票

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「いつか使うだろうと思って畳んで取って置いたダンボール箱。意外と場所を取っていたせいか無くなったことで掃除機やモップの動線が通るようになって掃除しやすくなった」(58歳/営業・販売)

「瓶・缶などの資源ごみ。年末ギリギリだとゴミステーションがやっていないから」(41歳/主婦)

「ペットボトルなどのリサイクル品。どうしてもかさばって部屋がスッキリ見えないから日頃からちょくちょくリサイクルボックスに捨てることでポイントも貯まるし家がスッキリする」(27歳/パート・アルバイト)

リサイクルごみのなかでも、今回とりわけ多かったのは段ボール。頑丈できれいなものなどは「何かに使えそう」と保管しておきたくなりますが、ためこむとキリがありません。収納スペースにおさまるものに厳選して、それ以外の在庫は一掃しましょう。

第1位:衣類・・・46票

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「いつも同じような服を着回しているのに、処分しきれてなかった服が沢山あり、箱で捨てたらスッキリしました」(44歳/主婦)

「衣類。3年着ていないものはもう絶対着ることがないので、思い切って処分する。1年の終わりにふさわしく気分的にスッキリする」(50歳/主婦)

「捨てるというよりかは捨てる前提で1年間着なかった服をまとめておく。掃除の時の床掃除に使って捨てるとエコになるし、結構綺麗になる」(25歳/事務職)

過去に実施した“捨ててよかったもの”ランキングにて、常にトップを飾り続けている衣類が今回の調査でも首位を獲得。筆者自身も経験がありますが、自分のクローゼットは大掃除の弾みをつけるのにおすすめ。というのも、“過去1年間で着用したかどうか”という明確な基準で要不要の判断ができ、大量の服を処分してスッキリした気分を経験すると、クローゼット以外の場所でも今すぐ必要なもの以外は躊躇なく捨てられるようになるからです。

「もったいない」が口癖でものをためこめがちな人は、まずはクローゼットで捨てることへの免疫をつけてみてはいかがでしょうか。

その他、こんなものも年末までに捨てるのがおすすめ!

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「細かい飾り物。とにかく一個一個拭くのは面倒なので」(39歳/主婦)

「引き出しの中のもの。なくなるとスッキリします」(40歳/その他)

「じゅうたん。掃除機をかけるのが楽になった」(52歳/その他)

「キッチンのストック食品。賞味期限切れのものも結構ある」(37歳/その他)

 

以上、「大掃除前に捨てておいてよかったもの」をご紹介しましたがいかがでしたか? 大晦日に「全然終わらないよ~」と涙目になりたくない人は、ぜひ皆さんのコメントをご参考にしてみてくださいね。

中田綾美
中田綾美

成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。

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