子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア

貯まる人ほど実践!年の初めに「欲しいものリスト」を書き出して、メリハリ家計を作ろう!【お金が貯まる年末年始の過ごし方#3】

年が明け、気分も一新! 「今年は貯めるぞ!」と決意し、新しい家計簿を書き始めた人も多いのでは?

でも、年明けのやる気が1年続くかどうかは微妙なところ。3月ごろには家計簿は真っ白なページばかり……なんてことにならないように、やる気のある年初に、ぜひおすすめしたいのが「欲しいものリスト」の作成です。

実はこれ、かなり多くの貯まる人が実践する貯めワザなんですよ!

貯まる人は「欲しいもの」から考えます

null

貯まる人は、お金を貯めたいとき、「何を削るか」ではなく「何が欲しいか」から考えます。

なぜなら、「欲しいもの」が明確であるほど、「欲しくないもの」がハッキリし、家計の削りどころがむしろ分かるからです。

そんな貯まる人が活用しているのが、「欲しいものリスト」。家計簿や手帳など、自分がよく目にするものに、今年叶えたい夢や行きたい旅行、買いたいものなどを書くことで、叶えるためにはどうしたらいいかと常に意識でき、考え方や行動がしぜんに変わってくると言います。

たとえば……

「いつもは思うだけで、どうせムリと思っていたハワイ旅行。それが、“今年はハワイに行く”と書くことで、現実的な目標になり、何月が安いのか、どうやってお金を捻出するか具体的に考えるように。ハワイのためならと、服や外食を削るのも苦にならず、むしろ節約に積極的になれ、貯蓄スピードが一気に上がりました」

など、「欲しいもの」があれば、やる気も続き、家計もメリハリができて効率よく改善できます。

さっそく、家計簿や手帳を開いて、最初のページに今年叶えたい夢をリストアップしてみましょう!

「欲しいもの」は広い視野で考えよう!

null

ただ欲しいものを書こうと思っても、旅行に行きたい場所も、欲しい服もない!という場合もありますよね。そういうときは、次のような視点で自分の中にある希望や理想を考えてみると、ヒントになります。

1年後、どんな生活をしていたい?

あまり遠すぎる将来では、イメージもぼんやりしてしまいます。1年後ぐらいなら、どんな自分になりたいか、あるいは暮らしをしていたいかを具体的に考えやすく、そこに近づくために欲しいものを考えられるはず。たとえば、

「シンプルな部屋で、好きな音楽と本をゆっくり楽しむ休日を味わいたい」

だったら、どんなインテリアにしたいか、音楽や本を楽しむスペースをどんな風に作りたいかを考えれば、欲しいものも明確になるはず!

自分を磨くために欲しい資格やスキルは?

自己投資も、「欲しいもの」としてもちろん記入してOK。英会話や資格試験、ダイエットや筋力アップなどの挑戦してみたかったことや、ステップアップのためにやりたいことを書き出してみると、スクールやジムなどの情報もキャッチしやすくなり、一歩を踏み出せます。

家族が喜ぶためにできることは?

家族がいる人は、家族に「欲しいもの」を聞いてみるのがオススメ! みんなで目標を共有すると、節約に協力的になったり、お金の使い道を相談しやすくなったりと、家計へのメリット大。一緒に頑張ればやりくりの励みになり、何より、ワクワク楽しく盛り上がれて絆も深まります!

自分や家族が安心できる貯蓄はいくら?

欲しいものは何もないけど、お金は貯めたい……という人は、「なぜ貯めたいのか?」を考えてみましょう。夫婦の老後のために貯めたいのか、子どもの教育費を貯めたいのか、突然の病気や怪我に備えたいのか、とにかく安心したいのか。貯蓄の目的を考えて書き込むことで、いくら貯めればいいのかも見えるはず。

欲しいものの優先順位を考えよう!

null

「欲しいもの」を書き出したら、さらに欲しい理由、叶えるために必要な金額も調べて書き込み、「欲しいもの」をできるだけ具体的にしてみます。ビジュアルがあるとより強くイメージできるので、イメージ写真をスクラップするのも効果的です。

すると、「これは今年どうしても叶えたい!」「これは、まだ先でもいいかな」など、欲しいものの中にも強弱があることに気付けるはず。

今年叶えたい夢、次に叶えたい夢を整理することで、今の収入からどう貯めていけばいいか、貯蓄プランもより堅実に立てられるのです。

いつまでに、いくら貯めれば叶うのか

そのために、毎月いくら貯めればいいのか

ボーナスから、いくら取り分けるのか

今の家計から何を削れば捻出できるか

など、どんどんお金のことを具体的に考えられますよ!

まとめ:年初の「欲しいものリスト」が、家計にブレないメリハリを作る!

null

冒頭でも述べたように、欲しいものが明確なほど、削れる部分も浮き彫りになります。ムリやガマンをすることなく出費を減らせればストレスもたまらず、1年を通じてやりくりに前向きに取り組めます。

やる気は水物。ちょっとしたことで挫折し、そのままモチベーションが下がったきりになってしまうことはよくあります。そんなときも、「絶対これを叶えたい」という目標を再確認できれば、やる気を取り戻せて、軌道修正が可能です。

 

お金は使うために貯めるのであり、「欲しいもの」はやる気の原点。そして、家計にブレないメリハリを作る大切な柱となります。やる気のある年初こそ、ありったけの想いを込めて「欲しいものリスト」を書き込んでみてくださいね!

pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE
大特集・連載
大特集・連載