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想像以上のポテンシャル!「さつま揚げ」のおいしい食べ方

魚のすり身を油で揚げた「さつま揚げ」。ちくわや蒲鉾と同じ練り物ながら、見た目が茶色いからか、お弁当や食卓に並べてもいわゆる“映えない”、ちょっと地味な存在でもあります。でも、みなさんもご存じの通り、味は間違いなく美味しいわけで……。もっと毎日の献立に使わないともったいないのでは!?

そこでkufuraでは女性399人に「好きなさつま揚げの食べ方&料理」を調査しました。すると、さつま揚げのポテンシャルの高さをうかがえる、食べ方&料理の数々が集まりましたので紹介します!

外はサクッ中はフワッ!衣をつけて揚げる

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「衣をつけて天ぷらにする。中はフワフワ柔らかく、サクサクの衣が美味しい」(48歳/コンピュータ以外の技術職)

「細く切ってかき揚げに入れる」(39歳/主婦)

まずは“揚げ物にする”アイディア。同じ練り物であるちくわの天ぷらも美味しいですから、さつま揚げの天ぷらも美味しそうですね! もともと揚げている“さつま揚げ”をさらに揚げるのは脂っこいのでは……との懸念もありますが、意外とそんなことはないよう。気になる方は、しそを巻いて揚げてみるのもいいかもしれませんね。

「きんぴらごぼう」「ひじき」「切り干し大根」など定番副菜に入れる

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「きんぴらごぼうと一緒にスライスして炒める」(53歳/主婦)

「さつま揚げと人参のきんぴら炒め。味付けは普通にきんぴらごぼうと一緒ですが、ごぼうの代わりにさつま揚げを入れると、さつま揚げの甘味が出てイケます!」(26歳/主婦)

「ひじきと一緒に煮る。ひじきのアクセントにもなるし味が合う」(28歳/営業・販売)

「ひじきの煮物に入れると、さつま揚げの出汁が染みて美味しくなる」(50歳/コンピュータ関連以外の技術職)

「切り干し大根の甘みとよく合う。かさ増しにもなります」(21歳/主婦)

「きんぴらごぼう」など定番の副菜に入れちゃうのもアリなようです。出汁をいい感じに吸って、さらにコクも加わって美味しくなるとのことです。

みんな大好きなチーズとの相性も◎!

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「チーズをのせてオーブンで焼く。和風なピザみたいな感じになる」(25歳/総務・人事)

「さつま揚げは一口大に切り、茹でたブロッコリーなどの野菜と炒め、塩胡椒で味を調える。最後にカマンベールチーズをちぎって入れて、いい感じにトロけたら出来上がり。味はイタリアンな感じ。さつま揚げの柔らかさ×ブロッコリーの歯ごたえが楽しめます」(47歳/営業・販売)

チーズとの相性も申し分なし! “和”なイメージの強いさつま揚げですが、チーズと合わせれば洋風テイストで楽しめます。

野菜と一緒にコトコト煮る

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「かぼちゃと一緒に煮る。砂糖と醤油のシンプルな味付けだが懐かしい味で好き」(39歳/主婦)

「白菜と一緒に煮る。煮るとだしも染み込んで美味しい」(33歳/主婦)

「ふき、こんにゃく、さつま揚げを白だし等で味付け。さつま揚げの甘みが出て美味しい」(35歳/総務・人事)

「大根とさつま揚げの煮物。小さい頃から食べている」(17歳/学生・フリーター)

やはり昔ながらのさつま揚げの煮物は外せませんよね。地味だろうが、見た目が茶色と言われようが、美味しいものは美味しい! ホッとする、落ち着く味として人気でした。

何杯でも食べたくなる! ご飯に合うアレンジ料理

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「キャベツとさつま揚げをごま油で炒め、水と少量の麺つゆで味を調節して炒め煮にする。白いご飯によく合います」(48歳/その他)

「刻み昆布と一緒に炒め煮にする。簡単に作れて、ご飯のおかずになる」(46歳/主婦)

「トックと一緒に甘辛く煮る。甘辛い味がご飯に合うので好き」(40歳/主婦)

「さつま揚げをフライパンでさらに焼いて、卵でとじてご飯にのせて食べる。さつま揚げの香ばしさと、卵のふんわり感が相まって美味しい」(39歳/総務・人事)

「ネギと一緒に出汁で煮て卵でとじて丼にする。子供の頃に母が作ってくれた我が家の母親の味です」(38歳/営業・販売)

「さつま揚げ入りのオムレツ。太めの千切りにしたさつま揚げを入れてオムレツを作り、紅ショウガと削り節をトッピングしてソースをかける」(62歳/その他)

さつま揚げ単品だとご飯のおかずにはなりにくいイメージですが、卵と合わせたり、甘辛い味付けにすれば、立派なおかずになるようです。

「ちゃんぽん」以外にも!「焼きそば」「パスタ」など麺類にも使える

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「ちゃんぽんに入れる。出汁が出て、旨味が増す」(46歳/主婦)

「醤油ベースの和風パスタに入れる。変わり種で意外と美味しく、たまに無性に食べたくなる」(45歳/主婦)

「うどんに乗せます。出汁を吸って食感がフワフワに。さらに出汁つゆにもコクが出て美味しくなる」(50歳/主婦)

「一口大に切りお肉の代わりに焼きそばに入れる。ソース味と良く合います!」(42歳/主婦)

ちゃんぽんにさつま揚げが入っていることが多いですよね。出汁が出て、いい働きをしています。ちゃんぽんだけでなく、麺類で使うという方もチラホラいました。

シンプル・イズ・ザ・ベスト!そのまま焼いて食べる

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表面を焼くことで、香ばしさが増します。さらに表面はパリッ、中はふっくらとし、さつま揚げ本来の味が楽しめると、そのまま焼いて食べるのが好きな方も多かったです。

焼き方もフライパン、直火、トースター、グリルなど様々。さらに、何につけて食べるかにも違いありました。

しょうが醤油

「サッと火で炙ってしょうが醤油で食べる。火で炙ると食感が良くなる。しょうが醤油をつけるとさらに味も良くなる」(72歳/主婦)

「シンプルにさつま揚げの味を感じられる」(47歳/総務・人事)

大根おろし

「さつま揚げをグリルでこんがり焼いたら、大根おろしをたっぷり乗せてお醤油をひと回しかけて食べると美味しい。さつま揚げは少し油っぽかったりするので、グリルで焼くことで油が落ちるし、大根おろしでさっぱり食べることができます。さつま揚げを三枚くらいにするとメインにもなりボリュームも出ます」(53歳/主婦)。

さらにさっぱり食べたい方は「大根おろし+ポン酢」(40歳/総務・人事)もおすすめです!

マヨネーズ

「マヨネーズに七味唐辛子を混ぜて食べる。お好み焼きみたいで美味しい」(44歳./学生・フリーター)

「わさびマヨネーズ。ピリッとして美味しい」(58歳/主婦)

「はちみつとマヨネーズ。居酒屋で食べました。一見合わなそうな組み合わせだけど、とっても美味しかったです!」(34歳/主婦)

「しそを挟む」「かつお節」など、+αのアレンジ技も!

「さつま揚げに切り込みを入れしそを挟む。さつま揚げはそのまま食べるとやや味が濃い。シソをはさむことで緩和され、香りも楽しめる」(31歳/営業・販売)

「焼いて鰹節をかけて醤油をつけて食べる。ビールに合います!」(76歳/主婦)

やっぱり美味しい!「おでん」に入れる

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「煮汁が染み込んでほっこりした味わいになる」(26歳/医師)

「つゆを含んで旨味が増すし、とろとろの食感になるのがたまらない」(36歳/総務・人事)

最も多くの支持を得たのは「おでんに入れる」。おでんに入れることで、出汁にも魚のうま味が加わり味にも深みが出ますね。

他にも…「サラダ」「チャーハン」「サンドイッチ」にもアリ!

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「細かく刻んでチャーハンに入れる。少量の味付けでもさつま揚げの味で美味しくなる」(26歳/女性)

「サンドイッチの具にする。食べ応えがあって美味しい」(45歳/主婦)

「さつま揚げを細く切り、野菜の千切りと混ぜてサラダにする。さつま揚げの油分で美味しい」(58歳/主婦)

「けんちん汁に入れると、汁が染みて美味しい」(43歳/その他)

ちくわや魚肉ソーセージをサラダにトッピングすることはあるので、さつま揚げもアリなのかも。食べ応えのある和風サラダっぽく仕上がりそうですね。

 

今回の調査の回答コメントの中には「値段が手頃なわりに生でも煮ても焼いても美味しい」(68歳/主婦)、「焼いた時と煮たときで食感が変わるので、意外と色々使える」(39歳/主婦)といった意見もありました。本当、その通りですね! 冒頭で“さつま揚げは地味な存在”なんて表現をしましたが、失礼しました。さつま揚げの底力、恐るべしです!

 

文/鳥居優美

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