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オートミールを美味しく食べきるアレンジレシピに挑戦!苦手だった私が、ついにハマりました

オートミール……今まで何度も買って食べましたが、食べるたびに挫折……。牛乳で煮たオートミールなど初めて食べたとき「これは離乳食……? 大人の私が食べるものなの?」と思うほど口に合いませんでした。しかし今、空前のオートミール・ブーム! しかもなんだか皆さん、おいしそうに食べているし、楽しそうだし、何よりも“続いている”! こんなこと今まで日本ではなかった気がします!? そこで私もオートミールに挑戦してみました!

いつだって最後まで食べ切ることなんかできませんでした!

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オートミール、使いこなしていますか? 私は長年、使いこなせませんでした、何年か前に“手作りグラノーラ”ブームが来たときも買いましたが、結局数回手作りしただけで残りのオートミールはどうしていいのかわからず、最後は賞味期限が切れて処分……。ちゃんと最後まで食べきれたことなどなかった気がします。

しかし今やSNSなどでは多彩なアレンジが披露され、皆さん「オートミールの概念が変わった!」「毎日食べても飽きない」などとおっしゃっる……! 何しろアレンジにおにぎり、リゾット、どんぶりにたこ焼きまであるのです。

どんな料理にするにしても、あのカラカラ&パサパサ状態のオートミールで使うことはなく、必ず水を含ませ、電子レンジで加熱して使います。

そのため最初に“基本のオートミールと水の配合”と電子レンジにかける時間をある程度覚えておくと自分でどんどん応用を利かせることができるようになるので、以下に記しておきます。

<リゾットやおじやを作るとき>

オートミール30gに水200mlを加え、少し浸透させたら電子レンジに3分かける。

<ごはん代わりに使うとき、スープに入れるとき・ハンバーグに混ぜるときなどの場合>

オートミール30gに水50mlを加え、少し浸透させたら電子レンジに1分かける。

うそでしょ!? おいしい!オートミールの塩昆布がゆ

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のっけから痛いビジュアルですみません(笑)。

が、これが私のオートミール概念をひっくり返した衝撃のひと皿でした。

深さのある器にオートミール30g+水200mlとごま油、塩昆布を適量加え、電子レンジで3分加熱するだけ。

出来上がったビジュアルを見て、正直「……牛乳で煮たオートミールよりまずそう……」と思った私。が、食べてみてびっくり!

おいしい! しかも言われなければ食べやすい“玄米粥”にしか思えない! これは衝撃でした。

何がびっくりしたって、ただでさえ好き嫌いが多く、こうした“変わりもの”を受け付けない下の子が「これ、おいしい。また作って」といってひと皿ぺろりと食べたことに驚きました。

塩昆布がゆがおいしかったことに味をしめた私、次はエスニックがゆを作ってみました!

オートミール30gに水200mlに鶏がらだしの素(顆粒)とナンプラー各小さじ1入れ混ぜ合わせ、電子レンジで3分。

仕上げにかにかまやしょうが、パクチー、ねぎなどをのせます。これもおいしすぎました!

おにぎりや丼も本当においしい!これは続けられる…!

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おにぎりに関しても最初は半信半疑でした。何しろ見た目もボソボソしているし、お米って代用が利くようで利かない優れた食材ですから。

ごはん代わりに使うときの配合でオートミールを作り、そこへじゃこ、おかか、ねぎ、ごま油、醤油を混ぜて握りました。

衝撃のおいしさ! 疑ってごめんなさい!

ボソボソなどほとんどしないですし、こちらもおかゆ同様、言われなければ玄米おにぎりにしか思えません。

食べたときそこまでボソつくと思いませんが、握るときはちょっとボソついてバラけるので必ずラップで握ってください。“握る”ことで、オートミールに粘度が出るようで食べるときにはボソつかないようです。

と、ここまで来てやっとオートミールが米の代用になると信用した私(笑)。丼にも挑戦してみました。

ごはん代わりに使う場合のオートミールを作り、たれとからしを混ぜ合わせた納豆、ねぎ、かにかまを割いたものをのっけます。食べるときは豪快に混ぜ合わせて。

これも美味! しかもこれが食べられるようになってから朝がラク!

前日からお米を仕込んでおく必要もないし、朝測ってレンジでチンするだけ。

写真は撮影用に豪華に作りましたが、普段は納豆とねぎだけのこともあります。しかしまったく問題なし! それにごはんより腹持ちがいいかもしれません。

チャーハンは、ごはん以上にパラパラになり美味!

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丼もイケるのですからチャーハンにも挑戦!

こちらもごはん代わりに使う場合のオートミールを作り、これをごはんに見立ていつもどおりの手順でチャーハンにします。

お米で作るときよりも簡単にパラパラになり、チャーハン上手になった気分になります。そしてこれも間違いのないおいしさでした。まさに“玄米チャーハン”のよう!

ハンバーグはミートローフみたいに

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オートミールは食物繊維、鉄分、ビタミン、たんぱく質を含む体にうれしい食品。そのため、いろいろな場面でとれたらいいなぁと思い、“やりがち”なひき肉に混ぜる作戦もやってみました。

こちらもごはん代わりに使う場合のオートミールを使用。電子レンジにかけたあと、粗熱が取れたら手でほぐします。これをハンバーグのタネに混ぜるだけ。

食べてみるとハンバーグというよりは、ミートローフみたいでした! ひき肉に混ぜ込むのも「あり」です。ということはシュウマイや肉団子などもできますよね、きっと。

 

オートミール、買ったものの最後まで食べ切れないという人、たくさんいると思うんです。でも調理方法を変えるだけでこんなに楽しめるなんて、何十年とオートミールが苦手だった私がいちばん驚いています!

まさに皆さんがおっしゃる「概念が変わる」挑戦でした。ぜひ、苦手だと思っている人こそ挑戦してみてください。

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