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種を簡単に取る切り方も!柿の長持ち保存方法…選び方のコツから冷凍保存の仕方まで

9月から11月にかけて、まさに今が旬の「柿」。この時期にしか味わえない柿の美味しさをしっかりと堪能するためにも、柿の選び方や上手な保存方法をきちんと押さえておく必要があります。

そこで今回も、食品保存のスペシャリストである料理研究家・食品保存アドバイザーの島本美由紀さんに、長持ちさせるための「正しい保存方法」をレクチャーしてもらいます。


こんにちは、島本美由紀です。連載74回目は「柿」。オレンジ色に熟した柿は、ねっとりとした甘さと、果肉のみずみずしくつるんとした食感が魅力です。柿は熟成するスピードが速く、すぐに傷んでしまいがちですが、上手に保存をすれば旬の美味しさをしっかりと長持ちさせることができます。

美味しい柿の選び方

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柿 選び方

柿を選ぶ際は、まずはヘタをチェック。ヘタが濃い緑色をしていて、横から見たときに浮き上がることなく、実にピッタリと張り付いているような状態のものを選ぶようにしましょう。実は鮮やかなオレンジ色でハリとつやがあり、ヘタ近くまでしっかりと均一に色づいているものが良品です。一般的には、大きいもののほうが美味しいといわれています。

柿の冷蔵保存の仕方

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柿 冷蔵保存

柿は熟成のスピードが速いので、購入後すぐに食べない場合は、冷蔵保存するようにしてください。

・ヘタを湿らせてから保存

柿は水で湿らせたキッチンペーパーをヘタの部分に当ててから、一つずつラップで包みます。2~3個ずつまとめてポリ袋に入れ、必ずヘタを下にして野菜室で保存しましょう。

柿の冷凍保存の仕方

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柿 冷凍保存

柿は冷凍保存することも可能です。冷凍する場合は、丸ごとではなくカットして皮をむいてから冷凍します。

・皮をむいて平らに並べて冷凍

柿は皮をむいて、縦に6等分に切ります。冷凍用保存袋に平らに並べて冷凍しましょう。食べるときは、軽く自然解凍をしてシャーベットとしていただくか、スムージーなどに活用するといいでしょう。

柿 スムージー 冷凍保存

柿の保存期間の目安

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柿は常温保存だとすぐに傷んでしまいますが、正しい方法で冷蔵・冷凍保存することで、美味しさはそのまましっかり長持ちさせることができます。

・冷蔵保存の場合の目安

ヘタを湿らせて、下にした状態で野菜室で保存すると、約3週間長持ちさせることができます。

・冷凍保存の場合の目安

皮をむいて6等分にカットしてから冷凍した場合は、約1カ月間保存が可能です。

ラクワザ!簡単に種が取れる柿の切り方

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柿 種 取り方

種なし柿と違い、種のある柿は食べるときにやっぱり種が邪魔になりますよね。そんなときに知っておくと便利なのが、簡単に種が取れる柿の切り方。食べる前に種をしっかり取っておけば、種のある柿も種なし柿のようにストレスなくパクパク食べることができますよ。

・切り込みを入れてひねるだけ

(1)まず柿の皮をむき、縦半分に切ります。

(2)次に、半分に切った柿を横半分にするように、外周部分にぐるりと切り込みを入れます。

(3)そのまま(2)に包丁を深く入れて、種にあたる部分までしっかりとカットします。

(4)両手で実をつかみ、上下に軽くひねるとパカッと割れて、種が飛び出てきます。そのまま種を取り除き、食べやすい大きさに実をカットすれば完了です。

いかがでしたか? 今が旬真っただ中の柿。すぐに傷んで柔らかくなってしまうイメージがありますが、上手に保存をすれば鮮度と美味しさはそのまま、しっかりと長持ちをさせることができます。この時期限定の柿の美味しさを、ご家庭で思う存分味わってみてください。

【参考】

島本美由紀(2015)『もっと野菜を!生のままベジ冷凍』(小学館)

島本美由紀(2015)『ひと目でわかる!食品保存事典』(講談社)

構成・文/土田奈々子

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