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「チョーヤ梅酒」と「Upcycle by Oisix」がコラボ!梅酒の梅がアップサイクルで、おいしいドライフルーツに

フードロス解決型ブランド「Upcycle by Oisix」をご存じですか? 活用されていなかった食材を使って、これまでに57のアップサイクル商品を開発・販売しているんです。今回『チョーヤ梅酒』と初コラボで、梅酒の梅をアップサイクルしたドライフルーツが誕生しました。発表会で開発秘話をうかがってきました。

「Upcycle by Oisix」とは

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「Upcycle by Oisix」とは、食品のサブスクリプションサービスを展開する『オイシックス・ラ・大地』が、フードロス解決に向けて20217月にスタートしたブランドです。

「Upcycle」という名の由来はアップサイクル商品から。アップサイクル商品とは、これまで捨てられていたものに付加価値をつけ、アップグレードした商品のことです。

産地や畑、加工現場で未活用だった食材をアップサイクルした商品開発を行っています。サービス開始から20231月までに、食材約71トンをアップサイクルし、フードロス削減を実現。2品からスタートしたアップサイクルオリジナル商品は、現在57品にまで増えています。ブロッコリーの芯やパイナップルの芯などがおいしく食べられるなんて、うれしいですね。

これまで「Upcycle by Oisix」がアップサイクルしてきたのは、『オイシックス・ラ・大地』の流通のなかで活用されていなかった食材ですが、今回は初めて他企業とのコラボでアップサイクル商品を開発しました。それが『チョーヤ梅酒』とのコラボで生まれた、「梅酒から生まれたしっとりドライフルーツ」です。

梅をおいしくもっと食べてもらいたい

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『チョーヤ梅酒』の梅酒に漬けたあとの梅をアップサイクル。

『チョーヤ梅酒』は、紀州産を中心に国産梅を100%使用した梅酒づくりを行っています。生産者と共に土づくりから取り組み、熟度が高く、香り豊かな梅を厳選して梅酒に使用。「自然の梅果実全部をおいしく食べてもらいたい」ということで、梅酒に漬けたあとの梅が入った梅酒や、そのままの梅も販売しています。それでも製品化できなかった梅は、家畜の飼料や畑の肥料として活用しているそう。

「肥料より飼料、飼料よりおいしく食べてもらいたい」と話す『チョーヤ梅酒』の森田英幸さん。こだわって育てられた梅の実だからこそ最後までおいしく食べてもらいたいとの思いから、今回のコラボが実現しました。このプロジェクトのフードロス削減量は、1商品当たり120gになるそうです(※食品として活用される量を換算)。

梅農家を盛り上げる取り組みも

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梅酒の梅を生産者がドライフルーツに加工する仕組みを事業化。

今回のコラボでは、『チョーヤ梅酒』が梅酒で使用した梅をJA紀南(梅の生産者を取りまとめている組織)が再び買い戻し、梅生産者のみなさんがそれをドライフルーツ加工し「Upcycle by Oisix」に出荷するという仕組みに。

簡単に説明すると、こんな流れです。

JA紀南(梅の生産者を取りまとめて梅を販売)→チョーヤ梅酒(梅酒を作る)→JA紀南(梅酒作成後の梅を購入し加工)→「Upcycle by Oisix」が梅加工商品を仕入れ、販売

「梅の産地での雇用を確保しながら事業化しています。これによって、生産者の収入やモチベーションが向上しただけでなく、フードロスも削減できます。三方よしの取り組みです」(『オイシックス・ラ・大地』東海林園子さん)

梅の可能性を追求し、より進化させたものを届けたいと願う『チョーヤ梅酒』と、より多くの人に丹精込めて育てた梅を食べてもらいたいという生産者の願いも叶える、環境負荷を低減した新商品の誕生です。

そのままでも、アレンジしてもおいしいドライフルーツ

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「梅酒から生まれたしっとりドライフルーツ」 538円(税込)

梅酒づくりで使われた梅を丁寧に種抜きし、独自の製法でしっとりと仕上げられたのが「梅酒から生まれたしっとりドライフルーツ」です。

名前にあるように、しっとりしたドライフルーツ。ドライレーズンに食感が似ていると感じました。ただ、食べてみると味は、もちろん梅。梅酒の梅をいつも食べている筆者にとっては、梅がちょっとグミのようになって、味が濃縮された印象。梅の新たな味わい方が楽しめます。

お酒を強く感じることはありませんでしたが、アルコールは多少残っているようなので、小さいお子さまなどは注意してください。

【Upcycle by Oisixコラボ】「梅づくしアフタヌーンティー&ハイティー」梅酒カクテルクリームソーダ付き:4,500円/至極の燻製梅ぷりん付き:5,200円(ともに税込)※2023年2月28日までの期間限定。

今回の新商品発売を記念して、『チョーヤ梅酒』が運営する「The CHOYA 銀座 BAR」では、梅づくしアフタヌーンティーのコースが期間限定でいただけます。ドライフルーツもコース内の5つのメニューに使われており、梅のさまざまなフレーバーを満喫できるアフタヌーンティーです。

梅はチーズともよく合いますが、レーズンバターならぬ梅バターのおいしさときたら! アフタヌーンティーでは、オードブルの梅ドライフルーツ&ナッツバターのメニューで食べられます。アフタヌーンティーメニューを参考に、自宅でアレンジするのもいいですね。

梅はカリウムや鉄、ビタミンEを豊富に含んでいます。月経がある女性は男性に比べ、より鉄分を摂取する必要があるため、おいしく鉄分チャージできる梅のドライフルーツはフードロスも削減されて、うれしいことがいっぱいのスーパーフードと言えそうですね。

「梅酒から生まれたしっとりドライフルーツ」は、公式オンラインサイトのほか、2023228日まで「The CHOYA 銀座 BAR」でも購入できます。

Upcycle by Oisix

The CHOYA 銀座 BAR
【Upcycle by Oisix
コラボ】「梅づくしアフタヌーンティー&ハイティー」
予約URL:https://bit.ly/choya-yoyaku

林 ゆり
林 ゆり

ロハスジャーナリスト/フリーアナウンサー。関西を中心にテレビ、ラジオ、舞台などで活動後、東京に拠点を移し、執筆も始める。幼いころからオーガニックに囲まれて育ち、『MYLOHAS』に創刊から携わる。LOHASを実践しながら、食べ物、コスメ、ファッションなど、地球にやさしく、私たちにもやさしいものについてWeb媒体やブログで発信中。

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