子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア

お家で飲むと、なぜか美味しい!おこもり生活でよく飲むようになった飲み物を大調査

自宅で過ごす時間が長くなったことで、家での消費量が増えたのが飲み物ではないでしょうか。ホッと一息つくためのコーヒー、オンライン飲み会のためのアルコール……。『kufura』では、女性500人にアンケートを実施し、「これまでと比べて家でよく飲むようになった飲み物」を聞いてみました。

リモートワーク中も「コーヒー」でリラックス

null
家で飲むようになった飲み物のダントツはコーヒー。リモートワークが増えたため、自宅でリラックスして仕事に臨むためにコーヒーを愛飲している、という声が多数ありました。気軽に飲めるインスタント派も多い一方、「じっくり淹れる時間ができた」と豆を挽くところから始める本格ドリップ派も増えてきたようです。また牛乳の上にふわふわと泡立てたコーヒーがのった韓国発祥のドリンク、“ダルゴナコーヒ”をデザート感覚で楽しんでいる方もいました。
「甘いお菓子を食べる機会が増えたのでそれに伴って」(41歳/その他)
「パソコンに向かっているとき、少し口寂しいと感じるのと、集中力を維持したくてコーヒーに手が伸びるようになった」(38歳/その他)
「ストレス解消」(53歳/その他)
「家族でテレビを見る機会が増え、お供にコーヒーが美味しく感じるようになった」(55歳/主婦)

「朝にパンを食べる回数が増えた」(22歳/学生・フリーター)

「自宅にずっといると眠くなるためカフェインを摂るようになった」(43歳/総務・人事・事務)

「色んな種類のコーヒーとチョコを食べるのが最高」(31歳/主婦)

インスタント派?ドリップ派?

ハンドドリップのアイスコーヒー。お酒が好きなので飲みたいけど、我慢してコーヒーや紅茶を飲むようにしている」(48歳/その他)

「自分で淹れるコーヒー。ホッとしたり、シャッキっとしたいから」(63歳/その他)

時間に余裕が出来た。豆を挽くときの香りの良さがたまらないし、複数の豆を買って味の違いを楽しんでいる」(53歳/総務・人事・事務)

「暇なので、インスタントではなく豆を挽いて飲むようになりました」(34歳/公務員)

「インスタントコーヒー。口さみしくなって、おやつと一緒に飲んでしまう」(46歳/その他)

「インスタントコーヒー。夫も在宅ワークの日があり、休憩時に一緒にコーヒーを入れて飲む習慣ができたから」(48歳/主婦)
コーヒーを豆から挽いて、ポタポタと落ちるコーヒーの雫を眺めている時間はなんとも贅沢ですよね。「カフェに行かない分、ちょっと贅沢に美味しい豆を買うのが楽しい」という方もいました。

話題の「ダルゴナコーヒー」におうちで挑戦する人も!

「ダルゴナコーヒー。韓国で流行っているそうで、家で簡単に作れるとのことで、SNSに投稿している人を沢山見かけたからです」(22歳/総務・人事・事務)

「子どもたちがダルゴナコーヒーを淹れてくれる」(38歳/主婦)

「ダルゴナコーヒー。インスタで話題になっているダルゴナを作ってみたら、すごく美味しかったので」(47歳/主婦)

インスタントコーヒーと砂糖、お湯を同量入れて泡立て器でフワッとするまでひたすら混ぜ、ミルクの上に注ぐというダルゴナコーヒー。お家で気軽にできて見た目も“映える”と話題の新感覚ラテです。レシピも色々のっているのでぜひお家で試してみては。

甘い「ココア」をおやつ代わりに

null

「おやつの代わりに甘いものが欲しくなるから」(37歳/その他)

「甘いものが恋しくなったため。かと言ってお菓子ばかり食べると破産してしまうので、セール品のココアで満足するようにしている」(27歳/コンピュータ関連以外の技術職)

ココアは甘くて飲むとホッとしますよね。糖分が気になる方は砂糖をオリゴ糖にして、豆乳を入れると良いそうです。

美味しい「紅茶」探しにハマる

null

「自宅にいる機会が増えて、お茶を飲む回数も増え、いつもとは違う種類の紅茶を飲むようになった」(58歳/主婦)

「美味しい紅茶を探すことにハマって飲む回数が増えた」(27歳/学生・フリーター)

「出勤していた頃は時間に余裕がなくインスタントコーヒーばかりだったが、時間に余裕ができたことで、もともとコーヒーより好きだった紅茶を飲む機会が増えました」(39歳/その他)

「朝、目覚めるため」(26歳/学生・フリーター)

また、『午後の紅茶』のファンでペットボトルを箱買いしてストックしている、という方もいました。

緑茶、黒豆茶、麦茶、健康茶とお茶いろいろ

null

「黒豆茶。健康のため」(30歳/企画・マーケティング)

「日本茶。家でコーヒーばかり飲んでいたら、胃がもたれてきたので」(40歳/総務・人事・事務)

「ルイボスティー。水以外の味のするものが飲みたくなったから」(43歳/その他)

「健康茶を色々試している。自宅に居る時は水分補給が必要です。良い飲み物を探しています」(81歳/主婦)

「麦茶。家族みんながいるので、たくさん沸かすから自分も一緒にたくさん飲むようになった」(44歳/その他)

「緑茶。家にいて運動量が少ないので体が冷えるため温かい飲み物を飲むことが増えた」(41歳/主婦)

「ゴボウ茶。自宅にいると間食が増えるので、お茶を飲む回数も増えてしまう」(77歳/主婦)

「昆布茶。一番ホッとするから」(50歳/その他)
「プーアル茶。ダイエット効果がある」(51歳/その他)
「玄米茶。カロリーが低い。ティーバッグなので、家でたくさん作っても安い。家族全員が飲める」(51歳/主婦)

今回のアンケートでは、緑茶を飲んでいるという方がたくさんいました。またついつい飲みすぎてしまうコーヒーの代わりにルイボスティーや麦茶を飲んでいる方も多く、大量に作って常備しているようです。

「白湯」でダイエット効果を期待!

null

「お茶が切れたとき水を沸騰させて魔法瓶に入れて飲んでいたら、何となく体にいいことをしているような気になって、数日間続いて今も続いている」(66歳/主婦)

「食欲が増し、食べると太るため、水分でごまかす」(21歳/学生・フリーター)

「朝、白湯を飲む時間ができた」(42歳・主婦)

「健康意識が目覚め、白湯がいいと知ったから。またあまり動いてないのに糖分の入った飲物はよくないと思ったから」(31歳/営業・販売)

「コーヒーや紅茶は色素沈着があるので白湯に変えた」(49歳/総務・人事・事務)

「朝に白湯を飲むと体が温まり健康に良いと聞いた」(13歳/学生・フリーター)

体を温め、血行や代謝もよくしてくれるという白湯。健康志向の女性に人気です。レモンや生姜をプラスしたりといろんな飲み方を楽しんでいるようです。飽きずに続けられそうですね。

「炭酸水」で気分もスッキリ

null

「リフレッシュしてスッキリするため。そのまま飲むことも多いし何かを割って飲んでもスッキリするため」(32歳/主婦)

炭酸水メーカーを購入したから」(22歳/総務・人事・事務)

0カロリーなので」(30歳/総務・人事・事務)

「お酒ばかりだと太ってしまうから、炭酸水で我慢するようになったため」(33歳/主婦)

「炭酸水はハイボールにも使えるし、暇で半身浴やダイエットも始めたため、お風呂上がりや空腹時に飲むことが多くなった」(25歳/その他)

「ノンカロリーでこの時期スッキリする。子どもはジュースと割って飲んでいる」(44歳/主婦)

「太りそうなので、味のないものを飲んでいる」(71歳/主婦)

「何となく、すっきりするものが飲みたいから。買いだめして、冷蔵庫で冷やしています」(24歳/学生・フリーター)

「暇で口が寂しくて、炭酸飲料が飲みたくなる」(50歳/主婦)

“刺激”を求めて飲む人が多かった炭酸水。ノンカロリーなので罪悪感なく飲め、「飲むと気分がスッキリする」「家事をする時間が増えてイライラすることが多くなったから」と、溜まったストレス解消にも一役買っているようです。

メロンソーダやスムージーでカフェ気分

null

「メロンソーダにアイスをのせた自家製メロンクリームソーダ。お出かけできないのでちょっとでもカフェ気分を味わうため」(25歳/主婦)

「レモネード。自分の趣味を楽しみながら飲むことが増えた」(14歳/学生・フリーター)

「ハニーレモン。家に篭っていると寒いので温かい飲み物が良い」(51歳/その他)

「健康のため、手作りの野菜ジュース。時間があるので手作りできる」(67歳/主婦)

「スムージー。在宅ワークで朝にゆとりができたので、普段あまり使用しないブレンダーでスムージーを作る機会が増えた」(28歳/総務・人事・事務)

「ヤクルト。以前より免疫効果を意識してか家にあることが増えました」(35歳/その他)

「乳酸菌飲料。運動不足のための腸活と、免疫力アップのため」(59歳/主婦)

「果実のお酢。体のために。ダイエットのために」(36歳/主婦)

せっかくならお家でも好きな飲み物を飲みたい! カフェでしか飲まないと思っているものも、時間さえあれば案外できるものです。レモンを砂糖漬けしてシロップを作って作る自家製レモネードは簡単でオススメです。

風呂上がりにぐいっと「ビール」

null

「外食するときにかかるコストを思うと何杯も飲めるから。暑くなってきたので風呂上りにも昼食後にも夕食後にも、会社に行かなくていいから適当なタイミングで軽く飲める」(59歳/主婦)

「夕方に運動のためランニングやウォーキングをするようになったので」(50歳/主婦)

「どこにも外出しないので夫と飲んでしまいます」(62歳/主婦)

「週末出かけられないので、“おうちキャンプ”で楽しんでいる。そのお供はやはりアルコール」(48歳/コンピュータ関連以外の技術職)

「普段からアルコールは飲みますが、家にいる時間が増えると飲む時間が早まるため」(33歳/医師)

「ずっと家にいるのでついつい飲んでしまう」(43歳/主婦)

「外で飲む機会がなくなった主人が、家で飲む機会が増えたから」(55歳/主婦)

風呂上がり、ランニング後、家キャンプとついつい誘惑に負けて飲んでしまうのがビール。「家だと酔っても帰りの心配をする必要がないため、飲む量が増えた」という人もいました。

オンライン飲み会で人気!「酎ハイ」

null

「オンライン飲み会が増えた」(26歳/営業・販売)

「酎ハイはちょっとしたおつまみと飲んでいると、とても開放感があって幸せな気分になるしリラックスできる。たまに買い物に行くと、つい買ってしまうようになりました」(66歳/主婦)

「子ども達も休校でずっと家にいて、翌日の朝が少々遅くなってしまっても問題がないため、ついつい夜遅くまで呑んでしまう」(42歳/主婦)

「次の日が休みの日が増えたから」(40歳/総務・人事・事務)

「ストレスがたまるので休みの前の日は飲まないとやっていられない」(37歳/その他)

「缶酎ハイ。今まであまりお酒を家で飲まなかったが、夫のビールにつられて夜ご飯のときに飲むようになった」(30歳/その他)

「友人とオンライン飲み会をする機会が増えたから。以前は家でお酒を飲むことはなかったがその機会が自粛によって増えた」(22歳/学生・フリーター)

「お酒は主人とたまには会話を楽しもうと」(40歳/主婦)

オンライン飲み会のお供といえば“酎ハイ”が人気でした。「外出できないストレスを解消するにはこれしかない」という人も。飲み過ぎには注意ですが、運動したり、お酒を飲んだりしてストレスを溜め込まず、発散するのも大事ですよね。

好きな時に好きな量だけ飲める「ボトル酒」

null

「自由な時間が増えて、ゆっくりと飲みたいので飲む量が増えた」(42歳/主婦)

「少しずつ飲むのに適している」(57歳/その他)

「買い置きをこの機に消費しようとしている」(54歳/主婦)

「ワイン。ビールより軽く飲めて目覚めもすっきりするからです」(42歳/主婦)

「缶入り飲料だとゴミが増えるし、ワインは安い物だとコスパも良いので、アルコールはほぼワインのみとなりました。またワインだと他のアルコールよりは、少しは美容と健康に良いかと思うし、私の飲酒を心配する下戸の夫にバレずにチビチビ飲むことができるので」(50歳/その他)

「ウイスキー。翌日も出かけないから飲み過ぎてしまう」(38歳/学生・フリーター)

「梅酒。家にあったのに飲む機会がなかったから」(42歳/その他)

ボトルで好きなときに好きな量だけ飲めるのが嬉しい焼酎やワイン。全国各地に美味しい銘酒があるのでお取り寄せするのもいいですね。

 

いかがだったでしょうか。家にいるとついつい「口さみしい」「時間がある」という理由で台所をうろちょろして無意識のうちに飲み物を飲んでしまっていた、なんてこともありますよね。ビールや酎ハイなどはくせになってしまうので適度な量を心がけたいですね。一方、ハーブティーや緑茶など、健康を意識して温かい飲み物を生活に取り入れている人も多く、筆者もぜひ見習いたいところ。普段から意識して飲み物を飲むように心がけようと思いました。

 

文/清土奈々子
pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE
大特集・連載
大特集・連載