ウエストゴムが着こなしに新鮮味をプラス
nullセレクトしたのはこちら、GUの「デニムシェフパンツ」（メンズ）です。
しっかりしつつも、やわらかな綿素材を使用。ウエストには太めのゴムが入っていて、着脱もイージーです（ただし締め付けがけっこうあるので、いつもより1サイズアップすることに）。
価格：1,990円（税込）
カラー：64ブルー
素材：綿100％
サイズ：M（ユニセックス）
公式サイトを見ると、分類はメンズですが、サイズはユニセックス設定に。レビューを見ても、女性からのコメントがたくさん上がっています。
ちなみに上のキャプションの色名を「64ブルー」としていますが、その理由はブルーが2色あるから。64は明るい方なので、そこはお好みで。私はこれからの季節を考えて、さわやかな64を選びました。
そして気になるレングス。身長156cmの私がMをはいて、フルレングスになるくらいでした。靴に合わせて、ロールアップしたり、たゆませられそうです。
私がこのデニムを気に入った理由は、ラクなはき心地はもちろんですが、ウエストゴムが、意外といい仕事をしてくれそうなところ。しっかりと太さがあるので、デザインのアクセントになるんです。ゆったりとしたテーパードデニムはこれまでもあるけれど、ウエストにデザインがあるだけで、新鮮な印象に！ トップスをウエストインやフロントインにすると、なんだか着こなしが、今っぽく見えてくるんです。
シェフパンツなら、王道デニムスタイルもアップデート
nullそういうわけで、実際にコーディネートを考えてみました。正直デニムなので、目が覚めるくらい斬新な組み合わせ！というものは思いつかないのですが（そして誰も期待してない）、ゆるっと着られるシェフパンツの特徴を生かしてみることに。
【Style01】白Tとの王道コンビも、ウエストのゴムがキュート感を
トップス／ヘインズ ネックレス／頂き物 バッグ／レトラ 靴／コンバース
白T×デニムなんて、基本のキな組み合わせですが、ウエストがゴムデザインになると、雰囲気が違う！ ユニセックスアイテムなのに、ちょっとかわいらしさが生まれる感じがします。
ウエスト位置は、ジャストに設定するとスタイルアップも叶って。
【Style02】ブラウスを合わせて女らしいカジュアルを完成
ブラウス／クーム ピアス／H＆M バッグ／ラヴァンチュール マルティニーク 靴／ロックポート
トップスをブラウスに変えて、フェミニンな着こなしにしてみました。シェフパンツにリラクシーなムードがあるから、女性らしいアイテムを合わせても、全体が軽やかに見えます。
ちょっとおめかししたいけど、気合いが入った印象にはしたくない、というときに。ちなみにこの着こなしの場合、偶然トップスのすそもゴムだったので、アウトにしてパンツのウエストは隠します。
ソフトな素材感だから、夏でもはけそう
nullデニムって、トップスを選ばないし、汚れを気にせずはけるし、本当に便利なのですが、難点を挙げるとしたら、夏場は暑いこと。でもこのシェフパンツなら、薄手というほどではないですが、通常のデニムよりは生地感がやわらかく、またゆとりのあるシルエットなので、快適にはけそうな気がします。
有名なデニムブランドの新作も気になるところですが、ちょっと変化球で、こういったデザインを選んでみても、いいのではないでしょうか。
今日もいいお買い物、できました！
フリーエディター。ファッション誌の編集プロダクションに勤務の後、独立。現在は大人の実用ファッションを中心に、人物インタビューや日本の伝統文化など、ジャンルレスで雑誌やブランドサイト、ウエブマガジンで活動中。現在Domaniでも「今日からは、自分のために服を着たい」を連載中。また、インスタグラム＠editor_kaoでは私服コーディネートを紹介するかたわら、さまざまなブランドや百貨店とのコラボレーションも手がけている。
