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こうなったら寿命!見逃さないで「ブラジャーの替えどきサイン」5つ

皆さんがいま着けているブラジャー。きちんとブラジャーとしての機能を果たしていますか? かなり使い込んで肩ひもやサイドが伸びてしまっているにもかかわらず、「まだ大丈夫!」と無理に着け続けてはいませんか? だれもがご存じかと思いますが、ブラジャーには寿命があって、ずっと使い続けることはできません。

今回はブラジャーの替えどきサインについて、大手下着メーカーのワコールに教えてもらいました。

ブラジャーの替えどきサインはこの5つ

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皆さんは、ブラジャーがどのような状態になったときに、新しいものと取り替えていますか? ワコールの公式WEBサイト内の「ブラてびき」では、ブラジャーの替えどきサインについて、次のように案内しています。

(1)見た目がくたびれている

(2)カップがしわしわでへこんでいる

(3)調整してもストラップがずれる

(4)サイドのメッシュ・ゴムが伸びたり、薄くなっている

(5)ワイヤーが変形している

このようなサインが出ていたら、ブラジャーはもう替えどきです。「ブラジャーがラクになってきたかも……」というのも要注意のサインとのことですので、そんなときはブラジャーをしっかりチェックして、新しいものと取り替えるようにしてください。

替えどきを無視するとストレスが増大!?

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では、これらの替えどきサインを無視したままブラジャーを着用し続けると、どのようなことが起きるのでしょうか? ワコール広報・宣伝部の白鳥貴子さんにお話をうかがいました。

「バスト自体に与える影響に関する研究結果はありませんが、寿命を過ぎたブラジャーを使い続けると、ズレたり、肩ひもが落ちやすくなったりと、購入したときとはフィット感が変わってしまうため、ブラジャー着用時の不具合が増すことが考えられます」(以下、「」内は白鳥さん)

ちなみに、一般的なブラジャーの使用可能期間の目安などはあるのでしょうか?

「ブラジャーの使用頻度やお洗濯方法、その人の体形の変化などによって寿命は異なるため、一概にこれくらいの期間は使えるという目安はありません。ブラジャーには寿命があるということを念頭に置いたうえで、替えどきサインが一つでも出てきたらブラジャーをきちんと見直してみることが大切です」

気持ちよくブラジャーを着用し、毎日を快適に過ごすためにも、ブラジャーの替えどきサインを見逃さないことが重要なんですね。

ブラジャーを長持ちさせるためのポイントとは?

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ブラジャーの替えどきサインについてはよくわかりましたが、お気に入りのブラジャーを少しでも長持ちさせるためには、どんな点に注意すればいいのでしょうか?

「まずは、お洗濯。ブラジャーは着用後、時間が経てば経つほど汗や皮脂で生地やレースが劣化してしまうので、着けるたびに洗うようにすることが大切です。お洗濯は手洗いが基本で、洗濯機洗いが可能な場合もネットに入れて、ソフト洗いやランジェリーコースなどでやさしく洗うようにしてください」

ブラジャーを数日分まとめて洗う人もけっこういるようですが、長持ちさせるためには着用後はそのまま放置せず、その都度洗うようにするのがいいようです。

「なお、干し方にも注意が必要です。肩ひも部分ではなく、ブラジャーを逆さにして伸びにくいカップの下2カ所を洗濯バサミではさんで干すようにすると、ブラジャーの型崩れや生地の伸びを最小限に抑えて長持ちさせることができます。

収納する際も、他のブラジャーに引っかからないようにホックはきちんと留めてからたたみ、カップをつぶさないよう余裕を持って収納するのがおすすめです」

いかがでしたか? 「いま着けているブラジャーにも替えどきサインが出ていた!」という人もけっこういらっしゃったのではないでしょうか? 替えどきサインの出ているブラジャーは、いろいろなところがズレやすく、着け心地も悪くなってしまっています。

替えどきサインに一つでも当てはまる場合は、ブラジャーをチェックして、新しいものと交換するようにしてください。ストレスフリーなブラジャーで、毎日を快適に過ごしましょう。

【取材協力】

株式会社ワコール

女性用下着を中心とする衣料品メーカー。1964年に設立された『ワコール人間科学研究所』では、女性の体に関する基礎研究を続け、それをもとに数々のヒット商品を生み出す。公式WEBサイトではさまざまな商品情報のほか、女性が美しくなることを応援するコンテンツも提供。

【参考】

ブラてびき – ワコール

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