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「時短家電」共働き男女が買って本当に役に立ったと思うものは?コレで家事の負担が減りました!

家事はエンドレス。深掘りすれば果てがなく、広げればキリがありません。

『kufura』は夫婦関係について既婚男女の声を継続的に収集していますが、家事との向き合い方は、多くの夫婦にとって悩みの1つとなっています。

共働き家庭にとっては、クタクタになった夜に「どちらが家事をやるか」「どこまでやるか」が、夫婦喧嘩の原因となることも……。

というわけで、今回は、家事の労力の削減に役立つ家電に注目。

共働き家庭の既婚男女132人に「買って本当に役に立ったと思う“時短家電”」について聞いてみました。

家事負担の軽減に役立っている5つの家電をランキング形式でご紹介します。

5位:電気ケトル(5人)

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今回のアンケートでは、上位の家電に票が集まったので5位は5人と少数でしたが、電気ケトルを「買ってよかった」理由は?

「電気ケトル。とにかく湯沸かしが早い」(55歳・自営業/男性)

「電気ケトル。お湯がすぐ沸くし、止める心配をしなくていい」(44歳・契約社員・派遣社員/女性)

お湯を入れてボタンを押したら、あっという間にお湯が沸く電気ケトル。沸騰したら自動的に電源が切れる仕様で「安心」という声もありました。

4位:電気調理器(15人)

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4位は、調理用の家電です。

「サクッと解凍が出来る電子レンジ。急いでいるときに便利」(48歳・総務・人事/女性)

「自動調理器。火を使用しないので安心だし、ついていなくても勝手に煮ものなどが出来上がる。味も沁みる」(56歳・公務員・団体職員/女性)

「揚げる必要がないエアオーブン」(51歳・会社経営・役員/男性)

複数の調理法が叶うオーブンレンジ、仕込んだ食材を入れて加熱はおまかせの自動調理器具、油を使わないオーブンといった便利家電が自炊の時短に役立っていました。

独自に進化した日本の調理家電は、使いこなすまではちょっと大変ですが、慣れてくると心強い“調理サポーター”になりますね。

3位:洗濯乾燥機(18人)

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3位は洗濯物を“干す”“取り込む”の労力を減らす乾燥機つきの洗濯機でした。

「乾燥機つき洗濯機。洗濯ものを干す手間がかからないのは非常にありがたい」(40歳・その他/男性)

「乾燥機つき洗濯機。梅雨や、寒い冬でも乾かなくて大変ということが無くなったし、夏でも干す手間がへりました」(27歳・専門職・女性)

「乾燥機つき洗濯機。雨の日など洗濯物がすぐに乾いて楽である」(56歳・研究・開発・技術者/男性)

雨空を見て気分が沈むことも、洗濯物が終わる時間をチェックして気をもむことがなくなると評判の洗濯乾燥機。しばしば「これは乾燥機NGだったのに!」なんて小さないさかいを経て、なくてはならない存在に。

2位:ロボット掃除機(21人)

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2位は、床を自動的に掃除するロボット掃除機です。

「ロボット掃除機。ボタンひとつで掃除機がかかっているなんて最高。そのために床を片付けておく癖もつきました」(40歳・事務職/女性)

「ロボット掃除機。掃除した1時間後には床に落ちている毛が嫌で嫌で、毎朝掃除機していたのがロボット掃除機がしてくれるようになって朝リビングに入るのが嬉しくなった(深夜に稼働してくれる)」(33歳・総務・人事/女性)

「ロボット掃除機。出かけている間に掃除してくれる」(55歳・その他/男性)

充電の“基地”から出動し、淡々とミッションを遂行するロボット掃除機。

使い始めてから「子どもがパンくずを落としてもイライラしなくなった」なんて声が聞かれます。近年は、水拭きをしてくれるロボットも少しずつ普及していますね。

ちなみに今回のアンケートでは、“スティック型”の掃除機をあげた人は2人と少数派でした。

1位:食器洗い機(38人)

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今回のアンケートで最も多くの回答が寄せられたのは、食器洗い機でした。

「食洗器。洗い物がないだけでこんなに楽になるんだと感動した」(39歳・公務員・団体職員/女性)

「食洗器。冬場の手荒れの心配がなくなった」(38歳・その他/男性)

「食洗機。家族の時間が増やせてとても便利です」(34歳・パート/女性)

「食洗器。皿洗いとふき取りを機械が行ってくれるから」(58歳・総務・人事/男性)

食器洗いはたいてい、料理、掃除、洗濯物たたみを終え、燃え尽きそうなところに発生する家事の1つ。束になって降りかかってくる“家事の嵐”による消耗度合いを少し和らげてくれる存在が、食器洗い機である模様。

その便利さもあってか、経済産業省の調査では、2人以上の世帯での普及率は3割を超えています。

 

以上、今回は共働き家庭の男女が「役にたった」と実感している家電についてお届けしました。

以前から、洗濯乾燥機、ロボット掃除機、食器洗い機を“新・三種の神器”と呼ぶ風潮がありましたが、今回のアンケート結果にもその風潮が表れています。

明日への余力を残すため、家族の時間を増やすため、癒しの時間を増やすために、生活環境に合った時短家電を活用しながら、“暮らす”のモチベーションをゆるやかに保っていきたいですね!

北川和子
北川和子

自治体HP、プレスリリース、コラム、広告制作などWEBを中心に幅広いジャンルで執筆中。『kufura』では夫婦・親子のアンケート記事やビジネスマナーの取材記事を担当している。3児の母で、子ども乗せ自転車の累計走行距離は約2万キロ。地域の末端から家族と社会について日々考察を重ねている。

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