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縦にして持ち運べて汁漏れしない!話題のお弁当箱「フードマン」を使ってみました【kufura編集部日誌】

お弁当を持ち運ぶ際に気になる、“汁漏れ”“お弁当箱がバッグで場所を取る”の2大問題。それらを解消してくれる、噂のお弁当箱「フードマン」の使い勝手をkufuraスタッフがレポートします!

「ほんとに漏れない?」「中身は寄らない?」などの疑問を検証してみました。

薄型弁当箱「フードマン」を買ってみた!

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近頃お弁当箱売り場でよく見かける「フードマン」。

「汁漏れしない!」「立ててカバンに入れて持ち運べる!」と、気になる文言が踊ります。以前から気にはなっていたのですが、疑いの気持ちが抜けず購入まではいたりませんでした(ごめんなさい)。

でもこの春から息子がお弁当通学になる我が家。どんよりした不安感を吹き飛ばすため、思い切ってお買い上げ!新しいお弁当箱でテンションを上げる作戦です。

サイズは正方形の800ml、長方形の600ml、コンパクトな400mlの3種類。本体が薄いのでどれくらい入るかがイメージしづらく悩みましたが、売り場にあるほかのお弁当箱の容量と見比べながら、まんなかの600mlを購入。息子と兼用の予定なので、おとなしめのグレーを選択しました。価格は1,800円ほどでした。

長い辺は21cmなので、A4サイズの横幅とほぼ同じ。蓋をした状態で厚さは3.5cmです。

中身は3つに分かれていて、蓋にもそれぞれしっかりパッキンがついているので、おかずどうしの味移りも心配なさそう。

真っ白で、各仕切りの内側はつるんと丸くなっているため、洗いやすいのがいいなと思いました。食洗器にも対応しているそうです。

黒い真四角のお弁当箱を持っているのですが、色が濃いと隅の部分がよく見えないし、内側の角がカクカクしているとスポンジが届きにくく、洗い残しが心配なんですよね。そのために毎回ブラシを持ち出すのも面倒だったので、この形状はありがたい。

ご飯とおかずを詰めてみた!

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まず一番大きい仕切り部分にご飯を。普段私が使っている小さめのご飯茶碗で一杯分をふんわり詰めてちょうどくらいでした。息子には足りないかな?と思いましたが、きっちり詰めればもう少し入りそうです。

ここで注意!おかずの仕切りにシリコンカップを使っている方は高さの確認を。私が使っているのは軟らかいものなので問題ありませんでしたが、硬めの素材だと蓋が閉まらない可能性が。高さを合わせて切って使うというのもアリかもしれません。

卵焼き、ひじきの煮物、手羽先の照り焼き、水菜のナムル……と順調に詰めていきましたが、大ぶりのミニトマトは高さがはみ出したので、半分にカットしました。

おかずの仕切り部分が小さめなので、唐揚げなどのメインおかずをどーんと大きめに作った場合は、高さと幅に合わせて切ってから入れることになると思います。

でも、詰め方にセンスが問われる“わっぱのお弁当箱”などを苦手とする私のような人間には、仕切りに合わせてきゅっきゅと詰めていけばそれなりにきれいに見えるこの形は案外使いやすいと思いました。

蓋をして、立ててみた!

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蓋は4面でがっちりロックされていて安心感があります。カチカチととめて、そのまま立ててみましたが……うん、なんともない。というか、今日のおかずはあまり汁気が出るようなものがありませんでした。

ちなみに、万が一漏れても安心!という専用のお弁当入れも一緒に買っていたのですが、通勤のバッグにはちょっと合わない感じもしたのでいつものお弁当用バンダナで包み、バッグへポン。

普段よく使っているこのトートはあまりマチがないので、基本的にお弁当出勤の日はお休み。でも今日は問題なし! お財布や化粧ポーチなどとともにしっくり収まっています。

文庫本も入ってるし、漏れないでね……とちょっとドキドキしつつ出勤。

さて、お昼だ!いよいよオープン!

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おお!漏れてない! そして、思ったより偏りも気になりませんでした。ご飯は容量に対して少なめだったのでもっとぎゅっと寄るかなと思っていたのですがそれほどでもありません。ひじきの煮物が多少蓋に張り付いていたくらいです。

ちなみに、蓋を外せば電子レンジも使用可能とのこと。

ネットで口コミを見ると、プラスチック製品の宿命としてある程度の期間使用すると劣化とともに漏れやすくなるという意見もありました。それについては今は何とも言えませんが、おかずの汁気は切って入れるなど通常のお弁当と同様に気を付けてあげれば大惨事は防げそうな気がします。

バッグの選択肢が増えた!中高生のお弁当箱にもおすすめ

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私が使ってみてうれしかったのは、ある程度の大きさであればどんなバッグでもお弁当が入れられるという点です。細長い2段式のお弁当箱でもそこそこ場所を取るし、書類でいっぱいのバッグを持ち歩く時にお弁当用の手提げと2個持ちするのは大変だし、お弁当生活って意外とバッグを選びます。

また、男子は何歳になってもお弁当箱が入ったままのカバンを放り投げたり横倒しで置いたりは日常茶飯事(涙)。これなら普通のお弁当箱よりはだいぶ安心感があります。

蓋の開け閉めに多少力がいるので小さいお子さんには不向きかもしれませんが、小学校高学年以上なら問題ないと思います。今回購入した600mlサイズは、私とそれほど食べる量が変わらない息子にはちょうどよさそう。たくさん食べる子には、迷わず800mlをおすすめします!

私は、小さめの400mlを買い足しておかず入れにして、おにぎりやパンと一緒に持っていけばさらに帰りの荷物が減らせるなあ~と早くも2個目の購入を検討しています。

この春からの新生活でお弁当ライフが始まる方、お弁当箱を新しくしようと思っている方、ぜひ選択肢のひとつに入れてみてくださいね。

(3月某日/編集M)

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