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この1年間に「新しくはじめた節約法」主婦の1位は?その効果も聞きました

消費税のアップや物価の高騰など、日々の暮らしの中では思わず財布の紐をギュッと絞めたくなること、ありますよね。節約をすることはライフワークになりつつあるという方も少なくないのではないでしょうか?

そこで『kufura』では、既婚女性298人に、「この1年に新しく初めた節約法とその効果」を聞いてみることに。みなさんがよく取り組んだものTOP5を、ファイナンシャルプランナーである筆者と一緒に見ていきましょう。

第5位:「スマホ・ネット環境」を節約しています(21票)

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第5位にランクインしたのは、私たちの生活必需品となったスマートフォン、インターネット環境についてです。

「格安スマホの会社に変えた。半額以下になった」(45歳/主婦)

「スマホの契約コースの変更で700円安くなった。デメリットは感じていないし、最初からこれでよかったのだと思う」(75歳/主婦)

「格安スマホから更に突き止めてプランを変更しました。夫婦で携帯電話6,000円ぐらいなので安くなかったかなぁと思います」(41歳/主婦)

「携帯電話をギガホプランに変えた。月2,000円ぐらい節約になった」(40歳/主婦)

「インターネットのキャリアーを見直し変更した。まだ変更して間もないからわかりにくいが500〜1,000円程度は安くなると思う」(67歳/主婦)

インターネットの普及により、携帯電話の使い方自体が変わってきています。電話をあまり使わずにネットを中心に利用する、決まった人としかやりとりしないなど、使い方が申し込み時と変わっている方は、特に、プランの見直しやキャリアを変更するなどの対策が必要です。また、ネット環境も大事ですよね。スマホ同様、ネット環境の変化にも対応していきたいところです。

スマホの見直しは、日々の食費などを節約するよりも、場合によっては一気に固定費を削られるという意味で、非常に効率の良い節約方法といえるかもしれません。自分だけでなく、定期的に家族全員分を見直すといいかもしれませんね!

第4位:電気・ガス・水道他「定期的な支払い」の見直しをしました(24票)

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続いても、固定費についての節約です。

「電気料金を変えた。電気料金の変えたことで月約2,000円ほど安くなった」(48歳/主婦)

「トイレを新しくしたら、水の節約ができた。月18,000円だったのが、15,000円くらいになった」(61歳/主婦)

「できる限りのエアコンの封印。年数千円程度」(36歳/主婦)

「こまめに電源を切る、洗濯をまとめてやったり風呂の回数を減らして水を節約する。水道代が通常より3分の1位減った」(60歳/主婦)

「夫が泊りの仕事の時は、1人なのでお風呂を沸かさなくなった。ガス代が冬でも3,000円台になった」(62歳/主婦)

「自動車保険をネット通販型にした。年間1万円ほど安くなった」(29歳/主婦)

最近は電気やガスの自由化も進み、私たち消費者自身が、どこが自分たちにあっているのかを選択できるようになりました。毎日必ず使うものなので、自分にあったものを選びたいですよね。

固定費を削るといいメリットとしては、見直して節約ができるとそこから自動的に毎月削れるということ。手間が一度でいいという点は第5位にランクインしたスマホ同様大きいですね。

また、時代の変化から保険もネットで加入することができるなど、便利を享受した上で安いのであれば、納得して節約をすることができますね。

第3位:「アンケート・ポイントサイト」の活用を始めました(29票)

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「アンケートサイトに登録した。月3,000円くらい。食費に使っている」(36歳/公務員)

「ポイ活や、インターネット上の仕事をするようになった。節約ではなくプラスですが、毎月5,000円ほどは稼げているとおもいます」(35歳/主婦)

「ポイ活。自分のお小遣いができた」(47歳/その他)

「スマホのアンケート。定期的ではないがamazonギフト券に交換できるので日用品などに使用している」(49歳/総務・人事・事務)

「ポイントサイトを活用しはじめた。アンケートに回答したり、ポイントの二重取りなどで、多いときは月5,000円のギフト券が手に入る」(39歳/総務・人事・事務)

「ポイ活。暇な時間がお金に変わる」(31歳/学生・フリーター)

第3位は「アンケート・ポイントサイトの活用」となりました。何かを削るのとは違って、ポイントを稼ぐという前向きな節約方法であり、スマホ片手にできることが、ちょっとした隙間時間を有効に使えるという意味で人気のようです。貯まったポイントで自分へのご褒美にしたり、家計の足しにしたりと、何かとありがたい存在で、楽しんでできる節約といえるのではないでしょうか。

第2位:「日々の買い物」でひと工夫(40票)

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「安いスーパーを見つけたので、行ったときはまとめ買いをするようになった。食費が月に3,000円減になった」(49歳/その他)

「たまに見切り品を買って、安く収まるように料理を考えるようにした。月5,000円程の節約になっているので、これからも上手に活用して続けていきたい」(44歳/主婦)

「コンビニをなるべく避ける。月3,000円くらい、コーヒー代が減った」(38歳/デザイン関係)

「ホワイトボードに家にある食材を書き込み無駄な買い物を減らす。月2,000円ほど節約できている」(36歳/公務員)

「買い物に出る日数を減らしました。月5,000円くらい。まだ節約できそう」(49歳/主婦)

「とにかく無駄な買い物をしないために、ノ―トに買い物したものを毎日書いて、要らないものを買ってないかチェックするようにしたら、無駄な買い物をしなくなった。500円貯金が前より沢山出来るようになった」(57歳/その他)

「お菓子やお酒などを購入する時は、ローソンのお試し引換券を利用するようにしました。お菓子やお酒などの費用分の現金が節約できています。月に5,000円以上の節約になっています」(49歳/主婦)

「食材ロスをなくすために冷蔵庫のなかを空にしてから買い物をした。食費が5,000円ほど節約できた」(31歳/主婦)

節約と日々の食材の買い物は、切っても切れない関係です。食費の節約方法は本当に色々な方法がある分、自分の性格に合っているかどうかも重要なポイントです。色々試した中でこれがしっくりきたというものに出会えると、成功に繋がるのではないでしょうか。

kufuraでも、これまで色々な節約方法をご紹介しています。節約アドバイザーの和田由貴さんにお話を伺った過去記事も参考になると思います。

「スーパーで野菜から…はNG!? 「週1のまとめ買い」食費節約のコツ【和田由貴のカンタン節約術その1】」

「予算先取りって?自然に身につく「食費節約体質」のつくり方【和田由貴のカンタン節約術その3】」

ぜひ、あわせて読んでみてくださいね。

また、最近は、社会的に「食品ロス」の問題も深刻化しています。食品ロスをしないためにも、買いすぎないことは大事です。物を粗末にしないことは、結果的にお財布にも環境にも効果的といえそうですね。

第1位:「キャッシュレス決済」を愛用しています(84票)

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「全てキャッシュレスでポイントをためる。カードのポイントで月2,000円分くらいたまる」(31歳/営業・販売)

「キャッシュレスやポイントをフル活用。前よりかは節約できている5,000円くらい」(27歳/主婦)

「PayPayなどでお得な買い物するようになった。PayPayで月2,000円くらい節約出来ました。これからも上手に使用できたらと。デメリットは個人情報の漏洩が怖いです」(54歳/その他)

「ほぼ完全キャッシュレスにしてポイントの一元化をした。一元化でためたポイントをふるさと納税に使い、更にポイントゲットで合計数万円にはなっている。得しかないので続けたい」(43歳/主婦)

「キャッシュレス決済にできるだけして5%還元してもらえる店で、まとめ買いをしている。1カ月1,000円にもなるので、こつこつやるつもり。もうすぐこの還元も終わるので、ため息がでる」(47歳/主婦)

「キャッシュレスでポイント意識します。同じスーパーで1年買い続け、ポイント25,000円分たまり正月の買い出しに使いました」(54歳/その他)

「現金より、クレジットをよく使うようにした。月に、3,000円くらいです」(57歳/主婦)

「PayPayの導入。キャンペーンを利用して4,000円近くキャッシュバックがあった。うまく使えばお得だと思った」(51歳/主婦)

「キャッシュレス決済が使える所では積極的に使う。何月に幾らチャージして幾ら使ったかデータで見えるので、使い過ぎないようにできた」(33歳/主婦)

最近の買い物の決済方法を見ていると「キャッシュレス決済」が浸透してきたと感じます。消費税増税にともなって始まったキャッシュレス決済のポイント還元は、対象店舗で購入すると、その場、または決済後に決められた利率で戻ってくるというもの。現金支払いの場合は還元されないということで、これを機に一気にキャッシュレス決済を利用する方が増えましたよね。また、ネットでお金の管理ができるタイプのものもあるので、家計簿代わりに使えるという声も聞かれました。

また、○○pay などのいわゆるスマホ決済は、大胆なキャンペーンをしたことで、特にお得を感じることができ、多くの方に支持されています。

ポイント還元事業自体は、2020年6月までとなっていますが、各社のキャンペーンはそれぞれです。自分の愛用事業者のお得なキャンペーン内容はいつまでか、どんな内容かはしっかりと確認しておきたいところですね。

「我が家流節約術」まだまだあります!

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上位5つにはランクインしなかったものの、皆さんからいただいたアンケートから、参考になりそうな節約術がたくさん出てきました。一挙ご紹介!

「給料を袋分けして、旅行貯金や車検貯金をするようになった。元々必要な分を仕分けておくことで、月の予算が定まるので、予算を把握した上で買い物ができるので使いすぎなくなった。また旅行等は、旅行貯金で溜まった分から出すので、それも使いすぎることない。逆に、その分は使い切ってもいいので、使いすぎとか気にせず、旅行を楽しめる。我が家には合ったやり方なので、これからも続けていこうと思っている」(32歳/その他)

「電車に乗るのを節約してる。電車代かなり安くなった」(32歳/学生・フリーター)

「不要不急の外出は絶対にしない。食費が下がった」(40歳/その他)

「外食を減らす。1万円くらいは節約出来ている。家で作る食事の方が体にいいことも多いのでよかった」

「外食をやめてテイクアウトで自宅でたべる。月2,000円程度」(30歳/主婦)

「家計簿をつけた。お金の出入りが分かり、使いすぎた時はセーブする」(28歳/主婦)

「お財布を持たずに家を出る。平日にお金を使わなくなった」(30歳/学生・フリーター)

「蒟蒻を凍み蒟蒻にして利用。肉の代わりになるのでお財布にも優しくダイエットになった」(54歳/主婦)

中には個性的ともいえる節約方法がありますが、節約で心がけたいことは、

・ストレスにつながらない方法であること

・なるべく続けられそうであること

・人によっては使い勝手が悪くても、自分が使いやすければ問題ないこと

があげられます。

 

色々試した上で、自分にあった節約法を見つければ、ストレスなく節約ができるようになるはずです。ぜひ今回の記事も参考にしてくださいね!

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