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もっと活用したくなる!おでんの定番「はんぺん」を夏こそ食べるべき理由とは?

ふわふわ食感で、おでんで人気の具材“はんぺん”。最近では、いつ食べましたか? 「そういえば温かくなってからは食べていないかも……」と記憶から遠ざかっている人も多そうですが、実は、はんぺんはこれからの季節にぴったりの食材なんです!

今回は『紀文食品』のプレスリリース、および『kufura』の過去記事を参考に、知らなきゃ損するはんぺんの魅力をご紹介します。

はんぺんを食べる季節は?

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紀文食品では、首都圏にお住まいの女性213人を対象に、はんぺんに関する調査を実施しました。そのなかで、はんぺんを食べる季節について聞いたところ(複数回答可)、冬がダントツの人気!

・春・・・29.2%

・夏・・・26.3%

・秋・・・34.4%

・冬・・・76.6%

続いて、春と夏を選ばなかった96人に食べない理由を聞いたところ、こんな回答が……。

・おでんのイメージがある、おでんにしか使わないから・・・43人

・冬の食べ物のイメージ、冬にしか食べない・・・14人

・食べ方がわからない、レシピが思い浮かばない・・・11人

やはり、「はんぺん=おでん」というイメージが強く、気温が上がるにつれて、存在感が薄くなってしまうのですね。

意外にもはんぺんが夏におすすめの理由とは?

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前項の調査結果にも表れているように、気温が上がるにつれて存在感が薄れがちなはんぺん。しかし、実は、暑い時期にこそ活躍が期待される食材でもあるのです。

(1)加熱調理しなくても食べられる

はんぺんといえば、鍋でホカホカにして食べるもの……というイメージがありませんか? 実は、はんぺんは製造段階で加熱をしているため、そのままでおいしく食べることができるのだそう。

さらに手抜きするならば、はんぺんを切るのに包丁もいりません。袋の上から定規や下敷きを押し当てるだけで簡単に切ることができ(!)、まな板や包丁を洗う手間も省けます。

夏場にはただキッチンに立っているだけでも汗ばむほどで、調理はなるべく簡単に済ませたいですよね。そんな季節に、加熱も包丁もいらないはんぺんはもってこいの食材なのです!

(2)高たんぱく、低脂質である

食欲が落ちやすい夏場には、さっぱりと食べやすいもので栄養バランスをはかりたいところですが、栄養の観点でも、はんぺんは優等生。

牛肉や鶏卵と比べると同程度のたんぱく質量を持ちながら、エネルギーと脂質が低いのです。白くふっくらしてちょっと甘みもあり、高カロリーそうなイメージなのに、高たんぱく、低脂質とは意外や意外!

サラダに一口サイズのはんぺんを混ぜるなどの簡単調理で、栄養バランスのよい食事作りにももってこいです。

はんぺんを使ったアレンジレシピ

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「おでん以外の食べ方がわからない」という声も少なくないはんぺんですが、『kufura』が過去に実施したアンケート調査(「“はんぺん”の今日から使えるレシピ集!チーズ、明太子、餃子の具…いろいろ挟んでフワうま」参照)では、実にさまざまなアイディアレシピが寄せられました。

その中から、今回は比較的調理が簡単なものをご紹介!

「はんぺんにチーズを乗っけてレンジでチン」(30歳/その他)

「はんぺんに切り込みを入れて納豆をはさみ焼く」(64歳/総務・人事・事務)

「白はんぺんをフライパンで焼いてうなぎのタレを入れて照り焼き風にする」(59歳/主婦)

「はんぺんを細かく刻んでコンソメスープに入れる。膨らんで食べやすく子供に評判がよい」(41歳/その他)

「小さな賽の目に切ってサラダのトッピング」(59歳/主婦)

「はんぺんとキュウリをマヨネーズとドレッシングで混ぜるとおいしい」(42歳/主婦)

はんぺんは加熱調理なしで食べられるので、チーズや納豆、明太子、ツナなどそのまま食べられるものであれば、焼かずに挟むだけでもOKです。

また、紀文食品のプレスリリースでは、ひと口サイズに切ったはんぺん、アボカド、トマトに明太子、レモン汁、しょうゆ、玉ねぎを混ぜたソースをかけるだけのサラダ「はんぺんとアボカドとトマトの明太子ソースがけ」(=上写真)も紹介されています。こうして見ると、つくづくはんぺんって夏と相性のよい食材なんですね。

おでんの定番のはんぺんですが、冬しか食べないなんてもったいない! 今晩の食卓にでも、ぜひはんぺんを活用してみてはいかがでしょうか?

『はんぺん食堂』Webサイト

https://www.kibun.co.jp/brand/hanpen/

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