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医師が考案!冬を乗り切る「体調管理みそ汁」レシピ3つ

寒さが身に染みるこの時期、体調を崩しがちという人も多いのでは?

味の素株式会社による「うちのみそ汁」応援プロジェクトによって、体調管理が難しくなる時期にピッタリの、医師で料理家の河埜玲子氏考案・“体調管理みそ汁”レシピが発表されました。身近な食べ物で体調管理ができればいいですよね。その気になる中身をみていきましょう!

体調管理にみそ汁をおすすめする理由

医師・河埜玲子氏によると、風邪ウイルスに負けない抵抗力をつけ、風邪を予防するには、栄養バランスの取れた食事が大切といいます。特定の食べ物や栄養素で、風邪を予防できると証明されているものはありませんが、栄養不足の状態では免疫力が低下するので、バランス良く食べ、特にビタミン・ミネラルや身体を作るたんぱく質が不足しないようにすることを心がけましょう。

栄養バランスを整えるためには、おかずを何品も用意しなければいけないと思われがちです。しかし、たんぱく質(お肉・お魚・大豆製品など)とたっぷりの野菜をいれたみそ汁とごはんを一緒に食べれば、それだけで献立の栄養バランスが整います。みそ汁は、火を通すことで野菜のかさが減るので、無理なくたくさんの野菜が食べられます。また柔らかく煮ることで消化や吸収が良くなり、からだも温まるというメリットもあります。

また、野菜のビタミンは茹でた時に一部が水に溶け出てしまいますが、みそ汁なら汁に溶け出たビタミンも一緒に摂ることができます。このように、一品で栄養バランスが取れる具沢山のみそ汁は、体調管理におすすめなのです。

今回は、体調管理にピッタリのみそ汁に加え、受験生にうれしいみそ汁や年末年始に忙しかった方が一息つけるみそ汁のレシピを医師・河埜玲子氏に考案していただきました。

バランス良く栄養が摂れるレシピ

ビタミン・ミネラルやからだを作るたんぱく質を欠かさずバランスよく摂ることが、体調管理には何より大切です。1杯で簡単にバランス良く栄養が摂れるレシピをご紹介します。

「緑黄色野菜と鮭の石狩汁風みそ汁」

《材料/調理時間(4人前/15分)》

生鮭:2切れ(160g)

ブロッコリー:100g(花蕾のみ。約1/2株)

にんじん:1/2本(100g)

A 水:600cc

A「ほんだし®」:小さじ山盛り1

A 酒:大さじ1

味噌:大さじ2

《調理法》

① 生鮭は一口大に切る。にんじんは厚さ約5mmのいちょう切り、ブロッコリーは小房に分ける

② 鍋にA、生鮭、にんじんを入れて中火にかける。沸騰したらふたをして弱火にし、火が通るまで7~8分煮る

③ ブロッコリーを加え、2~3分煮て火を通し、味噌を溶き入れる

《ポイント》

・鮭×緑黄色野菜:免疫力に欠かせないたんぱく質とビタミンが摂れ免疫を正常に保つ

・にんじん、ブロッコリー:βカロテンは粘膜を健康に保つ働きがありウイルスの体内への侵入を予防することが期待できる

のどの調子が良くないときのレシピ

のどの粘膜を保護する働きを持つ、βカロテンを含むかぼちゃを使ったレシピを紹介します。のどの調子がよくないときは、あまり刺激を与えないように通常よりぬるめにする、のどごしの良い豆腐をチョイスするなど工夫を施しましょう。

「大根おろしとかぼちゃのみそ汁」

《材料/調理時間(4人前/15分)》

玉ねぎ:1/2個(100g)

かぼちゃ:200g

大根おろし:150g(おろして水気を切った状態で)

A 水:600cc

A「ほんだし®」:小さじ山盛り1

味噌:大さじ2

 

《調理法》

① 玉ねぎは薄切り、かぼちゃは約2cm角に切る。大根は皮をむいておろし、手で軽く水分を絞った状態で150g用意する

② 鍋にA、玉ねぎ、かぼちゃを入れて中火にかけ、沸騰したらふたをして弱火にし、火が通るまで7~8分煮る

③ 味噌を溶き入れる。器に盛り付け、大根おろしを添える

《ポイント》

・大根おろし:抗炎症作用があると言われており、のどの痛みを緩和する食材として知られている

・かぼちゃ:のどの粘膜を健康に保ち、免疫を正常に保つβカロテンが豊富

ラストスパートの受験生へのレシピ

受験シーズンを間近に控えた受験生へ、ラストスパートにピッタリの栄養満点みそ汁レシピをご紹介します。連日連夜の勉強が続き「疲れたな」と感じたときは、バランスよく且つ手軽に栄養を摂取できるみそ汁と、消化の良い白米などの糖質を一緒に摂取することがおすすめです。

ファーストフードや菓子パンなどをよく食べる若者に不足しがちな鉄分やたんぱく質中心に補い、バランスよく手軽に栄養補給ができ、食べ盛りの若者にも満足度の高いみそ汁レシピを紹介します。

「ツナとアボカドのみそ汁」

《材料/調理時間(4人前/15分)》

ツナ缶:小2缶(1缶70g)

アボカド :1個

大豆(水煮):150g

小松菜:1/5束(75g)

A 水:600cc

A「ほんだし®」:小さじ山盛り1

味噌:大さじ2

 

《調理法》

① ツナ缶は油を切る。アボカドは種を取り、皮をむいて約2cm角に切る。大豆(水煮)は水気を切る。小松菜は3cm長さに切る

② 鍋にAを入れ強火にかける。沸騰したら1を入れて中火で1~2分ほど煮、味噌を溶き入れる

《ポイント》

・ツナ(マグロ):(脳の発達や機能の向上に効果があると期待されている)オメガ3脂肪酸が含まれる

・大豆:糖がエネルギーになるための代謝を助けるビタミンB1を含む

・アボカド:栄養価が高く、エネルギー補給にも最適で、満腹感も長続きする

家族の健康管理のために、日々のお味噌汁のレシピに取り入れてみてはいかがでしょうか?

「うちのみそ汁」応援プロジェクト公式サイト:https://park.ajinomoto.co.jp/recipe/corner/products/hondashi/misoshiru

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