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トロ〜りチーズで旨辛!「2018年トレンド鍋を大予想」キーワードは痺れる辛さ

だんだん肌寒くなり、いよいよ、お鍋が恋しい季節の到来です。食材を切って煮込むだけと簡単なうえ、家族でワイワイ囲んで一家団欒できる鍋は、冬の食卓に欠かせませんね。とはいえ、味が単調になり、マンネリ化しやすいのも悩み。「また同じ鍋……」と家族に言われないためにも、今年のトレンドをチェックしましょう! 

そこで、今年11月1日に行われた『楽天市場 鍋のトレンド発表会 2018』に潜入し、『楽天市場』における今年のトレンドと人気の鍋をリサーチしてきました。お取り寄せやお歳暮にもおすすめなので、ぜひ試してみてください!

2018年、今年のトレンド鍋は?

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『楽天市場』で扱われている鍋セットの商品点数は、なんと約2,500点(2018年10月時点)。楽天株式会社 マーケットプレイス事業 小野由衣さんは、最近のトレンドについて、こう話します。

「2015年はトマト×カレー、キムチ×豆乳など、異なる味を組み合わせた“ハイブリッド鍋”が大流行しました。2016年からは“インスタ映え”を狙った珍しい食材の組み合わせがトレンドに。特に昨年は、斬新なケーキ鍋など、味にも見た目にもこだわった、ムービージェニックな鍋が目を引きました」

そこで、『楽天市場』で急上昇しているキーワードから、今年のトレンド鍋を推測。4つのキーワードから導く、2018年ブームの予感はこちら!

1:刺激系

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インスタグラムで「♯マー活」の投稿数は2088件(2018年10月29日時点)。中国語で「マー(麻)」は、花椒(中国山椒)のことで、しびれるような辛さが特徴。その刺激的な味を楽しむ「マー活」がブームになっています。

旨辛さがヤミつきになり、汗が噴き出る火鍋の売り上げは前年より26.6%伸長。花椒にいたっては、なんと前年比60%アップとのこと。これからもマー活ブームは続きそうです。

2:韓国系

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同じく旨味のある辛さが特徴の韓国料理も人気に。カムジャタン鍋、キムチチゲ鍋など、韓国鍋の売り上げは、前年比2倍以上に伸長しているそう。

3:豆乳

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この夏、SNSから火がついて若い女性たちの間で、豆乳飲料を凍らせて豆乳アイスを手軽に作るのがブームになりました。その余波からか(!?)、『楽天市場』では、豆乳鍋が前年比2.4倍に伸長したそう!

4:本格鍋

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自宅でおでんや焼き芋、焼き鳥などを本格的に楽しむための専用調理器具の売り上げが好調とのこと。屋台さながらの雰囲気を味わえる本格的なおでん鍋や、焼き鳥器が売れています。

「マグ麻辣水餃子鍋」が、今年ブームの予感!

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以上の4つのキーワードを踏まえて、『楽天市場』が今年のトレンドを予測して、独自で開発した鍋がこちらの「マグ麻辣水餃子鍋」。まもなく50周年を迎え、全国に300店舗を展開する『大阪王将』とコラボして開発した、今年のトレンドをギュッと詰め込んだオリジナル鍋です。

具材は『大阪王将』のぷるぷるもちもちの水餃子と、宮崎県・都城で生産される『観音池ポーク』。観音池ポークは、交配から飼育、飼料に至るまでを生産者が徹底的にこだわり、柔らかで臭みのない豚肉を追及しました。

スープにはトレンドの花椒と麻辣を使い、本場広東料理の職人が手仕込みしています。香辛料を効かせながらも、子どもでも食べられるマイルドな味に仕上げ、クセになる旨辛さを実現しました。

さらに驚きなのは、ここにモッツアレラチーズととろけるチーズをたっぷり投入すること! 辛いスープにチーズが溶けて、まろやかな味わいに。マグマのようにグツグツ沸いた真っ赤なスープに、チーズがとろ〜りと溶けて伸びる姿は、まさにムービージェニック。動画映えも抜群で、SNSでひと際目を引く鍋になること必須です。

早速、試食してみると、味も見た目もインパクト大! 2種類のチーズで辛さがまろやかになり、花椒のほどよい痺れがヤミツキに。真っ赤なスープにとろけていくチーズは、見ているだけで食欲を刺激し、柔らかく臭みのない観音池ポークがスープとマッチして、お互いの旨味を引き立てます。さらに、水餃子がつるんと口の中に滑り込むと、もっちもっちの食感に幸せを噛み締めずにはいられません。ビールを飲みながら、家族や友人とワイワイ盛り上がりたい! 最後のスープの一滴まで、話題に尽きない鍋になること間違いなしです。

「マグ麻辣水餃子鍋〜とろーりチーズジェニック〜」4,280円(税込み)。

もらったらうれしいギフトに人気の鍋 BEST5

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さらに、『楽天市場』でギフトに人気の鍋、BEST5を教えてもらいました。

上位5品は、こちら!

5位:もつ鍋

4位:寄せ鍋

3位:しゃぶしゃぶ

2位:すき焼き

1位:かにしゃぶ鍋

1位:かにしゃぶ鍋

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第1位は、やっぱりもらったらうれしいかに鍋! 2018年かに部門1位のずわいがに鍋は、累計120万箱を販売し、60億円売れた伝説のセット。試食すると、かにの身が大きくてボリューム満点。足は殻がきれいにむかれているので食べやすく、スルリと口に運ぶと……贅沢〜! はさみの中まで身がぎっしり詰まっていて、夢中でほぐして味わってしまいました。スープは優しいだしが効いていて、かにのおいしさをより一層引き立てます。これは、もらったら本当にうれしい!

「元祖カット済生本ずわい蟹中盛」5,380円(税込み)/越前かに問屋「ますよね」

2位:すき焼き

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第2位は、すき焼き。今回試食したのは、岐阜県のブランド牛である“飛騨牛”。飛騨牛は、肉質がきめ細やかで柔らかく、鮮やかなピンク色の霜降りが美しいのが特徴です。ほおばると芳醇な香りと、とろけるような食感を存分に堪能できます。甘めの割り下でいただくと、最高に幸せ! 国産の野菜やこんにゃくもセットになっているのもうれしいですね。

「飛騨牛すき焼き鍋セット」5,940円(税込み)/昭和31年創業 飛騨牛 肉のひぐち

3位:しゃぶしゃぶ

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3位はしゃぶしゃぶ。肉の職人が厳選した最高級の讃岐オリーブ牛と讃岐の豚、2種類のお肉がセットになったお鍋をいただきました。オリーブ牛とは、オリーブの搾り果実を与えて育てた香川県だけのブランド牛で、オリーブのオレイン酸により、コクがあるのにさっぱりヘルシーな牛肉に。ポン酢であっさり食べても、濃厚なごまだれで味わっても、どちらも相性抜群です!

「特選讃岐オリーブ牛&讃岐の豚しゃぶしゃぶ」4,378円(税込み)/しゃぶしゃぶ専門店「しゃぶまる」

今回、いろいろな鍋を試食して感じたのは、かにやお肉はもちろんですが、「スープがおいしい!」ということ。家庭で作る鍋も、もちろんおいしいのですが、お取り寄せする鍋は、スープがまた一段と本格的。余ったスープは、雑炊やラーメンで〆て、最後の一滴まで余すことなくいただきたい!

トレンド鍋をイチ早くおうちで再現したり、クリスマスやお正月など、年末年始の特別な日にお取り寄せの鍋を家族みんなで楽しんだり、大切なかたへの贈り物にしたり……。ぜひこの冬ならではのオリジナル鍋を楽しんでくださいね。

 

取材・文/岸綾香

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