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「パクチーの大量消費」レシピを調査。束で買って余ったときも安心!サラダや鍋も人気です

東南アジア系の料理には欠かせない野菜「パクチー」。国によってはコリアンダーとも呼ばれ、独特な風味はクセになる一品として好き嫌いが分かれるところですが、皆さんはどうでしょうか。スーパーでは束で売っていることが多いため、余らせてしまうことはありませんか?

今回『kufura』では、パクチーについてアンケート調査を行い、20〜50代の女性141人に「パクチーの大量消費」について聞きました。どんな食べ方をしているのかを見ていきましょう!

お好みのドレッシングでさっぱりと「サラダ」に

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「パクチーサラダ。レモン汁とツナとマヨネーズを入れて混ぜるだけで美味しい」(52歳/主婦)

「パクチーのサラダ。他の野菜と合わせて。ドレッシングをかけて」(44歳/その他)

「イタリアンドレッシングとモッツァレラチーズを使用してサラダにする」(30歳/総務・人事)

「新玉ねぎをスライスして、おろしとポン酢。さっぱりしていて美味しい」(40歳/主婦)

「ナンプラーを加えた春雨サラダに和える。東南アジア風になり、お酒がすすむ」(50歳/主婦)

香りが特徴的なパクチーは生で食べるとより一層その味わいが強調されますね。サラダでさっぱりと食べるとパクチーらしさが損なわれずに楽しめるようです。

しんなりとしてたくさん食べられる「スープ」

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「ミネストローネに入れる」(42歳/その他)

「パッタイや中華系のスープに入れる」(28歳/企画・マーケティング)

「中華風パクチースープ。スープに入れてしんなりさせてしまえば割とたくさん食べられる」(22歳/その他)

「中華スープに入れて生姜を入れて煮込む。卵を最後に入れる」(37歳/主婦)

スープに入れるとしんなりとして量がたくさん食べられます。今回はあっさり系や中華系に人気が集まりましたが、お気に入りのスープのかくし味に入れてみてもいいかもしれませんね!

存在感が光る「鍋」

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「パクチーの蒸し鍋」(30歳/その他)

「麻辣火鍋に入れる」(38歳/総務・人事)

「パクチー鍋、大量にいれてもたくさん食べられるから」(41歳/総務・人事)

「火鍋等のエスニック鍋なら何でも合う」(57歳/主婦)

好みの鍋の具材として、また、パクチーをメインとした鍋など、とにかく鍋との相性はとても良いようです。これからの暑い季節は、あえてエスニック系の辛い鍋でふうふういいながら食べるのも楽しいかもしれませんね!

味はしっかり主張…「隠し味的に入れる」

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「パクチー餃子。ひき肉と一緒に千切りにしたパクチーを混ぜて塩・こしょう・ごま油を混ぜて餃子の皮で包む。重くならず、あっさりと食べられるので夏に良いです」(48歳/主婦)

「パクチー焼き餃子。いつものひき肉の種に、みじん切りにしたパクチーを混ぜて包んで焼くだけ。にんにくとパクチーの香りが口いっぱいに広がって、ご飯がバクバク進みます」(24歳/パート・アルバイト)

「パクチーは細かく刻んで揚げ物の衣にいれてパクチー衣にしてます」(52歳/その他)

「パクチーのハンバーグ、すりおろしてハンバーグに混ぜる」(36歳/総務・人事)

餃子や揚げもの、お肉のおかずに混ぜて入れるとアクセントになって良いようですね。混ぜて入れることで、あまりパクチーが得意ではないという人でも食べられそうです。

具材を足して、好みの味で「炒めもの」

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「クセのあるパクチーは、クセのあるレバニラ炒めに入れて食べると美味しい」(59歳/主婦)

「パクチーを豚肉と一緒に焼肉のタレで炒めて食べたら、食べやすくなりました」(43歳/主婦)

「パクチーのケチャップ炒め。コクが出て美味しい」(55歳/主婦)

「ごま油と豆腐とパクチーをきざんで炒めると風味が良く、ビ-ルと合う。美味しい」(50歳/主婦)

「炒めもの。塩こしょうと鶏がらスープの素で炒める」(30歳/主婦)

炒めものはいろいろな具材や味付けで楽しめます。パンチのあるもの、さっぱりしたものなど、自分の好みのものと合わせると、新しいレシピが出来上がりそう!

お米との相性バッチリ「ガパオライス・チャーハン」

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「ガパオライス。ひき肉、ピーマン、玉ねぎを炒めて、パクチーを入れると彩りも良くて、美味しいです」(50歳/主婦)

「パクチー入りタイ風チャーハン。炒めるとカサが減るので、大量に消費できる」(51歳/総務・人事)

「パクチーチーズ炒飯。パクチーとチーズとシーチキンを入れただけの炒飯。シンプルだけど美味しくて食べやすいです」(27歳/総務・人事)

「パクチーのチャーハン。ハムやにんじんなど細かくしてパクチーと共に炒めるだけ。食べやすくて美味しい」(31歳/専門職)

「パクチーのチャーハン。味はオイスターと塩こしょう、焦がし気味にした醤油でOK。こってりとした味の方が、パクチーの良さが出る気がしています」(54歳/その他)

定番のガパオライスは文句なしに合いますね。チャーハンでもパクチーの良さを引き出すレシピが集まりました。

こんなレシピも美味しい!

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「納豆にみじん切りを大量投入。個性的な味」(52歳/総務・人事)

「野菜ジュース。美味しいです」(33歳/会社経営・役員)

「パクチーと鶏肉の胡麻和え」(26歳/営業・販売)

「パクチーのかき揚げ。パクチーは好きではないので、細かめに切ってほかの野菜と混ぜて、かき揚げにしてしまえば、意外と食べられるし、消費できます」(53歳/主婦)

「パクチーソース。バジルソースの要領でソースを作ります。パクチーを使うのと同じ使い方が出来ますし、簡単なエスニック調味料としても重宝しますよ」(43歳/主婦)

「熱を加えるとカサが減るので、レンジで加熱し胡麻和えにします、すりごま・醤油・砂糖(水飴)」(35歳/主婦)

副菜も主菜もいろいろな料理が出てきました。意外な組み合わせもありましたが、やってみると新たな発見になって、ハマってしまうなんてこともありそうですね。いろいろ挑戦してみたいですね!

それでもパクチーは「食べない・買わない・苦手」

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クセのあるパクチーですから、嫌い、食べない、買わないという人も。今回のアンケートでは、141人中48人と、3割以上いました。

「パクチーは嫌いなので手を出しません」(56歳/主婦)

「パクチーは苦手なので食卓に出さない」(47歳/主婦)

また、逆にパクチーは好きだけれど、自宅では料理をしたことがないという方も。

「自宅でパクチー料理をしたことが無い。好きなので知りたい」(53歳/総務・人事)

数年前にパクチーブームがありましたが、苦手意識が強すぎて手が出ていないという方も多いのかもしれませんね。また、クセが強い食べものにはありがちですが、苦手だと思っていても、食べてみて意外に美味しかったなど、いろいろな感想もありそうです。

 

いずれにしてもパクチーは栄養価が高く、ビタミンCやβ-カロテン、食物繊維など美容や健康に役立つ栄養素がたっぷりと含まれています。好きな方はさまざまなレシピにトライしてみてください。苦手な方は、少しずつ試してみるのもいいかもしれませんね。

橋浦多美
橋浦多美

大学卒業後OLから25歳でアナウンサーへ転職。テレビ、ラジオ、司会等を中心に現在はフリーのアナウンサーとして活動中。得意分野は家計経済で、暮らしがよくなるお金との付き合い方を日々考えています。FP、宅建士、ビジネスマナー検定、食生活アドバイザーなどの資格を保有。双子男児の母。

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