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黄身は半熟派が約6割、じゃあ白身は…?「目玉焼きの好きな焼き加減」を男女500人に調査

朝ごはんのおかずや、トッピングなどで愛される目玉焼き。

片面だけ焼く“サニーサイドアップ”、両面焼く“ターンオーバー”など、焼き方の呼び名がある目玉焼きですが、焼き方だけでなく、「黄身は半熟、でも白身はカリッとかためがいい」などと、人によって“焼き加減”の好みも細かく分かれるところですよね。

そこで、『kufura』では20代~50代の男女500名に調査を実施。理想とする目玉焼きの焼き加減について、細かく聞いてみました。

黄身は半熟が大人気!白身は意見が分かれる結果に

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まず、最も好きな目玉焼きの焼き加減について聞いてみました。その結果がこちら。

 

黄身については、約6割の方が「トロっと半熟」を好んでいることがわかりました。それに対して、白身については「かため」がやや優勢ながら、「やわらかめ」と意見が分かれる結果に。

黄身も白身もかためを好む人は全体の4.2%と少数派でした。

では、それぞれの理由について、支持された焼き加減の多かった順に見てみましょう。

1位:「黄身は半熟×白身かため」の意見(162人)

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「しっかり白身を歯応えとして味わい、黄身はソースのように食べられるので」(38歳/女性/その他)

「しっかりした白身にトロトロの黄身を絡めて食べると味が濃くておいしい」(37歳/女性/総務・人事)

「よく焼いて白身が香ばしいことで半熟の黄身との味のバランスがおいしく味わえるのが好きです」(43歳/男性/その他)

「黄身は半熟の方が卵感を味わえる。白身はしっかり焼かないと卵感がない」(38歳/女性/総務・人事)

「白身はパリパリで食べたい。そこにトロッと卵がご飯に流れてきたらもう最高」(37歳/女性/主婦)

「白身のドロドロは苦手だけど黄身のトロっと感は好き」(35歳/女性/専門職)

黄身はトロっとやわらかい方がいいけれど、白身はやわらかいのが苦手……という方が少なくないよう。黄身と白身で食感のコントラストがある点もいいのかも。

2位:「黄身は半熟×白身やわらかめ」の意見(137人)

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「黄身が半熟で白身がやわらかいものをサンドイッチにして食べると、口の中に黄身と白身の甘味が広がって美味だからです」(44歳/男性/公務員・団体職員)

「ご飯にのせてトロっとした卵ご飯のようにして食べるのが好きだから」(55歳/女性/主婦)

「焼きそばに乗せてトロットした黄身とやわらかい白身を合わせることで、とてもまやろやかで食べ応えのある焼きそばになります」(22歳/男性/営業・販売)

「しっかり焼いたものは、パサパサしている感じで飲み込みづらいところがあまり好みではないので」(47歳/女性/自営業)

「半熟卵の状態が一番消化が良いと聞いたので、卵は基本半熟で食べています」(39歳/女性/無職)

「トロっとした黄身の味と、白身のふわっとした食感が好きなので」(49歳/女性/主婦)

黄身も白身もやわらかめがいいという方は、生卵に近いふわふわの食感がお気に入りのよう。また、かために焼くとパサつくという意見も。目玉焼き単品ではなく、サンドイッチや焼きそばなどのトッピングと食べる時に好む焼き加減、という方も少なくありませんでした。

3位:「黄身は半熟~かため×白身かため」の意見(102人)

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「柔らかすぎない黄身に醤油を少しかけて、混ぜると美味しい。そうする場合、白身は固くないと混ぜ難い」(57歳/男性/その他)

「白身は硬めのプルプル感が好きで、黄身は半熟が好きです。固めだとぱさぱさするし、柔らかすぎると食べた気がしない」(42歳/女性/パート・アルバイト)

「黄身のとろりとした部分と、すこしかたくてみちっとした部分と両方味わいたいから」(39歳/女性/主婦)

「あまりトロっとしすぎると食べにくかったりお皿が汚れたりするので、黄身はかたくなりすぎないくらいで、白身はかためのほうが食べ応えがあっておいしい」(30歳/女性/総務・人事)

「かたい方が火も通っていて安心できるから」(31歳/男性/企画・マーケティング)

上位2位の「黄身は半熟」派に対して、黄身の焼き加減を「半熟~かためがいい」と答えた人は、火の通った部分とまだやわらかい部分の両方を味わえるところが気に入っているようです。また、黄身がやわらかすぎると「お皿が汚れる」「食べにくい」という答えも少なくありませんでした。

4位:「黄身は半熟~かため×白身やわらかめ」の意見(56人)

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「黄身は柔らかめの半熟、白身は柔らかめが卵を感じられて好き」(45歳/女性/総務・人事)

「あまり黄身がトロッとしていると、食べる時にお皿に流れてもったいない感じがするので。半熟である程度固まっているくらいが好きです」(57歳/女性/主婦)

「基本的に半熟が好きだが、半熟すぎると上手く食べられないし生卵とあまり変わらないこともあるので、少しかたくなっているのが食べやすくて好きです」(32歳/男性/その他)

「トロトロしすぎてると生みたいだし、かたいとパサパサするから」(41歳/女性/主婦)

「ごはんにのせるとき、くずれないくらいがいい」(54歳/男性/その他)

3位の回答と同じように、「やわらかすぎるのが苦手」という答えが多く、適度にかたまっている方がごはんやパンなどと相性がいいと感じているようです。

5位・6位:「黄身はしっかりかため」の意見(計43人)

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「黄身がかたまっていると調味料が染みやすくておいしいから」(32歳/男性/その他)

「生っぽいのが気になるのでしっかり焼きたい」(45歳/女性/主婦)

「食中毒の恐れもなく、しっかりとした食べ応えがあるから」(46歳/男性/研究・開発・技術者)

「生卵や卵かけご飯は黄身が生臭くて苦手、黄身がしっかりと火が通っていればどうにか食べられる」(52歳/女性/主婦)

「半熟だと結局、皿の上に落ちたやつとか食べ切れなくて、もったいないから」(39歳/男性/研究・開発・技術者)

最後に、少数派の「黄身はしっかりかため」と答えた人は、「生っぽいのが好きではない」「生卵のニオイが苦手」などの意見が多いようでした。

 

今回の回答を見ていると、かなりのこだわりを持った方が多いことがうかがえました。自分の理想とする焼き加減の目玉焼きを作れた日は、いいことが起きそうな気がしてきますよね。今度は、使うフライパンや火加減などにこだわって、理想の目玉焼きを追い求めてみてもいいかもしれませんね。

佐藤まきこ
佐藤まきこ

雑誌・ウェブ編集者やファッションビルの広告・プロモーションのプランナー、コピーライターとして長年経験を積み、現在はフリーランスのプランナー、エディターとして活動中。ハワイ、オアフ島在住。

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