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【5月20日はこんにゃく麺の日】一番美味しいこんにゃく麺の食べ方を女性460人に調査

2013年5月20日、群馬県のメーカーから生麺風の「こんにゃく麺」が誕生したことから、5月20日は「こんにゃく麺の日」に制定されています。こんにゃく粉が主原料のため、通常の麺製品に比べて低カロリーで食物繊維豊富なのが魅力。各メーカーからさまざまな商品が発売され、人気を集めてきました。
そこで、『kufura』では女性460人に「こんにゃく麺を美味しく食べられるレシピ」をアンケート調査したところ、こんにゃく特有のにおいを上手にカバーして、美味しくヘルシーに楽しむアイディアが続々寄せられました。

食欲をそそる冷製麺、大人気は韓国風

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「韓国冷麺風に。こんにゃくの弾力が冷麺の食感に少し似ていて、あまり違和感なくヘルシーに美味しく食べられます」(30歳/営業・販売)

「こんにゃく麺は韓国冷麺風に! 少し湯がいて生臭さを抜き、冷水で〆る。器に入れてキムチやナムル、コチュジャンで炒めてから冷ました牛カルビなどをのせたら出来上がり」(48歳/その他)

「納豆やキムチなどの発酵食品とキュウリをトッピング。具材を切ってのせるだけなので手軽に食べられます」(26歳/公務員)

「豆乳とめんつゆで冷製麺。豆乳とめんつゆを混ぜたものに、こんにゃく麺を入れ、キムチをのせて食べるのがさっぱりしてヘルシー、夏によく食べます」(40歳/総務・人事・事務)

食感が似ていることから、大人気だったのが韓国冷麺風の楽しみ方です。ツルツルもっちりとした麺を冷やして、キムチやコチュジャンでピリ辛に味付けすれば、食欲が刺激されそうですね。こんにゃく麺は茹でずに賞味できるものが多いですが、軽く湯通ししたほうが美味しいとの意見もありました。

冷やし中華風など暑い日もツルッといける冷製麺いろいろ

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「冷やし中華風。お酢とごま油風味で食欲も増進され、こんにゃく麺を美味しく食べられます」(45歳/研究・開発)

「冷やし中華に。きゅうり、卵、トマト、ハムなどをのせて酢醤油をかけて食べることで、さっぱりとしたヘルシーな味わいが楽しめます」(41歳/その他)

「サラダうどん風に、ごまドレッシングをかけて。お好みで酸味が欲しいときは梅干しを入れて、辛味が欲しいときは山ワサビも合う。簡単に完成して美味しい」(37歳/その他)

「そうめん風に。こんにゃくが和風だしに合うので違和感なく食べ進められる」(41歳/その他)

「こんにゃくそうめん。こんにゃくは冷たくても美味しいので、めんつゆとネギ、生姜などの薬味と一緒にさっぱり食べると美味しいです」(37歳/総務・人事・事務)

「さっぱりしていて夏でも食べやすいので、めんつゆで食べるのがいちばん良いと思います」(39歳/総務・人事・事務)

ほかにも、冷製でさっぱりと味わうレシピが目立っていました。冷やし中華風に具材を彩りよく盛り付ければ、野菜も一緒にとれていいですね。そうめん風のシンプルな楽しみ方も人気でした。暑さが厳しくなって夏バテしそうなときには、ぜひお試しを。

家族も疑わなかった!? 罪悪感が少ないラーメン風

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「ラーメンの麺として。普通の麺をこんにゃく麺にするとヘルシーに食べられます」(48歳/その他)

「ラーメンの麺として使っています。こんにゃく麺であることを家族に気付かれませんでした」(51歳/主婦)

「こんにゃくラーメンに付属する希釈用タレで、本物のラーメンのように作り、きざんだ青ネギをのせて食べれば満足です。麺の食感が違うだけで、こんにゃく麺だから美味しくない、物足りないなどと思ったことはありません」(40歳/総務・人事・事務)

「担々麺風にするのが好きですね。昨日も食べました。濃厚なタレのおかげでこんにゃく特有の臭みも消えるし、最高に美味しいです」(36歳/その他)

「坦々麺にする。カロリーも抑えられて、罪悪感なく食べられます」(46歳/総務・人事・事務)

こってりしたラーメンや担々麺、ときどき、むしょうに食べたくなりませんか? でも、ちょっとカロリーが気になる、という人に大人気だったのが、こんにゃく麺への「置き換え」です。専用のスープが付いた「ラーメン風」の製品を活用しているとの声もありました。

パスタの麺代わりに!洋風アレンジのイチオシはこちら

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「スパゲティ・ナポリタンに。調味料の味付けがしっかりしているので、こんにゃくの独特のにおいが気にならない」(30歳/営業・販売)

「ナポリタン風。ピーマンとトマトを入れれば、しっかり野菜もとれるし、こんにゃく麺の独特のにおいが気にならない」(30歳/弁護士)

「タラコとバターで炒める。パスタみたいで美味しい」(44歳/その他)

「明太パスタ風に。ピリッと辛い明太子が、こんにゃくのにおいを消してくれて美味しいです」(65歳/主婦)

「トマトの角切り、イタリアンドレッシングと和えてサラダ風に。冷蔵庫で冷やせば暑い時期にぴったり」(46歳/その他)

「卵スープや洋風スープに入れて食べる。洋風スープとの相性がとても良く、春雨スープのようにスルッと食べられるので、ダイエットしている方にもオススメです」(69歳/主婦)

洋風メニューとして楽しむレシピも寄せられました。パスタ風アレンジのなかでいちばん人気だったのは、ナポリタン風。濃厚なケチャップ味にすることで、こんにゃくのにおいが気にならないそうです。試してみたいですね。見た目にも涼し気な冷製パスタ風や、洋風スープなど、おしゃれなアレンジもできる、こんにゃく麺の守備範囲の広さに驚きです。

こってり焼きそば風&ピリ辛エスニック風

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「こんにゃく焼きそば。キャベツとソースを多めにして作ると、キャベツのうま味とソースがしみ込んで美味しく食べられる」(46歳/研究・開発)

「焼きそば風。炒めた方がにおいが気にならなくなると思います。野菜と一緒にゴマ油で炒めて、辛口の焼肉のタレで味を付けると美味しいです」(56歳/主婦)

「ビビンバ風こんにゃく麺。切ったこんにゃく麺を水分が飛ぶまで炒め、ごま油、キムチ、ぜんまいを加えて炒める。焼き肉のタレとコチュジャンで味付けし、全体に味が絡まったら皿に盛り付け、目玉焼きをのせる。ピリ辛で美味しい」(40歳/その他)

「チャプチェ風。コチュジャンとごま油でこんにゃく臭さがカバーでき、野菜も一緒に食べられるので、ダイエットメニューに最適です」(59歳/営業・販売)

「鷹の爪と醤油ベースで、ピリ辛炒め。エリンギ等も一緒に炒めても美味しい」(52歳/総務・人事・事務)

「鶏ガラスープにナンプラー、レモン汁、パクチーと和えると、エスニック料理風で美味しいです」(35歳/デザイン関係)

しっかり味付けしたソース焼きそばも大人気! 焼き肉のタレを活用したビビンバ風や、韓国料理「チャプチェ」の春雨の代わりに使うアイディアも。やはり味付けは「やや濃いめ」が秘訣で、ちょっとピリ辛にしたり、調味料でパンチを効かせたりするのがオススメのようです。

うどんに見立てたアレンジも人気!

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「すき焼きの最後に〆として入れる。うどんよりもヘルシーなのが良い」(45歳/主婦)

「醤油と砂糖で甘辛く味付けした、すき焼き味がいちばんだと思います。食べ慣れた和風の味なので、こんにゃく独特の臭みも気になりません。温泉卵とからめて食べると美味しいです」(56歳/主婦)

「お鍋に入れて。ポン酢で食べるのが、野菜も一緒にとれて、味もよく、美味しいです」(52歳/主婦)

「カレーうどんにすると、箸が止まりません。市販のカレーうどんの素で十分です」(46歳/総務・人事・事務)

「釜玉風に。夜の小腹がすいたときに炭水化物だと罪悪感があるけど、こんにゃく麺ならカロリーを抑えられて満足感があった」(41歳/その他)

鍋やすき焼きの〆に、うどんの代わりにこんにゃく麺を入れてヘルシーに楽しむアイディアも多く寄せられました。簡単かつカロリー控えめなこんにゃく麺を、ちょっと小腹が空いたときに活用する方法も参考にしたいですね。

 

いかがでしたか?

みなさんのアイディアが詰まったレシピから、こんにゃく麺は和洋中エスニックと、幅広いメニューにアレンジして楽しめることがわかりました。市販のこんにゃく麺には、多目的に使えるシンプルなタイプから、「ラーメン風」「焼きそば風」「うどん風」など用途に合わせたもの、専用のタレやソースを添付したものなど、多彩な製品がそろっています。

今回紹介した「美味しい食べ方」も参考に、ヘルシーなこんにゃく麺を活用してみてはいかがでしょう?

 

文/新井円

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