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ツルンとむけて感激!「ゆで卵をキレイにむくコツ」主婦の知恵が集まりました

卵を茹でて殻を剥くだけ。ゆで卵は最もシンプルな料理のひとつですが、意外と奥が深いというか、きれいに仕上げるのは難しいですよね。剥くときに、殻と一緒に身がボロボロはがれて、見るも無残……というのは、ゆで卵の失敗あるあるではないでしょうか。

そこで今回は、20代~50代の女性256人を対象に、“ゆで卵をきれいに剥くためにしている工夫”をテーマにアンケート調査を実施しました。表面ツルンのゆで卵を作りたい人はぜひご参考に!

ゆで終わったらすぐ冷水につける

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「冷水につけて2~3分してから剥くようにしている。キレイに剥けるから」(51歳/主婦)

「沸いたお湯に卵を茹で、その間氷水を用意して完全に冷えてから剥くとつるんと剥ける」(52歳/その他)

「茹で上がったら、すぐに冷水にとります。 鍋の中の水が冷たくなるまで、流水を続けます。数分経ったら触ってみて、茹で卵の殻が冷たくなってから全体にヒビを入れて剥く」(43歳/主婦)

ゆで卵をきれいに剥くための定番の方法といえばこれ。ゆで終わったらすぐ冷水につけることで、殻と白身の間に隙間ができて卵が剥きやすくなるといわれています。

この方法のポイントは水の温度。筆者の失敗体験として、1パック分10個のゆでたて卵を水道水につけおいたところ、水がすぐに温くなってしまい、白身が殻からうまく離れなかったことがあります。氷水を用意するか、あるいは、たっぷり流水を使うなどして、急速冷却させましょう。

全体にヒビを入れてから剥く

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「コップに入れて振る。細かいヒビがいっぱい入ってすぐ剥ける」(43歳/営業・販売)

「タッパーに水とゆで卵を入れて、蓋をする。何回か左右に振ると殻が割れてきれいにむける」(26歳/公務員)

「上と下を叩きつけて軽くヒビを入れて、次は卵を横にしてまな板に押し付けながらグリグリ動かしてヒビを入れてから剥くとつるんって剥けます」(39歳/主婦)

容器に水と一緒にゆで卵を入れて振ると、殻全体にヒビが入り、そこから水が入って、つるんと剥きやすくなるとのこと。

その他、全体にヒビを入れる方法として、まな板に押し付けながら転がす方法もあります。半熟ゆるゆるの卵だと押しつぶしてしまいそうでちょっと心配ですが、まずは固ゆでの卵で試してみては?

ゆでる前に殻にヒビを入れたり穴を開けたりする

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「生卵の状態で丸い方をスプーンで叩きヒビを入れておくと、すぐに剥けます。スプーン1つで出来るから便利」(47歳/その他)

「卵の丸い方に針(100均で買った専用のもの)を刺してからゆでる。つるんとむけます」(54歳/総務・人事・事務)

「茹でる前に小さな穴をあけること。我が家では平たい面に卵の下部分をコツンと一回打ちつけ穴をあけています。コツは強く打ちつけないこと。うっかりすると穴ではなく割ってしまうのでその点だけ注意します」(57歳/主婦)

筆者的に成功率が高くてお気に入りなのは、スプーンを使ってヒビを入れる方法。やってみる前は、「生卵にヒビを入れるなんて、卵が割れちゃったりしないの?」と不安でしたが、卵の殻って意外と頑丈で、想像していたような事故は今のところ起こっていません。

力加減としては、扉をノックする(手の向きは逆になりますが)くらいのイメージで、卵のお尻をコツンとやればOKです。お尻の部分には“気室”という空間があるらしく、ここならヒビを入れても中身が漏れてくることもありませんよ。

水を流しながら剥く

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「卵に少し裂け目を入れて、冷水で流しながら剥いています」(38歳/主婦)

「水を流しながら剥く。熱さが和らぎ剥きやすい」(39歳/その他)

「水を細く流して身と皮の間に入れるようにしながら剥く」(51歳/総務・人事・事務)

少し水道代が気になりますが、水を流しなら剥く方法もアリ。殻と白身の間に水が入り込んで剥きやすくなるといいます。ここまで紹介した方法と併用すれば、より成功率も上がりそうです。

その他、こんなアイディアも…

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「卵は新鮮なものを使わず古めのものを使う」(56歳/主婦)

「沸かしたお湯に酢を入れてから、卵を茹でるときれいに剥けます」(44歳/主婦)

「自分はどうしても苦手なので、子どもにお手伝い(お任せ)しています。子どもって、ゆで卵剥くの、好きだし上手ですよね」(41歳/その他)

古い卵は、白身から炭酸ガスが抜けて殻との間に隙間ができるといわれています。また、茹でるときに酢を入れると、卵の殻が柔らかくなり、剥きやすくなるのだとか。

そして、切り札として子どもの器用な手を召喚するのもアリかも!? いずれにせよ、いろいろな方法を実験感覚でやってみるのも楽しそうです。

 

どう作ってもおいしいゆで卵ですが、やはり見た目もなるべくきれいに仕上げたいもの。いつもボロボロになってしまうとお悩みの人は、みなさんのアイディアをぜひご参考にしてみてくださいね。

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