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ほうれん草以外で!我が家のテッパン「お浸し」レシピ、教えます

もう一品欲しい時にさっと作れる頼もしい副菜の「お浸し」。厳密にはお出汁などの調味液に食材を浸したものを指しますが、現在では、茹でた食材に醤油などを垂らしただけのものも“お浸し”として認識している方が多いようです。

そんなお浸しの定番というと、ほうれん草を思い浮かべる方も多いのでは? もちろんそれ以外にもバリエは無限大! そこで『kufura』では、20~50代の女性342人に、「ほうれん草以外の我が家のテッパンお浸し」をアンケート調査しました。

小松菜、チンゲン菜…「葉野菜」いろいろ!

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「小松菜とワサビ、そしてたっぷりな海苔でつくる簡単レシピ。シャキシャキの小松菜に海苔の旨み、そしてわさびのピリリと刺激的な味のハーモニーが魅力的♪ ついつい食べ過ぎてしまうほどおいしいと人気のひと品です。小松菜は茹ですぎないように。そのほうがより食感を楽しめます。小松菜が茹であがったら、冷水を使わず自然に冷ますと味が馴染みやすい」(44歳/その他)

「小松菜と油揚げ(トースターでカリカリにする)を梅肉であえる」(44歳/主婦)

「小松菜のお浸し。めんつゆの時もあるけど、コンソメもなかなか美味しい」(43歳/主婦)

「小松菜と油揚げと塩昆布の煮びたし。塩昆布のうま味が油揚げにしみこみ美味しくなる」(45歳/研究・開発)

多く聞かれた小松菜は、わさびや梅肉、コンソメと味付けもいろいろ! ほうれん草よりもシャキシャキした食感が楽しめるというのも好ポイントのようです。

「チンゲン菜のお浸し。サッと炒めたところにオリーブオイルの麺つゆで味付けします。固めの食感が良いです」(46歳/その他)

「モロヘイヤですかね。ねばねば感がでて、カツオ節と醤油を振りかけるだけでおいしいです!」(51歳/営業・販売)

「菊菜、豆苗、モロヘイヤ。どれも少しお砂糖を足して甘めの味付けにすると美味しいです」(41歳/総務・人事・事務)

「ニラのレンジおひたし。ケチなくらいのマヨネーズとポン酢でサクサク食べられる」(53歳/その他)

「キャベツのおひたし。やさしい味わいです。鰹節とすりごまと醤油で食べます」(39歳/その他)

「レタスのおひたしはさっぱりポン酢で頂く」(48歳/主婦)

「白菜のお浸し。柚子とかであえると美味しい」(42歳/主婦)

「空心菜のおひたし。めんつゆでちょっと七味ふるとおいしい」(50歳/総務・人事・事務)

「長ネギを一回焼いてだし汁につけたら美味しかった」(37歳/その他)

ちょっとクセのあるニラや菊菜(シュンギク)から、キャベツやレタスまで小松菜以外の葉野菜お浸しもにもこんなに! 醤油やお出汁だけでなく、マヨネーズや柚子、七味などトッピングもさまざま。味つけを七変化させれば飽きずにいただけそうですね。

トロトロ食感がたまらない「ナス」

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「ナスのお浸し。レンジでとろとろになるし、すぐできるので常備菜として優秀」(28歳/デザイン関係)

「茄子を縦に6~8本に切ってレンジでしんなりさせて、大根おろしとポン酢をかける。ラー油を少々たらすとアクセントになって美味しいです」(57歳/その他)

「ナスのおひたし。焼いたナスを白だしを水で薄めたものに浸しておくだけでおいしい」(34歳/主婦)

「長茄子の煮びたし。ダシ汁で煮、冷やすとトロトロの食感です。おろししょうが、大根を乗せて」(50歳/その他)

「揚げ焼きしたナスのおひたしはちょっと油を吸った茄子がつゆをさらに吸ってひたひたでとっても美味しいです」(25歳/総務・人事・事務)

ナスもお浸しもレンジを使えば簡単! トロッとした食感とともに、たっぷり吸った汁気がじゅんわりと口に広がるのがたまりませんね。ちょうど秋ナスがおいしいシーズン。今晩の食卓にいかがでしょうか?

苦みもアクセントに!「ピーマン・パプリカ・シシトウ」

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「ピーマンと釜揚げしらすのお浸し。千切りにしたピーマンをレンチンか、蒸し焼きにして釜揚げしらすを和える。子どもも食べやすいです」(41歳/主婦)

「焼きピーマンのお浸し。丸ごと焼いたピーマンをおろししょうがと麺つゆにつけるだけ。焦げ目がアクセントになり美味しいですよ!」(20歳/コンピュータ関連以外の技術職)

「ししとうのお浸し。油で焼き揚げにしたししとうをおひたしに。ほのかな苦みが癖になります」(30歳/総務・人事・事務)

「パプリカのガーリックお浸し。冷凍パプリカを解凍して塩コショウと少量のガーリックで和えた洋風お浸しはワインのおつまみにもなります」(59歳/主婦)

「焼きパプリカのお浸し。甘味が出て美味しかった」(49歳/総務・人事・事務)

少し焼き目のついたピーマンやシシトウは、ほのかな苦さがアクセントとなる大人向けお浸しに。苦みや青臭さがないパプリカは、シンプルに甘みが味わえたり、洋風の味付けでおつまみにする方もいました。彩りもよく箸も進みそうです!

家計に優しい「もやし」は中華風の味付けが人気

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「もやしと榎茸のお浸し。冷やし中華のドレッシングで食べます」(31歳/デザイン関係)

「もやしにウェイパァーとごま油とすりごまで無限に食べれます」(36歳/主婦)

「もやしと小松菜のおひたし。普通にだし醤油でも美味しいですが、刻んだキムチとごま油を混ぜてナムル風にしても美味しいです」(56歳/主婦)

「もやし。茹でたら希釈タイプのめんつゆにすり下ろし生姜と白ごまを入れてそれに浸すだけ。生姜を入れるので結構長持ちする」(57歳/営業・販売)

「アスパラともやしをお浸しに。醤油ではなくめんつゆのほうが甘みがあって美味しかったです」(37歳/主婦)

味にクセのないもやしは、味付け次第で楽しみ方もいろいろ。アンケートでは、調味料のウェイパァーやドレッシングを使った中華風の味付けが一番人気でした。家計に優しいのも◎!

ポリポリ食べ応え満点!「ブロッコリー」

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「固めに茹でたブロッコリーをニンニク醤油で和えるだけ。いいつまみになります」(46歳/コンピュータ関連技術職)

「ブロッコリーとカリフラワー。軽く湯通ししてちょっとめんつゆをまわしかけるだけ。食感もいいし、腹持ちもいいです」(53歳/主婦)

「きゅうり、茹でたオクラ、茹でたブロッコリー、茹でた小松菜にめんつゆと鰹節と白ごまをかけて一晩置きます。色んな食感があって食べやすいです」(48歳/主婦)

サラダやメインの付け合わせだけにあらず! ブロッコリーが主役のお浸しもぜひ試してみたいところですね。にんにく醤油でガツンと味付けすれば、お酒につまみにももってこい。ブロッコリーの茎も、お浸しにするとコリコリした歯ごたえでおいしそうですね。

豪快に丸ごと浸しても!「トマト」

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「トマトのおひたし。息子がトマト好きなので作ってみたのですが、ほんのり出汁がきいてて箸休めにピッタリでした」(32歳/広報・宣伝)

「トマトのおひたし。湯剥きしたトマトを白だしにつけて冷やす。さっぱりして食欲のないときにいいです」(49歳/主婦)

「丸ごとトマトのお浸し。湯むきしたトマトを丸ごと出汁に漬け冷やし、ワサビで食べます。食欲がない時でもさっぱりいただけます」(43歳/主婦)

お出汁をたっぷり染み込ませたトマトのお浸しも絶品! ほんのりとした酸味がお出汁のコクとマッチしてやみつきになるようです。ミニトマトで可愛らしくするもよし、通常のトマト丸ごとで豪快にするもよし……。お好みでどうぞ!

その他にこんな食材も!

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「アスパラのおひたし。お皿にめんつゆと水を入れゆでたアスパラを浸し味が馴染んだら完成。食感が良く、くせになるおいしさ」(42歳/主婦)

「大根を薄くスライスしてつゆにつけて一味をかけるだけ。パリッとした食感がよく、止まらなくなります」(44歳/その他)

「アボカドのお浸し。意外にまったりして美味しい」(38歳/営業・販売)

「エリンギのおひたし。しょうゆを垂らすだけて味わいがありおいしいです」(43歳/主婦)

「きゅうり。意外と合う。酒のつまみになります」(30歳/その他)

アボカドはピンとこない方が多いかもしれませんが、意外にもお出汁との相性はバツグン! お出汁がアボカドのマイルドな甘みを引き出してくれるようです。その他、菜の花やゴーヤなど、そのシーズンでないと手に入りにくい食材のものは季節感が味わえるので欠かさず作っている、という人もいましたよ。

 

こうしてみると、どんな食材もお浸しにできちゃいそうですよね! メインの一品を作れるほど量がないけれど、余らせず使い切りたい……なんて時は、お浸しという選択肢もアリでは。みなさんの声を参考に、お浸しレパートリーを増やしてみませんか?

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