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つけずに料理する主婦は6割!「エプロン」つけるorつけない?その理由は…

テレビや漫画で見る“お母さん”といえば、エプロンや割烹着をつけているイメージが強いですが、実際に家でエプロンをして料理している人って案外少ないのでは!? そこで『kufura』では女性500人にアンケート調査を実施し、「料理をするとき、エプロンをつけますか?」と聞いてみました。その結果、なんと6割以上がエプロンをつけずに料理していることが判明。つける派、つけない派それぞれにどんな主張があるのか、理由とともに紹介します。

エプロンをつけない派は、なんと6割超え!

「あなたは料理をするとき、エプロンをつけますか?」

つける・・・17.2%
つけない・・・62.2%
つける時とつけない時がある ・・・20.6%

つけない派が6割を超える一方で、つける派は2割以下と予想以上に低いことがわかりました。

つけない派・・・62.2%

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めんどくさい

「着脱が面倒なのでつけません」(23歳/学生・フリーター)

「簡単なものやすぐ出来るものを作ってしまうので、エプロンをつけてもすぐに料理自体が終わっちゃうからつけない」(30歳/学生・フリーター)

「めんどくさいから」(30歳/その他)

「結婚当初はつけていたが、段々つけなくなった。めんどくさい。ルームウェアなら汚れても良い」(47歳/主婦)

「邪魔だから」(34歳/主婦)

つけない派の大半は、“めんどくさいから”という理由。また「肩が凝るのでつけない」(39歳/主婦)、「台所が暑いのでエプロンをしていられない」(51歳/その他)という理由も。特に夏は暑いのでエプロンをつけるのがめんどくさいという人が多いようです。

洗濯物が増える

「洗濯しやすい素材の洋服を着ればエプロンの着用は不要」(51歳/学生・フリーター)

「着ている服を洗えばいいと思っているので」(40歳/主婦)

「仕事が終わってパパッと作るのでしない。洗濯物が増える。料理の合間(煮込んでる間、お湯を沸かしてる間)などにお風呂掃除やトイレ掃除などしてしまうのでエプロンをつけると邪魔になる」(27歳/総務・人事・事務)

「洗濯物が増える」(57歳/総務・人事・事務)

たかがエプロン一枚。とはいえ毎日のこととなるとチリも積もれば山となる……。洗って乾かして、また使って、と考えると一枚だけでは足りず、洗濯の手間も確かにかかりますね。中には、職場の制服でエプロンを毎日つけているので家に帰ってまでつけたくない、という人もいました。

エプロンを持っていない

「持ってないから」(47歳/その他)

「特にエプロンを必要と感じないから」(32歳/営業・販売)

「母親の代から習慣がない」(66歳/その他)

「エプロンをつけるという思考がなかった」(28歳/主婦)

エプロン自体を持っていない、という人もいました。親の代からつけていなかったら、エプロンに馴染みがないのも当然のことなのかもしれません。
一方で、「持っていないが、気に入ったデザインのエプロンがあれば買いたい」という声もありました。案外、割烹着などは若い人に新鮮な感覚で受け入れられるかも!?

服が汚れても構わない

「料理をするときは、リラックスした服を着ているから」(46歳/その他)

「スーツとかで作るわけではないから」(49歳・主婦)

「家で着る服は毎日洗うので、それがエプロン代わりです」(42歳/総務・人事・事務)

「家にいることが多く、Tシャツ短パンでいるので汚れても構わないし、すぐ着替えれば済む。一度エプロンをつけたら、その都度洗わないとかえって不衛生だと思ってしまう」(51歳/主婦)

「専業主婦なので、基本、部屋着で過ごしているので、そのまま料理をします。働いていたときと新婚当時はエプロンをしていたなぁー」(50歳/主婦)

普段着が汚れることを厭わない人が想像以上に多い結果となりました。毎日のことだからリラックスできる格好で、気負わずやるのが料理を毎日続けられる秘訣なのかもしれません。「張り切ってするのではなく、日常生活の流れで料理をするから」(50歳/その他)という意見も。

つける派・・・17.2%

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汚れるのが嫌

「洋服に汚れや濡れたりするのを守るため。服を気にしながら料理したくない」(38歳/その他)

「育ち盛りの子どもがいて、量をたくさん作るので服が汚れるから」(47歳/総務・人事・事務)

「お料理していると時間との戦いで、なりふり構わずって感じで濡れたりするのでエプロンをする」(57歳/その他)

「作業が雑なのかもしれませんが、必ずと言っていいほど水をはね散らかしてしまい、お腹がびしょびしょになってしまうのでエプロンをつけます」(47歳/公務員)

「着ている服を必ず汚してしまうので」(59歳/主婦)

つける派の大多数が、「汚れるのがいや」だからという理由でした。 確かに油や調味料の汚れは一度つくと厄介ですよね。
「他の人がシミのついた服を着ているのに気が付いて、これは見た目がいけないと思い、エプロンを忘れずにつけるようになった」(63歳/主婦)という反面教師タイプの人もいました。一度つけてしまえば、汚れるのも気にせず動けるので、おっちょこちょいさんにはもってこいのアイテムかもしれません。

気合いが入る

「つけてた方が、家事をするっていう切り替えになる」(62歳/その他)

「オンとオフを分けられるから。料理するぞー」(44歳/総務・人事・事務)

「やる気が出る」(70歳/主婦)

「服を汚したくないし、つけると料理をしているという時間の区切りも気分的にできる。衛生面でもつけたい」(54歳/主婦)

「食べ物を作るという気合いです。台所に立つときには必ずエプロンをつけます」(73歳/学生・フリーター)

料理をするときの気合! ちょっとしたことですが、これ、大事ですね。エプロンをつけて紐をキュッと結ぶと、意識が料理モードに切り替わり、美味しい料理もできそうな気がします。

体形隠し、なんでもポケット…!広がるエプロンの可能性

「専業主婦で家にいるので、エプロンは体型隠しとファッションの一部として1日中付けている」(71歳/主婦)

「ポケットにティッシュペーパーやハンカチ、携帯を入れておけるから」(68歳/主婦)

「衣類の汚れ防止とポケットのタオルやメモを入れられるので」(63歳/その他)

「油がはねたりするとシミになったり虫食いの原因になるのでエプロン(割烹着)着用で料理します」(39歳/その他)

毎日つけすぎて、エプロンがもはやファッションの一部と化している人も。体形カバー、なんでもポケット、とエプロンの可能性は無限大。せっかく毎日着るならいろんな形のエプロンコーデを楽しみたいですね。

つける時もあればつけない時もある・・・20.6%

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「ハネると困る油やトマトソース、カレーやシチューを作るときにはつける。あまり汚れない料理や、衣服が汚れても構わないときはつけない」(56歳/主婦)

「面倒だから基本的につけないけど、たまに大切にしている洋服を着ているときは仕方なくつけることもある」(38歳/その他)

「汚したくない服のときは必ず着ける」(55歳/営業・販売)

「基本的にはエプロンが好きなのでその日の気分で着替えます。夏は暑いのでつけません」(70歳/主婦)

「朝は簡単だから不要、夜は下ごしらえが多いからつけます」(61歳/主婦)

「調理時間の長いとき、誰かの誕生日やクリスマス、お節料理を作るときはエプロン必須」(42歳/その他)

「服に魚の匂いがつかないように、大きな魚をさばくときだけつける」(53歳/主婦)

「お客様に料理を出すときの料理はエプロンをするけど普段はしない」(31歳/その他)

着ている服や作る料理によってつけるか、つけないかを使い分けている人も多いようです。また時間的余裕もかなり比例している様子。
中には「子どもは親の真似をするので教育上のことも考えて、子どもが見ているときはつけるようにしている」(41歳/主婦)という人もいました。

 

いかがだったでしょうか。「めんどくさいのでエプロンつけない派」の筆者は、エプロンつけない派が6割を越えるという結果に正直ホッとしたのですが、エプロンつける派の「気合が入る」「体形隠しになる」などにも共感できる部分が多くありました。エプロン一つをとってもその人の性格や暮らし方が見えてくるような気がしますね。

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