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もので溢れた部屋はもうイヤ!家の中で「ものを増やさない」工夫3つ

片付けても片付けても家のなかにものがあふれかえってしまう……! そんな悩みを抱えている人はきっと多いはず。テレビや雑誌のインテリア特集のようなスタイリッシュなお部屋とまではいわなくても、せめてもう少しスッキリ片付いた空間で暮らしたい。

そんな皆さまの願いを叶えるべく、『kufura』では女性500名を対象に“家の中でものが増えないように工夫していること”についてのアンケート調査を実施しました。特別なセンスなどなくても誰でもすぐに実践できる3つのアイディアを早速チェックしていきましょう!

ものを増やさない工夫1:なるべく買い物をしない

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家のなかでものが増えないようにするための工夫は至ってシンプル。まずは、なるべく買い物をしないこと!

「100均でいろいろ買わない」(42歳/主婦)

「靴箱に入るだけしか靴を買わない」(54歳/公務員)

「今後数年使う自信のないものは買わない」(28歳/学生・フリーランス)

「今絶対に買わないと後悔するものかどうか冷静になって考えてから購入する」(28歳/コンピューター関連以外の技術職)

「本当に必要な物か、代用できる物はないか、考えてから買うようにする」(49歳/その他)

「いいなと思ってもすぐ買わず夫婦で一回相談してから買うようにしている」(24歳/主婦)

「安くても余分に買わないようにする」(65歳/主婦)

「壊れたり使えなくなったりしない限り買わない」(50歳/主婦)

「新しい食器を見ると買いたくなるが、収納スペースがないので我慢している」(49歳/その他)

本当に必要なものかどうか、みなさん慎重に吟味して買い物しているのがうかがえますね。家のなかにものを増やしたくなければ、その場の気分だけで衝動買いしないようにしましょう。

特に、気をつけたいのは“安売り”。値引きやセールがあると、「今、買わなきゃ損!」という気にさせられて、余計なものを買い込んでいませんか?

そのうち必要だろうから……ではなく、今すぐ必要なものに絞ってお買い物しましょう。そのほうが、おうちも片付いて節約にもなって一石二鳥!

ものを増やさない工夫2:できるだけ処分する

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2つ目の工夫もやはりシンプル。買う量よりも捨てる量のほうが多ければ、家のなかのものは自然と減っていきます。

「いらない!と思ったら、容赦なく捨てる」(43歳/主婦)

「服などは1着買ったら1着捨てる。本やCDも買うごとに処分する」(31歳/主婦)

「1年以上使用していないものはフリマオークションに出したり捨てるようにしている」(59歳/主婦)

「使えないなと思う空箱や缶は、とっておかずに捨てる」(47歳/主婦)

「毎月いらないものを選んで捨てている」(44歳/主婦)

「決められた場所に入りきらなくなったら処分する」(72歳/主婦)

「プリント類は写真にとってすぐに捨てる」(41歳/コンピュータ関連以外の技術職)

「紙くずや孫の折り紙やらは割とすぐに捨てる」(59歳/主婦)

「1日10個何か捨てる」(22歳/学生・フリーター)

みなさんのコメントをもとに、捨てるための4つのルールを以下にまとめてみました。

(1)新しく購入したら、そのぶん捨てる

“1つ買ったら1つ捨てる”をルールとしている人はかなり多く見受けられました。また、買い物をする時点で、何を捨てるのか検討しているという意見も。

(2)一定期間、使わないものは思い切って捨てる

1年間、全く使わなかったのであれば、それはあなたにとって必要ではないという証拠。たしかに、高価なものや、新品同様なものは捨てるのに忍びない気もしますが、スッキリ快適空間を目指すなら、思い切って処分しましょう。

どうしても捨てられないなら、フリーマーケットやオークションに出すというのもアリです。

(3)定期的に捨てる

人によって、“毎日”、“週1”、“月1”など頻度はさまざまなようですが、定期的にものを捨てる習慣をキープしましょう。

家中をいっぺんに片付けるのは大変なので、筆者の場合は、1日1箇所、“キッチン”、“机まわり”、“クローゼット”など範囲を限定して、捨てるものがないかチェックするようにしています。

(4)思い出の品も場合によっては捨てる

大切な人から贈られたものや子どもの成長にかかわるものなど、いつまでも手元に置いておきたいですよね。ただ、毎日見返すわけでもないものを埃がかぶった状態でしまいこんでいては、どんどんものが増え続ける一方。

思い出をとっておきたいなら、その品をデジカメで撮影してから処分するのもアリでしょう。

ものを増やさない工夫3:ものをしまいこまない

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「タンスを処分する」(61歳/その他)

「収納場所を増やさない」(51歳/総務・人事・事務)

「見える収納を心がける」(31歳/学生・フリーター)

「隠す収納はしない」(28歳/総務・人事・事務)

「指定の場所、入れ物からはみ出さないようにしている」(45歳/その他)

「同じ物は同じ場所にまとめて置いておき、数や量を把握できるようにする」(41歳/その他)

ちなみに筆者はかつて家のなかの収拾がつかなくなり、収納スペースがふんだんにある部屋に引っ越したことがあります。しかし、「これでやっと片付けられる!」と喜んだのもつかの間、1年もしないうちに、ものがあふれてしまったのです。

どんなに収納スペースが広くても、そこにものを次々と詰め込んでは、いくらスペースがあっても足りません。ものが増えるのに応じて収納スペースを増やすのではなく、収納スペースに合わせてものを所持するようにしましょう。

 

以上、家のなかでものが増えないようにみんなが工夫していることをお届けしましたがいかがでしたか? ちなみに何を隠そう筆者こそ元汚部屋住人なのですが、今回ご紹介した工夫を心がけることで、ここ数年はかなり状態が改善されつつあります。

“買わない、捨てる、しまいこまない”の3つのルールを徹底して、すっきり片付いた空間を目指しましょう。

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