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永遠にサヨナラよ!今スグ始める「ゴキブリ退治」年間スケジュール

家の中で遭遇したくないもの、それはなんといってもゴキブリ。見た目の不快感に加え、病原菌を運搬したり糞や死骸はアレルゲンにもなりますから、今年も早めに撲滅運動をしておきたいところです。そこで、さまざまな害虫対策に携わるアース製薬の渡辺優一さんに伺った、1年を通した“ゴキブリ退治スケジュール”についてお伝えします。

ゴキブリ退治にもっともおススメな手段は?

暖かくなりはじめの今の時期には、ゴキブリを大量発生させないための先制攻撃を仕掛ける必要があります。では、そのもっとも有効な手段は何でしょうか?

「今の時期に効果的なのが、家中のゴキブリをまとめて駆除する“くん煙剤”や“くん蒸剤”です。

殺虫成分を微細な粒子として拡散させるシステムで、部屋の隅々まで殺虫成分が行きわたるため、どこにいるかわからない隙間に潜む隠れたゴキブリも効果的に駆除できます。

現代の家は気密性が高いため、冬でも家のどこかで繁殖している可能性があります。使用する際には戸棚などを開けて、殺虫成分を行きわたらせましょう」

と渡辺さん。“くん煙剤”や“くん蒸剤”は家中のゴキブリをまとめて退治する優れものです。食器棚の中はゴキブリが潜んでいる可能性がある重要な場所。薬剤を使用するときは食器に新聞紙などをかけて覆う必要がありますが、きちんと扉は開けて使用しましょう。

他にも、使用の際にはペットや観葉植物を避難させるなど、事前に準備することが何点かありますから、説明書きの通りに正しく使用してください。手間をかけた分だけ、その効果を実感するはずです!

対策後は予防を徹底する

ゴキブリを退治したあとは、家に入れない工夫が必要です。渡辺さん曰く、

「ゴキブリの幼齢期は1~2ミリの隙間でも通ることができます。それを前提として考えると、(1)通気口や換気扇、(2)ドアや窓の隙間、(3)排水口のパイプ、といった場所からも侵入してきます。

家にいるゴキブリを退治したあとには、再び家に入ってきたゴキブリを住み着かせないように、毒エサや忌避剤を用いて補強策を打っておきたいところです」

とのこと。毒エサは時期に関係なく、常に家に置いておくほうが良さそうですね!

ゴキブリ対策の年間スケジュール

なお、“くん煙剤”や“くん蒸剤”はゴキブリの卵には効かないという問題があります。そのため、一度薬剤を使用してから卵がふ化する2~3週間後に再度同じ薬剤を使用して残りのゴキブリも退治してしまいましょう。

ゴキブリのいない住まいづくりには、ゴキブリの最盛期となる7月から8月にかけての夏の一番暑い時期と、冬の寒い時期に家で越冬されないようにするために11~12月頃に、同じように対策するサイクルが有効とのことです。

もちろん基本は、清潔と整理整頓。どれだけ退治したところで、清潔が保たれていない家はゴキブリに好まれてしまいますから、家をきれいに保ち、物をあまり置かないシンプルな状態を心がけましょう。

 

家をゴキブリのいない環境にするためには、今すぐ対策を打っておいたほうがよさそうですね。早めに動いて、1年中ゴキブリのいない快適な生活を手に入れましょう!

 

【取材協力】

※ 渡辺優一 ・・・アース製薬株式会社 殺虫剤ブランドマネージャー。冷撃効果でゴキブリの動きを止め、天然成分ハッカ油で殺虫する『ナチュラス 凍らすジェットゴキブリ秒殺』や、ペットや子どものいる家庭にオススメの、おくだけ簡単なゴキブリよけ『ナチュラス 天然ハーブのゴキブリよけ』を発売。予防や駆除に役立つ、ゴキブリの目線に立った動画『初体験! 私たちの知らないGの世界』も公開中。

2017/6/7 WooRis掲載

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