子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア

子育て主婦238人に聞いた「最近イライラしたこと」!怒りの矛先で最も多かったのは…

皆さんは最近、いつ誰にイライラを感じましたか? 怒りはヒトにとって自然な感情。とはいえ、イライラが募ると、ドッカーンと“怒りの爆発”が勃発することもありますから、できるだけイライラを発散させる方法を持っておきたいですよね。

今回は、20代~40代の子育て中の既婚女性238人にアンケートにご協力いただき、「最近、家庭生活のなかでイライラしたこと」「イライラの発散方法」について聞いてみました。

遠くの知人より「身近で大切な家族」にイライラしちゃうのはなぜ?

null

今回のアンケートの回答で、子育て中の女性がイライラしたシチュエーションでとくに多かったのは以下の3つのものでした。

1位:夫が育児・家事に関わらない・理解しない

「自分は家庭優先で予定を組んで動いてるのに、夫は自分優先で予定を組んでくる。仕事という免罪符を使って、すぐに家庭の予定を変更する」(34歳・企画・マーケティング)

「最近、夫がゲームにはまっていて『手が離せない』と言って何時間もゲームをする。まだ乳児の子どもが泣いても頼まないとあやしてくれないときがある」(33歳・主婦)

「夫が子育てや家事のことについてとやかく言う割には全く行動してくれず、産前産後の不調にも理解を示してくれなかったのでイライラする」(28歳・その他)

2位:子どもが思い通りに動かない

「子どもたちに、寝る前にオモチャの片付けをするように言ったのに、片付けないで寝てしまった」(44歳・主婦)

「子どもたちがダラダラとゲームばかりをしている」(47歳・主婦)

3位:忙しすぎる

「毎日の家事が大変で毎日イライラします」(34歳・その他)

「自営で二人で働いているのに、家での私の役割が多い気がする」(41歳・その他)

ほとんどの回答では、イライラの対象は身近な家族でした。生活をともにする相手に「こんな風に動いてほしい」という期待がかなわないとき、落胆やイライラが募ってしまうようです。

以前、怒りをコントロールする“アンガーマネジメント”について紹介した「これでもうイライラしない!プロから学ぶ『怒りをコントロールする方法』とは」では、自分が考える「~べき」という枠を人がはみ出したときに怒りのきっかけになるとのことでしたが、相手への期待と現実の落差はイライラの大きな要因であるようです。

イライラとはこう付き合う!私の「怒り逃がし術」

null

最近感じたイライラの対象は、夫、子ども、自分自身の置かれた状況の3つに集約されていました。それでは、皆さんはどのようにイライラを発散しているのでしょうか。

夫へのイライラを発散するには…?

「ケンカしたあと一人でドライブをする。帰る頃には怒りも冷めている」(32歳・主婦)

「お風呂に1時間入る」(33歳・総務・人事・事務)

「夫のいない間にひとりでおいしいものを食べる」(44歳・主婦)

「通勤中の車の中で大熱唱!」(36歳・営業・販売)

「少女漫画を読んで現実逃避」(31歳・主婦)

子どもにイライラしちゃった後は?

「子どもが寝た後にアイスを食べる」(36歳・主婦)

「外の空気を吸いにいく」(41歳・ 主婦)

「炭酸飲料を飲む」(47歳・主婦)

「とりあえず甘いものを食べるか、ビールを飲む」(41歳・主婦)

忙しすぎてだんだんイライラしてきたら?

「お菓子を食べる。ツイッターで愚痴る」(37歳・その他)

「自分がとても優秀で心優しい美人なメイドさんになった妄想をしながら家事をこなす。(実際にはスッピンぼさぼさ頭で汗だくの妊娠6カ月)」(33歳・主婦)

「キッチンで料理を作りながらスマホでドラマを見る」(36歳・主婦)

おいしいものを食べたり飲んだりすることは、どうやら多くの女性の“イライラ逃がし”において重要な役割を果たしているようです。また、1人の時間をつくって頭を冷やしたり、1人になるのが無理ならマンガや映画や妄想の世界に逃げ込んでリフレッシュすることで、心をリセットしている人も多く見受けられました。

「イライラしたらコレ!」という習慣があると、自分の怒りと上手に付き合うことができそうですね。

今回は、子育て中の女性が感じるイライラについてお届けしました。

イライラしたり、怒ったりするのってエネルギーが必要で、なんだかとっても疲れますよね。「怒りのパワーでスマホが充電できればいいのに」と思うほど。たとえイライラしても自分や家族を責めすぎずに、自分を癒したり、ケアしたりする方法を探ってみてはいかがでしょうか。

pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE
大特集・連載
大特集・連載