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【男性編】50歳過ぎて「ちょっと残念」と思われる男性の特徴!2位清潔感がない…500人に調査

見た目的、内面的に素敵なミドルの男性のことを“イケオジ”と称しますが、逆に、いくら年齢を重ねても成長しなかったり、むしろ退化したりしているように感じられる男性もいるのではないでしょうか。

前回の記事では、“ちょっと残念だと思われる50代女性の特徴ランキング”をお届けしましたが、今回は男性編です。20代~70代の男女500人を対象に実施したアンケート調査結果をご紹介します。

第10位:メタボな人・・・14票

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「太ってお腹が出ている人。なんで節制ができないのかな、情けないなと思う」(76歳男性/その他)

「お腹が出ることに無頓着な人。歳を考えて気を遣わないと、どんどん体型がくずれる」(57歳女性/主婦)

女性編のランキングでも“残念な特徴”として8位に入った肥満体型。加齢とともに太りやすくなるのは仕方ありませんが、それでも運動不足や暴飲暴食といった生活習慣が原因でメタボ化が止まらない50代は、“自己管理ができないだらしない人”とネガティブな印象をもたれてしまいがちです。

第9位:若作りな人・・・15票

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「若く見える自慢。若く見えますね~というお世辞を真に受けて自分は若く見えると思いこみ、娘ぐらいの若い女性にアピールするなど見苦しいふるまいをする人」(39歳女性/公務員)

「若い世代の輪の中に無理無理入る男性。年相応の話題にした方がカッコいいのに残念」(49歳女性/総務・人事)

「年相応の衣服を着ていない人は、子どもっぽい性格をしている人が多い」(50歳男性/技術職)

“若々しい”と“若作り”は似て非なるもの。コメントにもあるように、50代には50代ならではのかっこよさがあるはずなのに、年齢不相応なファッションやふるまいは痛々しく感じられることも。

第8位:ネガティブな人・・・21票

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「二言目には疲れた、疲れた、年取ったなと愚痴を言う人」(58歳女性/主婦)

「新しいことを毛嫌いする男性。“できない”、“わからない”を主張し始めるのは終わっている」(53歳男性/その他)

「人生終わった顔した人」(42歳男性/会社経営・役員)

第9位の“若作り”とは真逆のベクトルで、妙に老け込んでしまっている50代も見かけます。今どき、70代・80代でもエネルギッシュで魅力的な人はたくさんいるので、50代で“人生終わった顔”になってしまうとちょっとせつないですよね。

第7位:自慢話ばかりする人・・・23票

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「仕事の自慢話ばかりする人。相手を見くびる様子が見て取れるからです」(74歳男性/その他)

「過去の栄光にすがっている人」(50歳女性/主婦)

「過去の栄光や偉業を自慢したがる人。自慢するほどでもないことも多く、哀れです」(47歳男性/その他)

自慢話のなかでも、特に過去の武勇伝にウンザリしている人からの声が続々。「俺ってすごいだろ!」と披露すればするほど、ますます周囲からリスペクトされなくなるのは皮肉なものですよね。

第6位:品性に欠ける人・・・31票

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「世間一般のマナーを守れない人。見ていてアホにしか見えない」(63歳男性/その他)

「優先席に悠然と座っているサラリーマン。常識を知りなさい」(67歳男性/その他)

「下ネタを同僚と声をあげて話すなど、公共道徳に欠ける人」(64歳男性/その他)

女性編でも4位にランクインした“マナーが悪い人、下品な人”。上記以外では、言葉遣いや喫煙マナーへのダメ出しの声が寄せられています。単に知識がないのが恥ずかしいというより、周囲に対する思いやりのなさが残念認定されてしまうのかもしれません。

第5位:怒りっぽい人・・・39票

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「すぐ怒鳴るおじさん。周りの雰囲気が悪くなる」(65歳男性/その他)

「いい年してすぐにぶちギレる、頭の回転が鈍い男性」(63歳男性/その他)

「怒りの沸点が低い人。自分の思い通りに事が運ばないと、大声で怒鳴り散らすような人」(54歳女性/主婦)

すぐ激高する人に多いのは、自分の内面ばかりにとらわれて、相手の都合や立場を顧みることができないケース。気に入らないことがあれば感情を爆発させる駄々っ子ぶりは、身近な人々を残念な気持ちにさせます。

第4位:自己中心的な人・・・45票

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「いまだ自己中気味の男性。大人になりそこないの感じがして軽んじられると思います」(72歳男性/技術職)

「他人のことを思いやらず、自分のことが一番な男性。この年になって人格を変えるのは難しいと思うので、この先、ずっと人に敬遠されながら生きるのかなと思う」(50歳女性/主婦)

「良識的な判断が出来なくて利己的な行動をして周りから反感を買う人。この年齢になれば会社においてもそれ相応の地位にもなり、地域でも近隣住民との融和が図れる人になっているはずなのに、独断で人の意見も無視した行動をとる人」(75歳男性/その他)

自分勝手が“若気の至り”として許されるのが何歳までかは議論がわかれるところですが、さすがに50歳オーバーではそんな言い訳は通用しません。本来、年齢を重ねるにつれ、己のエゴよりも全体の利益を優先した判断や行動が求められるものですが、むしろ自分ファーストな傍若無人ぶり(しかも本人はおそらくその自覚がない)が年々悪化している残念な人。皆さんの身近にもいないでしょうか。

第3位:横柄な人・・・54票

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「威張り散らす男性。たいして仕事もできないのに、さも自分は仕事ができると威張り散らし、周りの雰囲気をダメにする」(75歳男性/その他)

「自分より下の人を馬鹿にする人。下の人から尊敬される人にならないと人はついてこないと思う」(65歳女性/その他)

「知人には普通に接するのに店員さんやタクシー運転手には横柄な態度をとる人」(61歳男性/その他)

自分より立場の弱い相手に対し、露骨に横柄な態度をとる人を見ると、「うわっ、器が小さいな」と心底ガッカリしますよね。逆に、年下などに対しても、言葉遣いが丁寧でリスペクトする態度で接することのできる人物はとても素敵。50歳、60歳と年代が上がるにつれて謙虚さと優しさをそなえていきたいものです。

第2位:清潔感のない人・・・66票

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「疲れた顔して清潔感ゼロの人。一緒に仕事したくはない」(74歳女性/その他)

「髪が油っぽく清潔感に欠ける男性。生活に追われていて身なりが整っていない感じを受ける」(70歳女性/その他)

「自分の見栄えに興味のなくなった男性。鏡をあまり見ないのか、鼻毛が出ているのに気づかない」(47歳男性/総務・人事)

「身だしなみに気を使わない男性。きちっとしてれば50過ぎてもダンディーになれるのに」(62歳男性/その他)

上記以外に、加齢臭、口臭などニオイに関するダメ出しも数多く寄せられました。見た目の印象は、若い頃であれば生まれつきの顔つきや体格の要素が大きいですが、年齢を重ねるほど本人の努力勝負になってくるような気がします。日々鏡で自分の身だしなみをチェックするという習慣を怠らないようにしたいですね。

第1位:頑固な人・・・67票

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「頑固な男性。過去の成功体験に満足してしまって、新しい意見を取り入れようとしない態度」(52歳男性/公務員)

「プライドが高く、考え方が凝り固まってる人。若い人から学ぶことができず、職場でもだんだんと孤立してしまっている」(53歳男性/総務・人事)

「自分が正しいと思っている人。仕事先などで50代男性は特に自分の知識が正しいと思っている節がある。こちらの意見を伝えてもそれは違うの一点張りで意見を認めてくれず、話を聞き入れてもらえない」(30歳女性/営業・販売)

「自分の非を謝罪出来ない人。明らかに自分が間違っている事がわかりきっていて、一言“悪かった”と謝ればそれで済むし周囲からも潔い人だなと好感度が上がるものを、謝ったら死ぬんじゃないかというくらい往生際が悪い人。謝らない自分カッコイイと思ってるのだろうけれど最高に格好悪くてみっともない」(57歳女性/その他)

残念だと思われる50代男性の特徴の第1位は“頑固な人”! 己の信念を貫く……というと聞こえがいいですが、自分の思い込みに固執して、他者の意見などを全く受け付けない石頭ぶりに閉口している人が少なくないようです。

新しい価値観を取り入れなくなることこそ老いの始まりかもしれません。周囲から厄介者扱いされないためにも、いつまでも若々しくいるためにも、自分を常にアップデートしていこうとする柔軟性を失わないようにしたいものです。

その他、こんな50代男性は残念!?

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「女性を軽視している男性。男性の方がえらいと思って行動したり、言動に出ていたりする人」(52歳女性/主婦)

「デジタルについていけない人。デジタルでわからないものはすべて若い人に任せておけばいいと思っていて自分で努力しようという意欲が無い人」(46歳男性/営業・販売)

「同じ話やジョークを繰り返すようになる。段々時世とずれてきて瞬発力がなくなってくるのが寂しい」(60歳男性/その他)

「浮気話を嬉しそうに言う人」(55歳女性/主婦)

「ケチな男性。50過ぎて100円以下の請求する男性ってどうなの……と思ってしまうから」(41歳女性/主婦)

「いつもおどおどしている人。もうちょっとしっかりしてほしいなと思う」(52歳女性/金融関係)

 

人のふり見てわがふり直せ。いつか自分自身が周囲から“残念な50代”認定をされないように、男女を問わず、今回ご紹介した皆さんのコメントをぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?

中田綾美
中田綾美

成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。

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