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【姑に聞いた】義理の娘に「ひとつだけ直してほしいところ」。意外にも最も多かった本音とは

昔から難しい人間関係の代表格ともいえる嫁姑問題。姑から見て、義理の娘はわが息子の選んだ最愛の女性ですし、少々粗が見えても人生の先輩として温かく見守りたいところですが、それでも「ちょっとそこだけは!」と感じている点もあるようです。

前回の「【嫁に聞いた】義理の母に「ひとつだけ直してほしいところ」を挙げるなら…既婚女性374人に調査」に引き続き、『kufura』では既婚の息子がいる女性42人を対象に、“義理の娘に対してひとつだけ直してほしいところ”をテーマにアンケート調査を実施しました。お姑さんの本音を早速チェック!

もう少し連絡を密にしてほしい

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「年に1回くらい挨拶だけの電話でもほしい。孫の声くらい聴かせてほしいが、多忙だろうと言い出しかねる。こちらの贈り物の返礼くらいしか連絡がないのは、寂しい」(74歳/主婦)

「適切な距離は必要だが、たまには親しみを示して欲しい。(メールで良いので、近況を伝えるなど)」(77歳/主婦)

「時々は用事がなくても連絡してほしい」(71歳/主婦)

「仕事が休みの日に顔を出して欲しい」(59歳/総務・人事・事務)

義理のお母さんからの要望としてまず挙がったのは、“もう少し交流してほしい”との声。今は昔と比べて親戚付き合いが乏しくなったといわれますが、息子夫婦からほとんど連絡がなく、あったとしても何か用件があるときのみという関わり方に寂しさを感じているお姑さんは少なくないようです。

直接会ったり電話したりはできなくても、メールやLINEでのやりとりを今より密にしてもいいかもしれませんね。

息子に優しくしてほしい

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「息子を大事にしてほしい。家事の分担と言いながら、疲れて帰宅した息子に皿洗いをさせるのは、ちょっと息子が不憫に感じています」(58歳/コンピュータ関連以外の技術職)

「嫁があまりに潔癖症。そんな風に育てていない息子なので、かなり息子が気を遣っているのがちょっと心苦しい」(60歳/その他)

「息子に無視する態度を取らないでほしい」(73歳/主婦)

夫婦関係の実態は、当事者以外は知る由もありません。とはいえ、お姑さんはどうしてもわが子かわいさのあまり、家庭内における息子の立場を過剰に案じてしまうところがあるみたいですね。

家事をきちんとしてほしい

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「仕事に出ているので仕方がないが、家計管理や家事が出来ないのを何でも仕事のせいにしない方が良いと思う」(70歳/主婦)

「料理の勉強をして欲しい」(68歳/その他)

「節約を心がけて欲しい」(61歳/主婦)

「髪の毛をやたら触る。その手で触れた食品を息子に出されるのかと思うと嫌だ」(79歳/主婦)

昭和、平成、令和と時代の流れとともに、ライフスタイルや家族観は大きく変化しました。そのため、お姑さん目線で嫁の家事のやり方に納得できない点があるのは致し方ありません。姑、嫁それぞれの事情があって、どちらが正しい、まちがっているとは一概にいえず、なかなか難しい問題だといえそうです。

もう少し肩の力を抜いてほしい

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“家事をきちんとしてほしい”とは逆に、出来過ぎた嫁にやや困惑ぎみの姑さんの声も寄せられています。

「孫たちをきりきり“指導”するのをやめて欲しい。おおらかに、おおらかにと願います」(75歳/主婦)

「何事も一生懸命に取り組む誠実な性格だが、誠実すぎて手を抜くことができず心身の調子を壊してしまうことがある。もう少し気を抜いて多少はずる賢くなってほしいかもしれない」(69歳/その他)

「説教はやめてほしい。お正月料理を食べてもらおうと奮発したら、長男の嫁から“お母さんもう働いてないのだから無駄遣いしないで”と叱られた。おいしいもの食べてほしかっただけなのに」(76歳/主婦)

みなさんの中にも、完璧主義だったり生真面目だったりで、家事・育児を頑張りすぎている心当たりのある人はいないでしょうか? 義理のお母さんはそんな嫁を頼もしく思いつつ、口には出せないけど「もうちょっと肩の力を抜いてもいいのに……」と複雑な思いを抱えているのかもしれません。

直してほしいところは…特になし!

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実は、今回のアンケートで最も多かった意見はこれ。

「息子には勿体無い嫁だと思っている。それに、遠くにいるので滅多に会う事もなく、今の子に嫁の立場とかを望んでも仕方ない」(72歳/主婦)

「お互いよく理解し合っているみたいなのでそれだけで十分です。二人が幸せならそれが何よりです」(86歳/主婦)

「直してほしいことは無い。元気でいつまでも息子と仲良くしてほしい」(61歳/主婦)

「私時代の嫁と今の嫁では根本的に違いますから、何も言えません! 家族ではなく個々の生活ですから……」(85歳/主婦)

お姑さんの温かいコメントにちょっとほっこりしてしまいますね。

 

以上、“義理の娘に対してひとつだけ直してほしいところ”について、義理のお母さんたちの本音をご紹介しました。義実家との関係を円滑にしたい人はぜひご参考にしてみてくださいね。

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