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現役ママに聞いた「子どもの勉強のやる気」を引き出す10のコツ。言われなくても自分でできた!

「子どもに勉強しろなんて言ったことはありません」。“子育ての成功者”とされる人のインタビューでは、しばしばこんな言葉が登場します。そのような子育ては一つの理想とされていますが、実際の現場では、「宿題しなさい」「勉強したの?」と言わなければならないシーンがしょっちゅう訪れるのではないでしょうか。

たとえ子どもが小学校の勉強を大好きにならなくても、つらくならなずに楽しく勉強するためには、親はどんなサポートをしたらいいのでしょうか。今回は、小学生の子どもを育てている128人の女性に「楽しく子どもに勉強させることができたアイディア」についてうかがいました。複数の回答が集まった10のアイディアをご紹介します!

1:お気に入りの「文房具」を用意

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「かわいい文房具や暗記カードなどを買ってあげる」(44歳・女性・主婦/子・小学校低学年・中学年)

小物で仕事のモチベーションが上がることがあるのは、大人も同じ。学校用とは別に家庭学習用の文房具があってもいいのかもしれませんね。

2:「ホワイトボート」活用方式

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「ホワイトボードに、やることリストを書き出し、消していく方法。どれだけやったのか、ゴールが見えるので、やる気が出るようです」(35歳・女性・主婦/子・小学校低学年)

「ホワイトボードに、やることリストを書いたマグネットを貼り、出来たらできたよりストに移動」(41歳・女性・総務・人事・事務/子・小学校低学年・高学年)

まだ優先順位をつけるのが苦手な低学年の子どもにとっては、“やるべきこと”“終わったこと”の可視化をすることで、目標が定まるようです。

3:「タイムトライアル形式」で短時間集中を

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「制限時間付きでやらせる」(34歳・女性・主婦/子・小学校中学年)

「毎日プリント1枚計算問題だけをやる。時間をはかるので子供が楽しんでできた」(41歳・女性・その他/子・小学校中学年・高学年)

宿題以外の勉強であれば、制限時間をもうけることで、ちょっとしたゲームのような感覚で短時間でも集中できるのではないでしょうか。

4:「あえて何も言わない」で自主性を重んじる

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「うるさく言わない」(30歳・女性・主婦/子・小学校高学年)

高学年であれば、決まった時間に机に向かう習慣が身についている子も多いのではないでしょうか。

5:「ごほうび」を用意

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「お菓子やアイスクリームで釣る」(39歳・女性・主婦/子・小学校高学年)

最近の研究では、ごほうびによる“インセンティブ”(動機づけ)がある程度有効だとも言われていますよね。お菓子やアイスを一緒に食べてリフレッシュするのは学習量が増える高学年のリフレッシュになりそうです。

6:「終わった後の楽しみ」も用意

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「宿題終わったら一緒に○○しようと約束する」(43歳・女性・主婦/子・小学校中学年・高学年)

「頑張ったらゲームをしていい」(32歳・女性・主婦/子・小学校中学年・小学校高学年 )

“ごほうび方式”と似ていますが、中高学年の子どもをもつ女性からは、終わった後の楽しみをもうけておく方法が寄せられました。

7:「デジタルツール」を利用

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「タブレットで英語の単語を覚えるものが全国順位が出て上がると喜んでいる」(38歳・女性・主婦/子・小学校高学年)

デジタルツールを上手に使いこなして楽しく成績アップにつなげている子もいました。

8:「学習漫画」で理解度を深める

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「漫画やアニメなどを通じて面白いと思うような説明をする」(33歳・女性・総務・人事・事務/子・小学校中学年)

歴史や科学、算数などの学習漫画は、楽しく理解度を深められるようです。

9:自主学習は「好きな教科を掘り下げる」時間に

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「毎日自主学習はやりたいものをする」(39歳・主婦/子・小学校中学年・高学年)

自宅での“自主学習”が宿題として出される学校もありますよね。その場合、親は「苦手なところをやりなさい」と言ってしまいそうですが、あえて好きな勉強を掘り下げさせるという声もありました。

10:「100点の答案」を掲示

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「100点は冷蔵庫にはる」(41歳・その他/小学校高学年)

100点満点の答案を見えるところに貼っておくと喜ぶ子もいるようです。

 

以上、今回は子どもが楽しく勉強したアイディアについてお届けしました。

毎日のことだからこそ、できるだけ楽しく取り組んでほしいものですよね。子どもによって合う方法はきっと異なるはず。子どもの学年に応じて、ベストな方法を探ってみてはいかがでしょうか。

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