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4月から子どもが新学年に!「今までの教科書」はどうする?取っておく場合の保管方法は

もうすぐ新年度がスタートします。小学生以上のお子さんたちは、入学や進級に合わせて教科書も新しくなりますが、皆さんのご家庭では前年度に使っていた古い教科書をどうしていますか? 今回『kufura』では、お子さんのいる女性241人にアンケートを行い、「今まで使っていた教科書の取り扱い方法と取っておく場合の保管方法」について聞いてみました。

これまで使っていた教科書は捨てるor取っておく?

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まず最初に、今まで使っていた教科書を捨てるのか、それとも取っておくのか、その取り扱い方法と取っておく場合の期間などを見てみることにしましょう。

・期間を決めて取っておく

「前の学年のものは、次の学年の夏休みまで取っておきます。進級してすぐは復習に使いますが、1学期を終えるころには新しい学習にも慣れて必要なくなると思うので」(38歳/その他)

「復習時に役立つかもしれないので、一応1年間だけ取っておきます」(27歳/その他)

「1年間だけ取っておきます。前はもっと長い期間取っておきましたが、まったく使うことがなかったので、今は念のため1年だけ取っておいたあとに捨てています」(35歳/主婦)

「その学校を卒業するまでは取っておきます」(49歳/主婦)

「義務教育期間中はすべて取っておこうと思っています」(30歳/主婦)

「教科書にいろいろな書き込みがしてあるので、受験が終わるまでは取っておくつもりです」(56歳/その他)

教科書を取っておくという人の中には、期間を決めて取っておくという人がたくさんいました。とりあえず取っておけば、必要なときにすぐに復習や見直しができて便利。取っておく期間としては、1~2年がもっとも多いようでしたが、その学校を卒業するまで、受験が終わるまでなど、ある程度長い期間取っておくという人も少なくないようです。

・必要な教科だけを取っておく

「算数と道徳だけ、それぞれ1年間取っておきます」(41歳/その他)

「算数・数学の教科書だけは、いつでも復習できるように過去1年分だけ残しておきます」(49歳/その他)

「算数・数学、英語、資料集など、特定のものだけ取っておきます」(47歳/その他)

「漢字を調べるために国語は残しておきますが、ほかの教科はすぐに捨てています」(32歳/主婦)

「教科によって、取っておくものと捨てるものがあります。ただ、取っておいても1~2年後には捨てるようにしています」(43歳/主婦)

「子どもと相談して、取っておきたい教科だけを残しておきます」(57歳/主婦)

全部の教科書を取っておくのではなく、必要な教科だけ取っておくという人も。たしかに、全部取っておくのは邪魔だし、中にはまったく使わない教科書もあるので、必要な教科だけ取っておくのはいちばん効率的な感じがしますよね。もちろん、この場合もある程度期間を決めて取っておくという人が多いようです。

・すべて取っておく

「子どもが教科書を取っておきたいというので、まだ処分したことがありません」(44歳/その他)

「子どもが社会人になるまで、すべて捨てずに取っておく予定です」(48歳/その他)

「すべて取ってあります。いらないとは思いますが、なんとなく捨てづらくてそのままになっています」(48歳/コンピュータ関連技術職)

「子どもが大きくなって、自分で捨てるというまでは取っておきます」(48歳/営業・販売)

「子どもは大学生ですが、教科書は小1のものからすべて取ってあります」(55歳/主婦)

「思い出に残るのですべて取っておきます」(31歳/主婦)

「すべて捨てずに取っておき、復習や下の子に読ませるなどして活用したいと思っています」(36歳/主婦)

中には、特に期間などを決めずにすべての教科書を取っておくという人もいるようです。ただ、この場合は復習や受験のためなどという理由も多少はあるものの、子どもが取っておきたがる、なんとなく捨てづらい、思い出として取っておきたいといった理由が多いようです。

・すぐに捨てる

「取っておいても使うことがないので、すぐに捨てるようにしています」(43歳/その他)

「今まで取っておいても一度も見返すことがなかったので、今は全部すぐに捨てています」(49歳/主婦)

「保管しておくスペースがないので、すぐに捨てています」(33歳/その他)

「本人が勝手に捨ててしまいます」(48歳/総務・人事・事務)

「子ども本人が学年が終わるとほとんど処分してしまうので、そんなにすぐに捨てて大丈夫なのかと心配になります」(41歳/公務員)

全体的には「取っておく派」が多いものの、前年度の教科書はすぐに捨てるという人もいました。その理由としては、以前は取っておいたものの一度も使う機会がなかったため、今はすべて捨てることにしているというものが特に多い様子。また、親がどうするか決める前に、子どもが勝手に捨ててしまうというケースもあるようです。

・その他

「中学生の間はすべての教科書を取っておきますが、高校生になったら自分で見極めて捨てさせようと思っています」(40歳/総務・人事・事務)

「子どもが興味を持たなくなるまで取っておきます」(41歳/主婦)

「本人が取っておきたいというものだけ残して、それ以外は処分します」(53歳/総務・人事・事務)

「私自身は捨てたいと思っていますが、娘が取っておきたいというので捨てずに取ってあります」(44歳/主婦)

「学校から保管するように言われているもの以外はすべて捨てています」(38歳/営業・販売)

「基本的には取っておきます。いつでも復習できるようにするためですが、あわよくば先取りで下の子にも使おうかなと思ったりしています」(32歳/主婦)

ほかにもいろいろなコメントがありましたが、親ではなく子ども本人の希望に基づいて、今まで使っていた教科書の取り扱いを決めるご家庭も多いようです。

取っておく場合の保管方法は「出しやすさ」をポイントに

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では、今までの教科書を取っておく場合は、どのようにしてそれらを保管しているのでしょうか? その保管方法についても聞いてみました。

「必要なときにすぐ使えるように、本棚に置いてあります。ブックスタンドで仕切りをして、前の学年の分ときちんと分かれるようにしています」(47歳/主婦)

「教科書専用の棚を買って、そこに学年別に収納しています」(42歳/主婦)

「段ボール箱に入れてクローゼットに保管していますが、中身がすぐにわかるように見出しをつけています」(34歳/主婦)

「中が見えるプラスチックケースの中に学年別に入れておき、使いたいときにすぐに取り出せるようにしています」(39歳/主婦)

「学年ごとにまとめて紙袋に入れ、押し入れに入れています」(49歳/主婦)

「子どもの机の引き出しの中に入れて保管しています」(39竿/主婦)

「すぐに使えるように、子どもの机の隣に積んであります」(46歳/総務・人事・事務)

本棚などに並べておくのがいちばん使いやすそうですが、基本的には教科書を段ボール箱などに入れてから、押し入れやクローゼット内に保管している人が多いようです。ただ、その場合もすぐに必要なものだけを取り出せるように、学年ごとにまとめる、ラベリングをしておく、中が見えやすいプラスチックケースに入れておくなどの工夫をしているようです。

いかがでしたか? まだ前年度の教科書が子どもの机の上にそのまま並んでいるという人は、ぜひご紹介した皆さんの意見を参考に、取り扱い方法を検討してみてくださいね。

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