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「芥川龍之介の代表作は何?」大人は分かる?【小学生なら知っておきたい教養クイズ#4】

A. 正解は・・・3:鼻

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【解説】

芥川龍之介(1892〜1927年 東京生まれ)は、1916年に古典をもとにした短編小説『鼻』を発表。鼻が長過ぎて悩む僧侶の話を描き、これが夏目漱石に絶賛されて、作家として世に登場しました。

他にも、代表作である『羅生門』は、説話集『今昔物語』の話がもとになっている短編小説で、人間の業や欲をえぐるように描き、黒澤明監督によって映画化もされました。

現在の『芥川龍之介賞』(通称:芥川賞)は、芥川龍之介の業績を記念して、純文学の新人作家を対象に贈られる文学賞です。近年では、村上龍や又吉直樹などが受賞しています。

亡くなる時に残した言葉は「ぼんやりとした不安」。いち早く、時代の変化を感じていた人かもしれません。

下の動画でもこのクイズにチャレンジできますよ。お子さんと一緒にチャレンジしてみてくださいね。

正解できましたか?

他にも、大人も知っておきたい教養が1冊にギュッと詰まっています。ぜひ、子どもと一緒に楽しみながら、思考力、理解力、語彙力を育てる知性の筋トレを始めてみましょう。

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【著者プロフィール】

齋藤 孝

1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒業後、同大学大学院教育学研究科博士過程を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。主な著書に『声に出して読みたい日本語』(草思社)、『語彙力こそが教養である』(角川新書)、『「言葉にできる人」の話し方』(小学館新書)ほか多数。

 

構成/岸 綾香

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